共通テストで現代文6割、8割突破するための勉強法

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1共通テストで現代文6割突破するための勉強法

現代文の場合、点数のばらつきが大きく、なんとなくでも点数が取れてしまうこともある教科なので、壁は点数で分けられるものではありません。 現代文でまず最初にできなければいけないのは「確実に違うといえる選択肢を切って2~3択までしぼる」ということです。 まずは間違えさせ方を覚える必要があります。

現代文では同じ問題が出ることはありませんが、選択肢の惑わせ方はどんな文章でも共通しています。 それをあらかじめ学んでおくことで選択肢の見方は大きく変わってきます。

間違えさせ方の例として

    逆のことが書いてある
    書いていないことが書いてある
    必要なことが足りない
    内容はあっているが質問の答えになっていない

などが代表例として挙げられます。

2共通テストで現代文・評論8割突破するための勉強法

評論文

評論は6割の壁で書いたようにまず絶対違う選択肢を切れるようになることが重要です。 これができるようになると、一時的に現代文の成績が急激に上がり、その後スランプになりますが、読解力が下がったわけではありません。 むしろ読解力は上がっているのですが、選択肢に引っかかる可能性が上がったために点数がさがってしまうことがよくあります。 選択肢が切れるようになってくると、間違いのもとになる部分が発見できるようになってくるのですが、 明らかに切れる選択肢は判断できるようになる一方で、微妙な選択肢は以前よりも疑い深くなってしまい、間違えやすくなってしまうのです。

選択肢の中では 「本文の言葉をうまく使ってまとめてある選択肢」 と 「本文の言葉を言い換えているようだが、特に切る理由が無い選択肢」 の2つが残ることが多いです。

国語の成績が落ちる人は大体ここで前者を選んでしまうのですが、正解は後者のことが多いです。 2択で間違える人は、見比べているうちに選択肢の文が本文に近いほうを選んでしまうのです。 本文と場所が近いことと、選択肢の文の中に間違いがあるかどうかは関係もありません。 しかし、こちらのほうが安心できるため選んでしまうのです。

一度この迷路にはまるとなかなか抜け出ることができません。 読み方を変える必要があります。 普段の学習の中で「確実に切れる選択肢を切ったら答えを見てしまう」ようにします。 そして、なぜ残った選択肢のうちのそれが正解なのかを説明できるようにします。 さらに間違いの選択肢がなぜ間違いなのかも説明できるようにします。 これができるようになってくると正解の選択肢がどういう答えになりやすいのかがわかりやすくなります。 点数が安定してきたらまた前のように問題を解いていくようにしてください。

また、傍線部分の周辺をよく読んでいないため質問の答えと反することを考えてしまうことも注意が必要です。 これを避けるためには傍線を引き伸ばし、一文丸ごとに線を引き、質問内容をよりはっきりさせることでかなり防ぐことができます。 傍線の長さで設問の難易度は大きく変わります。選択肢だけに気を取られず、何の質問をされているのかをしっかり読み取りましょう。

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