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早稲田大学学部別対策|国語

早稲田大学の入試は、同じ科目でも学部ごとに出題傾向が異なります。ここでは、学部別の入試傾向と対策を解説しています。早稲田大学の各学部の合格レベルに達するために完璧にしたい参考書・対策をご紹介します。

早稲田大学|文系学部共通 国語対策

政治経済学部へ行きたい方

政治経済学部国語の基本情報

試験時間筆記90分、配点70/230

大問の構成(2014年度参考)
筆記

1.古漢融合文2.現代文(随筆文)3.現代文(評論文)

傾向

読解の難易度が高いのはもちろんだが、知識系の問題も多く、対策をしておかないと細かい失点を犯しやすい問題構成となっている。読解力の向上に関しては、他学部の問題も解いて早稲田の読解に慣れることを徹底しておきたい。総合力を要求されるので、一つ一つのことに手を抜かず、基礎からしっかり積み上げていこう。
現代文は、漢字や語句、文学史などでそれぞれ出題があり、一つ一つは小さくともすべて落とすと非常に大きい。それほど難易度が高いわけではないが、何もせずに取れるわけではないので、対策に時間はしっかり割いておこう。読解に関しては、選択も記述もあり、どちらもできるだけ正解しておきたい問題である。設問そのものの難易度は、ここまでの参考書を確実にこなし、過去問で練習を積んだ上で読めば素直に解ける問題が多く、時間配分とケアレスミスに注意しておきたい。
古文漢文は融合問題で、両方の文章は関連ある内容となっている。文章の難易度に関しては難しいものもあるが、古文漢文のどちらもが読めないほどの難易度ということはない。どちらの情報ももう片方にも利用し、2つあわせての理解を深めていきたい。
文法、単語、和歌、文学史など読解だけでなく、やらなければいけないものが多い。知識問題に関しては、知らないと解けない問題も多く、時間をかけて対策しても捨て問になってしまう問題はありうる。どうしても解けない問題もあるので、あまりこだわりすぎず、自分が解ける問題を確実に取れるようにしておこう。古文と漢文の融合であるため、和歌や漢詩の知識が必要であることも少なくない。この時点で苦手意識がある場合には対策を早めにとっておこう。

法学部へ行きたい方

法学部国語の基本情報

試験時間90分、配点80/200

大問の構成(2014年度参考)

1.古漢融合文2.現代文(評論文)3.現代文(評論文)

傾向

文章、設問、知識どれも難易度が非常に高い。できるだけ他学部の問題をこなしたうえで仕上げに対策をしておくとよい。文章自体が分からない場合には、現代文であれば「現代文キーワード読解」、古文であれば「読み解き古文単語」などで知っている文章を増やすことを心がけよう。どれだけ難しいかを知るということも非常に大事になるので、たとえ解けなくても過去問には早めに取り組み、何が必要かどうすれば解けるかを考え続け、挑み続けよう。
現代文は文章自体の難易度が高く、問題をこなした量が少ないと、読んでも意味が分からない可能性が高い。完全にテーマに対しての知識が不足しているという場合には、「現代文キーワード読解」や小論文の社会科学系の参考書などをよんでおくことも有効である。設問は非常に細かい選択肢問題があり、長い記述もある。文章の難易度が高いことは先にも述べたが、内容が分かるだけで解けるというわけでもないので、過去問を通して設問に対してどこまで考えれば解けるかを理解しておこう。
古文漢文の融合問題は知識の完成度の高さが大前提となる。文法、単語、和歌、文学史など読解だけでなく、やらなければいけないものが多い。古文と漢文の融合であるため、和歌や漢詩の知識が必要であることも少なくない。文章自体の難易度が高い分、知識で取れるところは重要なので、取れるようにしておこう。読解の設問に関しては、難易度が高いものの設問の傾向は一貫しているので、過去問のやりこみが重要となる。

教育学部へ行きたい方

教育学部国語の基本情報

試験時間90分、配点50/150

大問の構成(2014年度参考)

