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古文の勉強方法とは?大学受験に向けたレベル別の参考書もご紹介

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古文を苦手と感じて、後回しで勉強していませんか?

今回は古文について、志望大学レベル別の勉強法を解説します。

古典や古文が苦手な人でも実践できる勉強のポイントも紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください!

古文が苦手でも大丈夫!

実は、古文を得意とする人のほうが少ないです!

学校で習う古文が難しく感じるのは普通のことなので、あまり気にしないようにしましょう。

とはいえ、どんなに苦手でも学校の授業や試験では古文から逃げることはできません。

そこで、古文の参考書を活用して確実に成績を上げる勉強法をしてみましょう!

古文は時代背景を知ることも大切

古文の苦手意識は、「読めない」から生まれますよね…

安心してほしいのは、最初から古文が読める人はほとんど存在しません。

古文が読めるようになるには基礎的な単語や文法の暗記が大切ですが、当時の時代背景を調べてみるのもおすすめです。

古文とされている、西暦700年頃に書かれた古事記の平安時代から1600年頃の江戸時代までの常識は、今とは全く違います。

この当時の常識や習慣を知ることこそが、想像をしながら読めるようになる秘訣です。暗記に疲れたときには、古文の時代背景を調べてみましょう!

古文の大学レベル別の勉強法

古文は大学のレベルによって、古文の求められる力が異なります。

どの大学でも必要な基礎の単語や文法だけではなく、古文の時代背景を身につけておくことで楽しく勉強ができます。

ここからは大学レベル別の古文の勉強法を解説します。

共通テスト・日大レベル

古文が苦手な人にとって、共通テストの古文は鬼門ですよね。

共通テストの古文は200点満点中45点と約1/4を占めるため、しっかり対策をして乗り越えましょう!

共通テスト・日大レベルの古文の勉強法は、基礎である単語・文法を固めて古文の概要の掴む方法を学ぶことが大切です。

共通テスト・日大レベルのおすすめの参考書・問題集は以下の通りです。

この参考書・問題集などをクリアすれば、共通テスト・日大レベルの古文対策は完璧になります!最初は大変かもしれませんが、少しずつ進めていきましょう。

MARCHレベル

共通テスト・日大レベルの古文が身についたら、MARCHレベルの参考書・問題集に挑戦しましょう。

MARCHレベルのおすすめの参考書・問題集は以下の通りです。

単語は一冊でも大丈夫ですが、より理解を深めるためには「古文単語ゴロゴ」がおすすめです。

「首都圏「難関」私大古文演習」はMARCHレベルだけではなく、早稲田大レベルまでカバーできる問題集です。これらに加えて、志望校の過去問は必ず解くようにしましょう!

早稲田大レベル

早稲田大レベルの古文は設問自体のレベルが高く、原文や漢文が混ざっていて読みづらいという特徴があります。

そのため、下記の問題集で読むのに慣れるように対策をしましょう!

MARCHレベルの問題が解けたのに、早稲田大レベルになると急に解けない時があります。

読みづらい古文に慣れることや、単語・文法の暗記が不十分な可能性もあるため、入念に基礎を安定させましょう!

東大レベル

東大レベルの国公立大学では、記述問題の採点基準をしっかり理解しそれに沿った解答を書けるようになることが重要です。

記述問題は本文の省略された部分を補いながら、正確に現代語訳を書く力が求められます。

これが東大レベルの古文の一番大変な部分であり、ここをどれだけ真面目に取り組めるかが合格への鍵になります。

下記は東大レベルのおすすめの問題集です。

古文は「訳す力」だけではなく「正確に解答を記述できる力」が必要

古文は大学ごとに出題傾向や採点基準が大きく違う科目です。そのため、自分の志望校の過去問をしっかり分析しそれに合わせた対策をすることが大切になります。

ただし、どの大学を受けるにしても「訳す力」そのものはあまり求められていないという点は共通しています。単に訳すだけでなく、本文の意図や背景を踏まえて正確に解答を記述できる力を養うことが最優先です。

地道な学習が必要な科目ですが、しっかり対策をして確実に得点できるようになりましょう!

古文の勉強法のポイントについて

古文はコツをつかめば劇的に成績が上がる科目です。

そのため、古文が苦手な人でもポイントを押さえながら勉強を続ければ自ずと成績が上がっていきます。

ここからは古文の勉強法のポイントを解説していきます。

1.敬語は完璧に使いこなそう

古文の本文を読む時に意識してほしいのが「敬語」です。

古文は主語の省略が多く混乱しやすいため、「誰が」行動をしているのかを見極められるようになる必要があります。

その時に役に立つのが敬語です。敬語の種類と使われ方を理解することで、人物関係を正確に特定できます。

古文の敬語は「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3種類に大別されます。

  • 尊敬語を見つけたら、その動作をするのは「身分の高い人」
  • 謙譲語を見つけたら、その動作を受けるのは「身分の高い人」
  • 丁寧語を見つけたら、「誰に向かって話しているのか」を判断

この3つを意識することで「誰が何をした」ということがクリアになり、古文の読解もスムーズにできるようになります!

敬語を制する者は古文を制する!です。まずは敬語を意識してみましょう。

2.読解=全訳ではない!

古文を読解することは、必ずしも全訳することではありません。

国立の論述問題などであればもちろん訳せる必要はあるのですが、最低限の読解で読めるようにすることが重要です。

本番と同様の制限時間を設定して問題を解いても、内容がわかるように読めるようになりましょう!

3.問題を解くために読む

古文を勉強するときは、『問題を解くために読む』という意識をしっかり持ちましょう。

古文の問題を解くには、出題パターンを知ることや選択肢を消去法で消す・記述の定型を身につけておくなど実践的な力も大切です。

この実践的な力は古文を読むだけではなく、問題を解き続けることで身についていきます。

4.古文は本文以外の部分に重要なヒントがある!

古文をできるだけ少ない労力で正確に問題が解けるようになるには、本文以外の注釈や選択肢に注目をしましょう!

特に共通テストや私立大学の古文では注釈や選択肢から読み取れる情報が非常に多いため、自力で訳さなくても内容がかなりわかるようになっています。

もちろん注釈や選択肢には「使える情報」と「使ってはいけない情報」があるため、しっかり見極める必要があります。

本文以外の情報をうまく活用することで、本文の半分程度しか訳せなくても、内容を理解して解答することは十分に可能です。

古文の大学レベル別の勉強法

今回は古文の大学レベル別の勉強を解説しました。

古文は大学のレベルが上がれば上がるほど、その内容も高度になり、より深い理解や読解力が求められるようになります。

より深い理解や読解力を身につけたいときには基礎の暗記だけではなく、時代背景を調べてみることも大切です。

志望校合格に向けて古文を勉強している方は、ぜひ今回紹介した参考書や問題集を活用してみてください!

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