近年ドラマ化もされ話題になっている「ドラゴン桜勉強法」について、
「ドラゴン桜勉強法ってなに?」
「実際に使える勉強法なの?」
など気になっている方も多いのではないでしょうか?
この記事でははじめにドラゴン桜勉強法とはなにかを説明した後、実際に使える科目別勉強方法と勉強方針などについて紹介しました。
・ドラゴン桜勉強法が気になっている方
・勉強方法について悩みがある方
・効率の良い学習方法が知りたい方
などにおすすめの内容です!
ドラゴン桜とは?
まずはじめに「ドラゴン桜」とはなんでしょうか?
ドラゴン桜とは、講談社から出版されている漫画で第29回講談社漫画賞一般部門受賞作品でもあります。
登場人物たちが受験勉強をする姿が描かれており、作品の中では独自の勉強法が紹介されたり受験勉強の苦労が描写されているため受験生に人気な作品の1つです。
ここではドラゴン桜について、簡単にあらすじとドラゴン桜勉強法が使えるのかどうかについて紹介します。
ドラゴン桜のあらすじ
ドラゴン桜について、講談社のHPでは以下のような紹介がされています。
引用:講談社|ドラゴン桜
引用文の中にある「個性的で強力な教師陣の教える勉強法」が、いわゆるドラゴン桜勉強法と呼ばれる勉強法です。
ドラゴン桜の勉強法は本当に使える?
ドラゴン桜では個性的で強力な教師陣が教える勉強法が出てくるのですが、このドラゴン桜勉強法は実際に受験勉強で使える勉強法なのでしょうか?
東大在卒生10人に「ドラゴン桜の勉強法で本当に東大合格が可能であるか質問」を実施した記事があり、中には10人中9人がアリと答えた勉強法もありました。
一方で10人中4人しかアリと答えなかった勉強法もあり、全ての勉強法がそのまま使えると考えられているわけでないようです。
ドラゴン桜勉強法のまとめ【勉強方針】
先ほどドラゴン桜勉強法について、全ての勉強法がそのまま使えるわけでないと記載しました。
そこでここではドラゴン桜勉強法のまとめに加えて、武田塾でも同様の勉強法をしている場合にはコメントを入れる形でドラゴン桜勉強法について紹介していきます。
ドラゴン桜勉強法まとめ①教科書は1冊を極める
ドラゴン桜勉強法まとめの1つ目は「教科書は1冊を極める」ことであり、ドラゴン桜の作品の中では1冊の教科書を7回読むなどの勉強法が紹介されています。
こちらの勉強法は武田塾でも同様の勉強法をおすすめしており、武田塾では「1冊の参考書を完璧に」という言葉を使っています。
具体的には、
①今日勉強した範囲を100%にする
②それを忘れないように4日2日のペースで復習する
という勉強法です。
より詳しく知りたい方は以下のYouTubeも併せてご覧ください。
ドラゴン桜勉強法まとめ②隙間時間も活用する習慣づくり
ドラゴン桜勉強法まとめの2つ目は、「隙間時間も活用する習慣づくり」です。
毎日勉強する習慣がある学生は受験に強いと言われており、武田塾でももちろんこちらの勉強法を推奨しています。
武田塾では始めから志望校合格までにやる勉強内容が決まっているため、勉強時間を長く取ることでどんどん先に進むことができ、志望校を上げることや過去問演習により多くの時間を使うことが可能になります。
ドラゴン桜勉強法まとめ③勉強でもテクノロジーを活用
ドラゴン桜勉強法まとめの3つ目は、「勉強でもテクノロジーを活用」です。
ドラゴン桜の続編である『ドラゴン桜2』では、SNS・動画サイト・勉強アプリなど様々なテクノロジーを活用することの重要性が描かれていました。
武田塾もテクノロジーを活用することは重要だと考え、ルートタケダという自学自習アプリを運営しており以下のような特徴があります。
②志望校合格までに必要な参考書がすべてわかる
③参考書の使い方を動画で説明
④参考書を進めるペースが分かる
⑤志望校への到達度が分かる
より詳しく知りたい方は、詳細をこちらからご確認ください。
ドラゴン桜勉強法まとめ④勉強方法は性格に合わせて選ぶ
ドラゴン桜勉強法まとめの4つ目は、「勉強方法は性格に合わせて選ぶ」です。
ドラゴン桜の作品内では、計画的で慎重な性格と好奇心旺盛で飽きっぽい性格で勉強法を分けるという風に描かれていました。
武田塾では同様の考え方から1人ひとりにあった勉強計画を立てており、集団授業は一切行っておりません。
特に特訓と呼ばれる個別指導を利用している生徒さんには、特訓の中で質問対応や勉強方法についての指導を細やかに行っています。
ドラゴン桜勉強法まとめ⑤東大の過去問は数十年分解く
ドラゴン桜勉強法まとめの5つ目は、「東大の過去問は数十年分解く」です。
武田塾では具体的に過去問を解く年数の指定はしていませんが、参考書での学習を終えた最後の数週間に関しては必ず過去問演習を解く期間を設定しています。
例えば私立英語の2023年ルートでは最後の8週は過去問演習の期間となっており、多くの過去問を解くことを重要と考えている点は共通している考え方になります。
科目別ドラゴン桜勉強法のまとめ
これまでは勉強法全般に関する考え方の違いについて解説してきましたが、ここからは具体的に英語と数学の勉強法についての解説を行います。
今日から実践できる勉強法も多いため、是非参考にしてください!