1.現代文(評論文)2.現代文(随筆)3.甲.古文乙.漢文

傾向

早稲田の国語の傾向が詰まった問題となっている。過去問は学部を問わずこなしておくことが望ましい。読解の選択肢が長いうえに紛らわしいものが多く、深みにはまると全てあっている、間違っているというような思考に陥る可能性がある。本文の内容から離れず、選択肢だけに意識を向けないように注意して読もう。
現代文は評論文と随筆が出題されており、それぞれの練習が必要である。設問同士の関連がある内容が多く、傍線中心の読解だけにならず、本文の主題を抑えつつ問題にあたる全体の流れを意識しておこう。他学部と比べると読解問題の設問の割合が高く、どこまで読めば答えを出せるかを知るうえで過去問の演習が有効である。選択肢が長く、似通っているものが多いため、答えを選ぶ基準を過去問を通して知っておかないと判断できないものが多い。判断に迷うと時間が足りなくなる可能性も高いので、時間内に解き終わることも心がけておこう。
古文と漢文は単語や文法などの知識の習得と正確な和訳が重要である。文法・句法さえしっかりできていれば読解を助けてくれることも多く、基礎力の完成度が点数に直結する。なんとなく読めるというだけでなく、正確に読めるように心がけよう。

商学部へ行きたい方

商学部の基本情報

試験時間60分、配点60/200

大問の構成(2014年度参考)

1.現代文(評論文)2.現漢融合問題

傾向

入試の時間が短いこともあり、文章自体はそれほど長くない問題が並ぶ。設問も時間がかかるものはそれほどないが、紛らわしいものが多いので、悩んで時間を使いすぐることがないように心がけたい。長さの割に文章に対しての設問の内容理解の要求が細かく、読み直しながら理解を深めていく必要がある。
現代文は、設問の構成は一般的な私立の国語の問題といえる。ただし問題の難易度は高く、正確に読めていなければ解けない問題が並ぶ。知識問題であっても知識として知っていれば解けるというものではなく、内容の理解を前提とするものが多いため、本文の主題を理解することを徹底しておこう。
現漢の融合問題は現代文の文章も読みづらいため、読み慣れていないと問題を解く以前で挫折する可能性がある。漢文自体は基礎ができていれば十分に対応できるので、基礎を仕上げたらこの傾向に慣れることを重視ておきたい。現漢融合とはいっても問題によっては古文の知識も必要なので、現古漢の融合問題と考えて対策しておこう。

社会科学学部へ行きたい方

社会科学部国語の基本情報

試験時間90分、配点75/200

大問の構成(2014年度参考)

1.現代文(随筆)2.現古漢融合問題

傾向

一見読めそうで以外と解けない問題が多く、始めて解く段階では印象と実際の点数が大きく開く学部といえる。制限時間の割に文章が長く、時間内に解き終わる練習が必要である。
現代文は主題についての理解を問う問題が多く、設問ごとに視点がずれてしまうと読み間違える可能性が高い。また、社会学部でありながら、人文系の出題も多く、文化構想や文学部の問題も読んでおき、慣れておきたい。
現古漢融合問題に関しては、古文と漢文の知識の完成が重要である。古文漢文単独で出題される文章比べると古文漢文は基礎と知識で対応がしやすい。文章自体が読みづらいものであり、知識問題もあるので、形式に合わせて対策が必要となる。融合問題自体に慣れるために、他学部の問題を解いておくことを心がけよう。

国際教養学部へ行きたい方

国際教養学部国語の基本情報

試験時間60分、配点50/200

大問の構成(2014年度参考)

1.現代文(随筆)2.現代文(小説)3.古文

傾向

英語に大きな比重がかかっている学部であるが、その分国語の難易度はそこまで高くない。ただし、文章の難易度がそれほど高くないというだけであって、設問の構成は知識が必要なものなどもあり、対策は必要。
現代文は、14年度は随筆と小説が出ているが、小説はあまり出ず、評論が出題されていることが多い。語句の意味や漢字など語彙力がないと答えられない問題が多く、読解以外の問題で落としてしまう場合には、こちらの対策を優先したほうがよい。意味もしっかり書いてある漢字問題集やキーワード集、辞書などを用いて補強していこう。読解は紛らわしいものも多いが、早稲田の過去問で他学部を含めて練習しておけば十分対応できる。話の流れを理解していないと解けない問題も多いので、全体の内容を理解することを心がけよう。
古文は、知識は確実に固めておきたい。助動詞、助詞、敬語などの基本的な文法はもちろん、識別や主語の特定など典型的な構成の問題が多いので、問題集や過去問で解きなれておこう。基本的な部分を確実にこなせれば十分に点数は取れるが、国際教養学部志望の受験生は古文をおろそかにしていることも多いので、基礎の段階で手を抜かずしっかり時間を割いてやっておこう。

