「高校生になってすぐに大学受験のことを考えたくない」という人も多いかもしれませんが、高1の春でどのような勉強をスタートさせるかによって、その後の学力の伸び方には大きな差が生まれます。
特に、高校入学直後から「やるべき参考書」を手に取り、しっかり基礎を固めておくことが、早い段階で周りと差をつける最大のポイントです。
そこで本記事では、高校1年生の間にやるべき参考書5選を紹介し、スタートダッシュで差をつけるための具体的な方法を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
なぜ高1から参考書をやるべきなのか?
高校に入ったばかりの時期は、「授業や定期テストをこなしていれば大丈夫」と考える人も多いのではないでしょうか。
しかし、大学受験を見据えるなら高1の春から参考書を使った学習を始めることが欠かせません。
早めに基礎を固めておくことで、効率的に勉強が進み、結果的に同級生とも大きな差をつけることができるでしょう。
定期テストより模試を意識した学習が重要
高校に入るとどうしても定期テストの順位や成績に目が行きがちですが、一般入試で重要になるのは模試の偏差値です。

特に推薦入試での大学合格を狙わない場合、定期テストの点数はほとんど関係なく、実力を測る模試こそが本番の力を示す指標になります。
そのため、高1のうちからやるべき参考書を選び、模試を意識した勉強を積み重ねることが、大学受験に直結する学習法です。
高1の夏の進研模試でスタートラインが決まる
高校最初の実力試験となるのが、高1の7月に行われる進研模試です。ここで結果を出せるかどうかが、受験勉強のスタートラインを大きく左右します。
多くの生徒は高校生活に慣れるだけで精一杯ですが、春から参考書を使って単語や基礎を固めておけば、最初の模試で周りに差をつけることができます。
次に紹介する「高1でやるべき参考書」を積極的に活用することで、模試の前に学習の基礎をしっかりと固められるでしょう。
高1生におすすめの参考書5選
ここからは実際に「高1でやるべき参考書」を5冊紹介します。
いずれも武田塾の先生たちが太鼓判を押す名著であり、早い段階で取り組むことで周りのライバルに確実に差をつけることができます。
定期テスト対策だけでなく模試や受験本番にも直結する参考書なので、ぜひ利用してみてください。
① 英単語:システム英単語Basic

英語の成績を向上させるうえで、最初に必要となるのが単語力です。特に高1の夏の進研模試では長文問題が出題されるため、単語を知らないと全く太刀打ちできません。
そこでおすすめの参考書が『システム英単語Basic』です。
高校の配布単語帳は受験レベルよりもワンランク下で易しすぎることが少なくないため、受験を見据えるなら、本書に早めに取り組むことで、模試で大きく差をつけられるでしょう。
『システム英単語Basic』については以下のページで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
システム英単語Basic<5訂版>
② 英文法:大岩のいちばんはじめの英文法

英単語の暗記は必須ですが、英文法をしっかり理解することは、英語の成績を安定させるために欠かせません。
『大岩のいちばんはじめの英文法』は高1の英文法をとてもわかりやすく解説してくれる一冊なので、学校の授業を先取り・復習するのに最適の参考書になります。
学校の授業が難しく感じても、本書で予習・復習すれば無理なく英文法のスキルを高められるため、高1でやるべき英語の参考書として大変おすすめです。
『大岩のいちばんはじめの英文法』については以下のページで詳しく解説しているので、英文法のつまづきが不安な方は、ぜひ参考にしてみてください。
大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編
③ 数学:やさしい高校数学I・A

次に、数学を勉強するうえで、おすすめの参考書の一つが「やさしい高校数学I・A」です。
高校数学になると、それまでの数学と比べて内容が一段と難しくなるため、例年多くの生徒がつまずきます。
そうしたなかで『やさしい高校数学I・A』は教科書よりも解説が丁寧で、基礎をしっかり理解できる構成になっています。
また、予習・復習のどちらにも使える参考書なので、高1の春から進めれば学校の授業に余裕を持てるようになるでしょう。
数学に苦手意識を持っている方にぴったりなので、以下のページから詳しい情報をチェックしてみてください。
やさしい高校数学(数学Ⅰ・A)改訂版
④ 数学演習:入門問題精講 数学I・A

一方で、理解だけで終わらせず、演習を通じて定着させるのが『入門問題精講 数学I・A』です。
こちらも学校で配布される問題集よりもやさしく、基礎の基礎から数学を学べるのでおすすめとなっています。
特にやさしい高校数学で学んだ内容を、この参考書で演習すれば盤石な基礎力が身につくでしょう。
高1でやるべき参考書のなかでも、実力を伸ばすための演習書として必ず取り入れたい1冊です。
高1生の内に数学の知識と理解力を高めたい方にぴったりな本書については、以下のページで詳しい解説をしているので、ぜひ目を通してみてください。
数学Ⅰ・A 入門問題精講 改訂版
⑤ 古文:富井の古典文法 はじめからていねいに

