今回は早慶レベルの英語の長文の参考書を皆さんに紹介していきます。やはり、早慶レベルとなると、英語の長文のレベルというのもかなり高くなっています。そのレベルへの対策をどうすれば良いのか、悩んでいる皆さんも多いのではないでしょうか。
しかし、安心してください。「このような状況の人にはこの参考書」というように、それぞれの状況に合わせたおすすめの参考書というのがあります。この記事を通して、自分に適した参考書を見つけてください。それでは、さっそく紹介していきます。
要約問題の対策にはこの1冊!
「TopGrade 難関大突破英語長文問題精選」は早慶レベルの参考書の中でも特に難易度の高い参考書になっています。
問題の傾向としては、必ず要約問題が課されるようになっています。そのため、東大などの要約問題が出題される大学を受験する方におすすめの教材です。解説は1文1文を細かく解説しているわけではなく、問題の解き方について、どのようなアプローチで解けば良いのかということに重点が置かれています。解説のわかりやすさでいうと、基礎基本よりは演習向けの教材のグループに属するイメージです。
わかりやすい解説ならこの2冊!
「入門大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス3 発展レベル」、「大学入試英語長文ハイパートレーニングレベル3 難関編」の2冊は早慶レベルという難しい英語の長文の参考書の中でも、特に解説がわかりやすい参考書になっています。
基本的に長文の参考書というのは、文章レベルが上がるほど、解説も難しくなる傾向があります。そのため、「難しい長文でわかりやすい解説」になっている参考書はなかなか見つかりません。しかし、この2冊はそれを実現しているのです。この2冊の共通点は英語の長文全てにSVOC構文が振ってあることです。そして、各文節、単語のつながりというのが一目でわかる解説となっています。
この2冊は早慶レベルの英語長文に挑むときの、最初の1冊としておすすめです。なぜかというと、いきなり解説の難しい早慶レベルの参考書から始めてしまうと、今まで触れてきた問題のレベルと差があって苦労することになるからです。
解説のわかりやすい参考書でレベルに慣れて、そこから演習を重ねるという流れがスムーズなので、これから早慶レベルに挑戦しようという方には「入門大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス3 発展レベル」と「大学入試英語長文ハイパートレーニングレベル3 難関編」は非常におすすめです。
演習を重ねたい方にはこの3冊!
「イチから鍛える英語長文700」、「やっておきたい英語長文1000」、「やっておきたい英語長文700」の3冊は共通して、完全に演習向けの教材となっています。
先ほど紹介した「入門大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス3 発展レベル」や「大学入試英語長文ハイパートレーニングレベル3 難関編」のようにSVOCや構文が振られているわけではありません。ただ、全訳と1つ1つの問題に対するアプローチの仕方というのは詳しく載っています。ある程度早慶レベルの長文が読めるようになって、その後、演習量を積んでいきたいという方にはおすすめです。
特に「やっておきたい英語長文1000」に関しては、これまで紹介してきた英語の長文シリーズの中でも文章量が多く、1000ワードの長文も収録されています。この参考書は慶応SFCなどかなり長文の問題が出題される大学を受験する方におすすめの教材です。
まとめ
今回は早慶レベルの英語の長文の参考書を順番に紹介してきました。この中に、きっと皆さんに合う1冊があると思いますので、「自分にはこれが合ってそうだな」という参考書を書店で選んで、挑戦してみてください。それぞれの参考書を紹介している記事も別でありますので、そちらの方もぜひ、ご覧ください。それでは、今回は以上で終わります。