文化構想学部へ行きたい方

文化構想学部国語の基本情報

試験時間90分、配点75/200

大問の構成(2014年度参考)

1.現代文(評論文)2.現代文(評論文)3.現古漢融合

傾向

全体的に文章の難易度が高いうえ、量も多い。読解問題が多いが、古文と漢文に関しては基礎知識も重要。まず過去問をこなすことで、この量を時間内に終えることを徹底させたほうがよい。文学部と傾向が似通っているため、文化構想の過去問をこなしたうえで文学部を仕上げに解いておくとよい。
現代文は、近大文語文が出題され、読みづらいという点が大きい。早稲田の過去問で対策はできるので、他学部の問題にも触れておきたい。文章内容そのものの難易度はそこまで高くないが、抜き出し問題の難易度が高く、文章の流れも意識することが必要。もう1つの現代文は選択肢が選びづらく、正解がはっきり決められない場合もあるので、消去法も活用し、答えを選べる技術を身に着けておきたい。
融合問題は、3つの文章をそれぞれ読む力がいるので、現代文、古文、漢文の文章に万遍なく触れておきたい。内容がそれぞれ関わっていることもあり、文章間を行ったり来たりして内容を保管していくとよい。すべてを完璧に読むのではなく、うまく文章同士を利用できるように過去問で練習をしておこう。

文学部へ行きたい方

文学部国語の基本情報

試験時間90分、配点75/200

大問の構成(2014年度参考)

1.現代文(評論)2.現代文(評論)3.古文4.漢文

傾向

かなり難易度が高く、文章量も多いため、早稲田の国語対策の中では後半にやっておきたい。他学部でも取れる問題をまず確実に取っていくことを心がけよう。
現代文は文章が長く、正誤問題など内容把握が必要な問題が出題される。抽象的な内容を扱っており、読み慣れておかないと理解できない可能性が高い。他学部と比べても内容がしっかり分かっていないと解けない問題が多く、早稲田の文章をできるだけこなし、早稲田の国語の読み方を徹底して鍛えておこう。
古文は、知識を確実に身に着けたうえで話の流れを追う練習を重ねておきたい。細かい訳以上に、どういった話なのかという概要の理解が重要となる。読み間違えても話が通ってしまうように読めてしまう、ややこしい文章なので、主語の把握や省略の捕捉は丁寧に行おう。文学史も出題されるので、仕上げにやっておくとよい。
漢文は、まずスラスラと読めるよう音読を練習しておきたい。基礎知識の習得が必須ではあるものの、他の文章と比べればかなり対策はしやすい。内容を正確につかむことと、句法を使いこなすことをセンターなどの文章から練習し、漢文を読むことに慣れておこう。問題として問われることは他の大学と大きく変わるわけではないので、完成度を上げていくことを意識しておきたい。

人間科学部へ行きたい方

人間科学部国語の基本情報

試験時間90分、配点75/200

大問の構成(2014年度参考)

1.現代文(評論)2.古漢融合

傾向

文章の難易度、傾向がつかみづらく、できるだけ多くの過去問に触れ、様々な文章に読み慣れていることが望ましい。現代文・古漢ともに知識問題も出るので、確実に対策しておきたい。
現代文は、文章自体は他学部と比べて難易度が高いというわけではないが、設問数が多く、紛らわしい選択肢があるため、時間内に読み終える練習ができていないと、悩んで時間切れになる可能性がある。まずは確実に解ききり、紛らわしいものは一端自力で解答をすることはあきらめ、正解を見たうえで解答の根拠を考えるようにすることで、判断基準を学んでおくとよい。
古漢の融合問題は、まず知識問題を確実に正解できるようにすることは必須である。入試の時間に対して、設問数が多いが、内容理解の設問はそこまで多くないので、知識問題を即答できるように仕上げておき、読解に時間を使えるようにしておこう。難易度自体が高いわけではないので、この段階までの参考書を確実に完璧にしておきたい。

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