共通テストの倫理科目の勉強方法まとめ!高得点を取るための考え方

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大学入学共通テストの倫理は、社会科目の中でも受験者が少なく、短期間で対策しやすい科目です。

暗記量が比較的少ないため、日本史や世界史に比べて効率的に学習を進めることができます。

しかし、時代の流れや思想の関連性を理解しないと、高得点を取るのは難しくなります。

そこで本記事では、共通テスト倫理の効果的な勉強方法やおすすめの参考書について詳しく解説していきます。

共通テストの倫理科目について

共通テストの倫理は、日本史や世界史と比べて暗記量が少ないのが倫理の1番の魅力です。

論理は短時間で対策できる科目のため、受験科目が多い国公立志望の受験生に特におすすめしたい科目です。

倫理の内容は世界史と類似する箇所が多いため、世界史を選択している受験生にとっては取り組みやすいと科目と言えるでしょう。

そんな共通テストの倫理科目の勉強方法やNGな学習についても解説していきます。

共通テストの倫理の勉強の流れ

共通テストの倫理は暗記量が少ないと言われていますが、時代の流れや思想の背景をしっかり理解することが求められます。

効果的な勉強方法を知り、正しい学習の流れで進めることで、短期間でも得点を伸ばすことが可能です。

倫理の勉強方法①:教科書を読み込みこんで全体像を掴む

倫理で高得点を取るためには、歴史の流れや思想の全体像を把握することが重要です。

まずは教科書を丁寧に読み込み、基本的な語句や概念を理解しましょう。

ただ単に語句を暗記するのではなく、「どの時代にどのような思想や宗教が生まれたのか」を意識しながら学習することが大切です。

倫理の勉強方法②:比較しながら学習する

倫理では、人物の思想や宗教の特徴を比較しながら学ぶことで、知識が整理され、記憶が定着しやすくなります。

例えば、異なる時代の哲学者の考え方を比較したり、地域ごとの宗教の違いを整理することで、より理解が深まるでしょう。

また、ノートや表にまとめて視覚的に整理すると、より効果的で効率良く学習を進めることができます。

倫理の勉強方法③:過去問を解いて問題形式に慣れる

倫理の知識がある程度定着したら、過去問を解きながら問題形式に慣れましょう。

共通テストは選択肢問題が中心となるため、過去問を通じて出題パターンを把握することが重要です。

また、間違えた問題は必ず復習し、なぜ間違えたのかを分析することで、知識の穴を埋めることができます。

正解した問題でも、他の選択肢の内容を確認することで、より深い理解につながります。

倫理の学習のポイント

倫理を効果的に学習するためには、単なる暗記ではなく、知識を体系的に整理し、深く理解することが重要です。

ここでは、学習の際に意識すべき2つのポイントを紹介します。

人物や出来事の流れを意識して学習する

前述しましたが倫理を学習する際は、単なる暗記ではなく、時代の流れや思想が生まれた背景を理解することが大切です。

「この思想が生まれた時代にはどんな社会的背景があったのか?」といった視点を持つことで、より理解が深まります。

思想や宗教が誕生した背景を押さえることで、問題を解く際にも応用が利くようになるでしょう。

誰かに説明する

倫理の学習を定着させるためには、自分が学んだ内容を誰かに説明することが有効です。

他人に教えることで、自分自身の理解が整理され、不明点が明確になります。

もし相手がいない場合でも、頭の中で説明する文章を作ることで、知識をアウトプットすることが可能です。

NGな勉強方法は?

倫理を学習していく中でNGな勉強方法があります。

自分がNGな勉強方法で対策していないか、確認してみてください。

NGな勉強方法①:単語の暗記ばかりに時間を割いてしまう

先程も説明した通り、共通テストの倫理は時代の流れや背景を掴むことが重要です。
そのため、「単語の暗記ばかりに時間を割いてしまう」のはダメな勉強方法です。

時代の流れを踏まえた問題が出題された場合、単語だけ覚えていても、時代と単語が一致せず解けない可能性があります。

単語を覚える時には必ず、時代背景やどの流れでどんな思想が起こったのか今一度確認するようにしましょう。

NGな勉強方法②:過去問ばかり問いて復習を行わない

NGな勉強方法の2つ目は、「過去問ばかり問いていて復習を行わない」ことです。

目の前の過去問で取れた点数に一喜一憂してしまい、過去問の復習を怠ってしまう受験生が多いです。

本番でも実力を発揮するために、どんな点数だったとしてもしっかりと復習する癖を付けるようにしましょう。

また、逆に過去問ばかり問いてインプットを怠ってしまう受験生も多いので、インプットとアウトプットのバランスに注意しながら対策することをおすすめします。

共通テストの倫理対策におすすめの参考書

共通テストの倫理対策では参考書は必須となります。

以下では、共通テストの倫理を対策するのにおすすめの参考書を紹介していきます。

おすすめの参考書:蔭山の共通テスト倫理|倫理が面白く学べる参考書

蔭山の共通テスト倫理|倫理が面白く学べる参考書

おすすめの参考書の1つ目は、「蔭山の共通テスト倫理|倫理が面白く学べる参考書」です。

「蔭山の共通テスト倫理|倫理が面白く学べる参考書」は初心者でも興味を持って楽しく学習できるようにまとめられており、倫理が苦手な方でも途中で挫折することなく学習を進めることができます。

また、イラストが多用されており目で見ても分かりやすく、時代背景や時代の流れも把握しやすくなっているのも大きな魅力です。

おすすめの参考書:マーク式基礎問題集 倫理

マーク式基礎問題集 倫理

次に紹介するのが「マーク式基礎問題集 倫理」です。

「マーク式基礎問題集 倫理」は倫理の過去問演習に取り組む前の知識整理に役立つ参考書で、倫理の基礎を抑えたい人にもおすすめの1冊です。

倫理は過去問を問いて問題形式に慣れることが重要な科目となっていますが、本書を活用すると問題形式に慣れることができるため、効率良くアウトプットすることができます。

共通テストの倫理科目で高得点を取れる勉強方法は?|まとめ

本記事では共通テストの倫理科目についての勉強方法についてご紹介してきました。

倫理は日本史や世界史とは異なり、暗記量が少ない科目と言われていますが、その分時代の流れや地域の思想・宗教について多角的に理解することが求められます。

倫理を学習する時は、教科書をしっかりと読み込んで時代の流れや全体像を理解しながら、人物や語句を学習していくようにしましょう。

また、当サイトでは倫理の参考書以外にも、大学受験科目の参考書や勉強方法について詳しくまとめているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

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