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速読英熟語

<目次>
英熟語ならこの1冊!『速読英熟語』
改訂版が出ていないが問題なし
まずは熟語だけを覚えよう
読解に役立つシャドーイングのやり方
まとめ

科目 英語
出版社 Z会出版
目的 英熟語の暗記・長文読解の練習
対象者 大学入試の英熟語を覚えたい人
難易度 大学入試に必要な英熟語を網羅(長文は日大・センターレベル)
分量 60題 317ページ
使用期間 高3秋ごろまで
ジャンル 英熟語

・オススメポイント
 英熟語だけでなく、長文が掲載されている
・注意点
 最初に英熟語の意味を暗記してから、長文のシャドーイングに移ること。
 その際、CDは別売なので注意

英熟語ならこの1冊!『速読英熟語』

『速読英熟語』は、大学入試の英熟語暗記に最適な一冊です。

掲載されている熟語を含む長文が載っていて、次のページに熟語の意味が掲載されているというレイアウトになっています。

長文はそれほど難しい構文などを使っておらず、それぞれの英熟語がどういう風に本文中で使われるのかを学ぶのに適切なレベルです。

この熟語集は、大学入試に必要な英熟語を網羅的に覚えられるというメリットだけでなく、長文の部分を使って英文読解の速度をアップする練習もできることが特徴です。

到達できるレベルとしては、この一冊をしっかりとマスターすることで日大やセンターレベルまでは対応できるほど。

改訂版が出ていないが問題なし

速読英熟語は以前出版されたバージョンからしばらくの間改訂版が出ていないということを気にする人もいますが、結論から言うと全く問題ありません。

というのも英語という言語そのものや、入試で問われる重要な英熟語のリストには数年間という機関ではほとんど変化がないからです。

英語以外の科目でも多くの参考書で改訂版が出ていますが、 内容自体はほとんど変わっていなくて、擬似的な移り変わりが激しい公民など社会科科目以外では誤植の訂正程度の変更しかされていないというのが実情です。

内容が大きく変わる際には改訂版が出ることもありますが、速読英熟語に関して言えばこれまでと全く変わらないクオリティで英熟語を学ぶことができる一冊と言えます。

特に心配することなく今回紹介する方法で英熟語と長文読解の勉強を進めていくことが可能です。

まずは熟語だけを覚えよう

速読英熟語でよくある質問として、掲載されている長文をどのタイミングでどのように勉強するのがおすすめか?ということです。

まずは熟語だけを覚えることをお勧めします。

英熟語和英単語以上に意味が紛らわしい似たようなものがかなりあるので、うろ覚えではなくて確実に意味が言えるようにしましょう。

最初の段階としては英熟語を見てその日本語訳(意味)が言えるというところを目指してください。

もちろん日本語を見て英熟語を書けるに越したことはないのですが、英作文などで使う時以外にはほとんど必要がないので、自由英作文が出題されない大学などでは日本語→英語の暗記はやらなくても良いです。

逆に言えば、 熟語を一通り意味が言える状態にするまでは長文の方には触れなくても結構です。

長文の読み方や英文解釈の勉強をしておかないと時間ばかりがかかって意味が把握できないだけでなく、点数に結びつく効率的な勉強にはならないので注意しましょう。

熟語の意味を覚えてから長文を活用した勉強を進めていくのがおすすめのやり方です。

読解に役立つシャドーイングのやり方

熟語が覚え終わったら、その次に長文を利用した勉強に進んでいきましょう。

具体的には3段階のステージがあります。なお、この勉強をするには別売りのCDが必要になりますので必ず用意するようにしてください。

それでは詳しい内容について説明します。

まず最初の段階として、CDで音読されるスピードになれていくというステージがあります。

ここでは、CDの音声を聞きながら少し遅れたタイミングで真似して文章を音読して行くようにしてください。

この方法はシャドーイングといって、英語の発音のテンポやリズムに慣れていく目的があります。

この時点では発音している内容の意味までは正確にわからなくて大丈夫です。

一段階目ではとにかくネイティブが発音する英語のリズムに慣れていくようにしましょう。

次に、2段階目としてシャドーイングしていくスピードと同時に意味を理解するようにしていきます。

一度、掲載されている英文の構文を正確に読み取った後に行うようにしてください。

でたらめな和訳のまま意味を把握しても効果がないので、 必ず文章の構造や意味を理解した上でシャドーイングの練習を進めていきます。

最後に、3段階目ではCDの音声なしで自力のみで長文を読んで行き、 100ワードを1分以内に訳せるように練習します。

この段階まで到達するのが音読の最終目的で、CD流れていくスピードと同じ速度で自分で意味を理解していけるようにしましょう。

なお長文が一通り読めた段階で日大レベルの英文読解能力は身につきます。

そしてCDと同じ速さで訳せる段階になればセンター試験の長文も時間内に全て読みこなすだけの実力が身につくので、繰り返し音読の練習をして熟語と同時に読解能力もアップしていってください。

まとめ

『速読英熟語』は大学入試の英熟語対策におすすめできる一冊です。

英熟語に関してはこの一冊で知識を整理しておけば他の参考書をやる必要はありません。

また英熟語の知識を身につけるだけではなく長文読解の練習にも効果があります。

今回紹介した3ステップのシャドーイングのやり方で、ネイティブが読み上げるのと同じスピードで意味を理解できる段階まで行けばセンター試験の長文読解も時間内に全てやり遂げるだけの実力が身につきます。

また長文をシャドーイングしていくことで、 英熟語が本文の中でどのように使われているかも分かってくるので、ただ意味を暗記しただけの時よりも得点に結びつく形で知識を深めることが可能です。

ぜひ、速読英熟語の長文を使い倒して英文読解のスキルをアップしていってください。

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