科目別ドラゴン桜勉強法|【英語】英語力向上にはシャドーイング
ドラゴン桜勉強法では、英語力向上にはシャドーイングが良いと紹介されています。
武田塾でもシャドーイングは重要と考え、英語の学習ルートの中で『速読英熟語』という英熟語の単語帳に載っている文章を使ってシャドーイングの練習をしています。
『速読英熟語』を使ったシャドーイングの使い方を知りたい方は、こちらで詳しく解説されているため是非ご覧ください。
科目別ドラゴン桜勉強法|【英語】リスニング試験中はメモを取らない!
ドラゴン桜勉強法では、要点を聞き逃す可能性があるため英語のリスニング試験中はメモを取らない!と決めてしまう方が良いと紹介されていました。
確かにメモに集中するあまりリスニングを聞きそびれてしまうのはよくありませんが、全ての文章を覚えるのは不可能なため適度なメモは取ったほうが良いでしょう。
リスニング開始前に問題文を読むなどの工夫をし、集中して聞くべき点を意識しながら聞くと良いでしょう。
科目別ドラゴン桜勉強法|【英語】東大の英作文でも「簡単な英語」でOK!
ドラゴン桜勉強法では、東大の英作文でも「簡単な英語」でOK!と言われています。
間違えてしまうリスクを抱えながら難しい単語や文法を使うことはおすすめしませんが、簡単な英語のみで英作文を完成させるのも考えものです。
武田塾では東大独自の対策が必要だと考えているため、東大志望の生徒さんには他の国公立志望の生徒さんに追加で参考書を勉強するよう指導しています。
東大ルートについて詳しく知りたい方はこちらのリンクからご確認ください。
科目別ドラゴン桜勉強法|【数学】基礎の計算を完璧に
ドラゴン桜勉強法では、数学は基礎の計算を完璧にすることが重要と考え基礎計算の反復練習を行っていました。
武田塾でも基礎計算は速くかつ正確に行うことが重要だと考えており、数学を使う生徒さんには計算練習の参考書である『合格る計算』をルートに組み込んでいます。
『合格る計算』について参考書の特徴や使い方についてより詳細に知りたい方は、こちらも併せてご確認ください。
科目別ドラゴン桜勉強法|【数学】同時解法プリントで問題数をこなせ
ドラゴン桜勉強法では、「同時解法プリントで問題数をこなせ」という合言葉で問題を見て頭の中で解き方をイメージし、 解き始めが正しければ正解とするという勉強法を行っていました。
この方法にはより多くの問題を解くことができるというメリットがありますが、武田塾では志望校や生徒さんのレベル毎に使う参考書を変えており、実際に手を動かして100%完璧にすることをおすすめしています。
数学では、解法を思いつくのはもちろんのこと解くスピードや計算能力も重要だと考えているためです。
しかし、毎回解いていると時間がかかってしまうという点は賛成であり、武田塾の4日2日勉強法の2日目では全ての問題を100点取れれば解かなくても良いことになっているため、その点は似ている点だと言えるでしょう。
ドラゴン桜勉強法とは?勉強方針と科目別勉強方法|まとめ
この記事では、
・ドラゴン桜勉強法とはなにか?
・ドラゴン桜勉強法で実際に使える勉強方針
・科目別勉強方法まとめ
について紹介しました。
漫画とはいえ勉強法は受験生の方に参考になる部分も多く、武田塾の勉強法と共通する考え方も多くありました。
武田塾では、それらの勉強法に加え実際に多くの生徒さんを指導してきた経験から1人ひとりにあった勉強方法を提案しています。
全国の武田塾の校舎で無料受験相談を実施しているため、勉強方法や受験勉強で悩んでいる方やぜひお気軽にお問合せください。