数学と同じように古文も高校に入って急に難易度が上がる科目の一つです。特に高校で習う古典文法はかなり複雑で、多くの高1生が苦手意識を持ってしまいます。
そのようなときにおすすめの参考書が『富井の古典文法 はじめからていねいに』です。
古文初心者でも分かるように一つ一つのことが丁寧に解説されているため、学校の授業が理解できないときのサポート役としてもぴったりです。
高1のうちから本書に取り組めば古文嫌いを防げるので、ライバルに大きく差をつけることができるでしょう。
本書の詳しい使い方は以下のページで解説しているので、本記事と併せて参考にしてみてください。
富井の古典文法 はじめからていねいに
学校配布の問題集だけでは足りない理由
高校に入ると多くの学校で配布される問題集がありますが、それだけでは受験に直結する実力を養うのは難しいのが現実です。
むしろ、難易度や構成のせいで高1のうちに挫折してしまう生徒も少なくありません。
だからこそ、自分に合ったやるべき参考書を選び、学校の勉強と並行して取り組むことが重要です。
サクシードや4ステップは難しすぎて挫折しやすい
まず一つ目に、数学に関しては学校で配られる参考書や問題集はかなりレベルが高くなっています。
例えば『サクシード』や『4ステップ』といった数学の問題集は、ボリュームが多いわりに問題の解説が薄いのが特徴です。
そのため、95%以上の生徒が途中で挫折すると言われるほど、高1の段階で扱うにはハードルが高いです。

最初にこうした教材に依存してしまうと数学嫌いを加速させてしまうので、基礎を固められる分かりやすい参考書を自分で選ぶようにしましょう。
解説が丁寧な参考書を選ぶことが成功の近道
数学に限らず、学力を伸ばすには「内容を正しく理解する」ことが重要です。
そのためには、解説が丁寧で一人でも理解を進められる参考書を選ぶことが欠かせません。
本記事でも紹介した『やさしい高校数学』や『大岩の英文法』のように、基礎からしっかり理解できる本を使えば、学校の授業を先取りすることも復習に役立てることもできます。
特に、高1の段階では無理にレベルの高い参考書や問題集に取り組むのではなく、分かりやすい参考書を選んで土台を盤石にすることを意識しましょう。
高1からの参考書学習で得られるメリット
高1のうちから、やるべき参考書に取り組むことで、定期テストだけでなく模試や大学受験を見据えた学力を少しずつ積み上げることができます。
ここでは、具体的にどんなメリットが得られるのかを見ていきましょう。
模試の英語長文が読めるようになる
高1の7月に実施される進研模試では、初めて英語の長文読解が出題されます。繰り返しになりますが、ここで力を発揮するためには、単語力がカギです。

『システム英単語Basic』などの基礎単語帳を早めに仕上げておけば、文章が一気に読みやすくなり、偏差値アップにつながります。
高1から参考書を使って単語力を固めておくことで、模試で確実に差をつけることができるでしょう。
数学のつまずきを未然に防げる
高校数学は中学数学と比べて難易度が大きく跳ね上がり、最初の単元からつまずいてしまう生徒も少なくありません。
そこで『やさしい高校数学』や『入門問題精講』を使って予習・復習をしておけば、授業についていけない不安を解消できます。
また、基礎をしっかり固めれば、数Ⅱ・数Bといった応用範囲に入ったときもスムーズに対応でき、安定して成績を伸ばせられるでしょう。
古文アレルギーを克服して得点源にできる
古文も高1で苦手意識を持つ人が多い科目の一つです。中学の古文は短く簡単でしたが、高校に入ると文法や読解が一気に難しくなります。
ここで『富井の古典文法 はじめからていねいに』を活用すれば、文法の理解がスムーズになり、学校の授業や模試の問題にも対応しやすくなります。
加えて古文は早いうちに正しく学んでおけば、苦手科目から得点源に変わりやすい科目でもあるので、粘り強く取り組みましょう。
まとめ|高1から参考書で差をつけろ

高校1年の春から「やるべき参考書」に取り組むことは、定期テスト対策を超えて大学受験を見据える上で最も効果的なスタートです。
特に進研模試のような模試で成果を出すには、単語や基礎の徹底が欠かせません。
学校配布の問題集に頼りきるのではなく、解説が丁寧で理解しやすい参考書を選ぶことで、早い段階から周りに大きな差をつけることができます。






