「入試に向けて勉強しよう!」となったに軽視されがちな現代文の語彙ですが、大学受験の入試において非常に重要なポイントとなります。
実際に、語彙力が足りないことが原因で現代文の成績が伸び悩んでいたり、もしくは他の科目にまで影響しているという人も少なくありません。
現代文の語彙は、言語を扱う人間としても重要なものなので、中には日常生活にまで支障が出てしまっている、という人もいるくらいです。
本記事を参考に、現代文の語彙をマスターすることで、現代文を得点源にしつつ、さらに他の科目にも語彙の力を波及させていきましょう。
現代文は語彙が大事
大学受験の現代文において、語彙をおろそかにしてしまうと、語彙が分からないまま問題を読み進めていくことになり、だんだんズレが生じて、問題や選択肢を読み間違えてしまいます。
分からない語彙が出てきた時でも、日本語の文章ということから、なんとなく読み進めることはできますが、選択肢に分からない語彙が入っていると、最終的に勘で解答することになります。
明確な理由がない状態で問題に解答すると、選んだ選択肢に確信を持てないまま問題を解いていくことになり、点数が安定しないのです。
語彙で土台を固める
「現代文の語彙を改めて勉強する時間なんて無駄じゃないの?」と考える人もいるかもしれませんが、語彙の学習は知識の土台を固めるために避けて通ることはできません。
現代文の語彙は、英語でいうところの英単語。英語の勉強で「英単語なんていいや!」と考える人がいないように、現代文でも語彙力を鍛えることは非常に重要です。
語彙の勉強をおろそかにしたまま、なんとなく文章を読み進めていく方法で現代文の読解の参考書などの問題を解いたところで、土台はガタガタの状態です。
土台が安定しない状態では、いつまでたっても勘に頼った読み方しかできず、点数が安定しないので、まずは現代文の土台を固めるために、語彙をマスターしていきましょう。
語彙力を鍛えて点数を安定させる
現代文が得意だと思っている人でも、語彙力が足りないことで文章の読み方が曖昧になってしまうと、選択肢に確信が持てず、結果的に点数が安定しない場合があります。
しかし、語彙の力を鍛えることで、なんとなくで読み進めてしまうことがなくなり、正確に文章が読めるようになると同時に、正確に選択肢を判断できるようになるのです。

語彙力が高まれば、数学や理科などの教科でも問題の意味を正確に読み取れるようになるので、語彙の力を波及させられるように鍛えていきましょう。
現代文の語彙を鍛えるおすすめ参考書
大学受験に向けて、語彙の力を鍛えて現代文を得点源にするために、おすすめの参考書を紹介します。
語彙の勉強をこれから始めるという人におすすめの初歩的な参考書から、大学受験で現代文が必須だという人には必ず使ってほしい参考書まで幅広く紹介しています。
ぜひ、おすすめの参考書を使って語彙を鍛えて、現代文の点数の安定につなげてください。
『中学 国語力を伸ばす語彙1700』

タイトルに「中学」とついているように、高校入試向けの語彙の参考書ですが、まずは、高校生の皆さんにもこの『中学 国語力を伸ばす語彙1700』から手をつけてみることをおすすめします。
特に、これから本格的に大学受験に向けて勉強を始めようと思っている高校1年生、2年生の皆さんで、語彙が抜けてしまっているという人にとって最適な参考書です。
受験生でも語彙が抜けてしまっている人もいますが、意味を1つ1つ正確に捉えていく、クリアにしていくという積み重ねこそが正確な読解につながっていくので、語彙を鍛える最初の一歩としておすすめします。
『入試 漢字マスター1800+』

入試問題に漢字が出題されるという大学を志望している人はもちろんのこと、大学受験で漢字が出題されない場合でも、『入試漢字マスター1800+』に載っている漢字の意味を言えるように勉強することをおすすめします。
なぜなら、この参考書に出てくる語句は、普段の現代文の問題の選択肢に混じっている語句ばかりだからです。
大学受験の志望校の入試に漢字の問題が出ないから漢字の勉強をしない、というのではなく、正確に文章を読み選択肢の判断に迷わないために漢字の意味を正確に読めることは重要なポイントとなるのです。
『入試 漢字・語彙2700』

Z会から出た新作の参考書で、漢字の語句を並べて意味が書かれているだけでなく、論理的、実用的、文学的のどの文章でどういう語句が出やすいかというのを把握しながら覚えることができます。
漢字がレベル別や頻出度の順で並んでいて、文章のジャンルごとに分類されているところが工夫されている1冊です。
さらに、短文演習がついているので、実際の文章中で覚えた語句を使って問題を解くことができる点もポイントです。
『現代文キーワード読解』

大学受験の定番中の定番の参考書『現代文キーワード読解』は、現代文に頻出するキーワードを科学や哲学、近代といったテーマ別にまとめており、各テーマのキーワードの意味を読解の中で捉えられるようになる1冊です。
現代文に重要な頻出のキーワードを深く理解して抑えることができるということと同時に、入試に出てくるテーマ知識、背景知識をおさえることができる参考書です。
例えば、大学受験の入試本番の問題で、科学がテーマになっている場合、科学の問題点や対立など、背景知識がないと初見では全く読み取ることができないような文章に出くわすことがあります。
しかし、この参考書を使って勉強することによって、背景知識が必要な入試問題に対応する力をつけることができるので、大学受験で現代文を使う人には必ず使ってほしい参考書です。
参考書を使った勉強法
ここまで挙げてきたおすすめの漢字の参考書や語彙の参考書を、実際にどのように活かして大学受験に向けて勉強するのかという勉強法を紹介していきます。
おすすめの参考書を上手く組み合わせて勉強することで、現代文の得点を安定させていきましょう。
最初にやるべき1冊
まず最初の1冊目としては、『入試漢字マスター1800+』や『入試漢字語彙2700』を使って勉強することをおすすめします。
今まであまり語彙の勉強をやってこなかったり、なんとなく語彙の意味は取ることができているから自分には語彙の勉強は必要ないだろうと思っている人ほど、ぜひこの2冊を使って勉強を始めてください。
なぜなら、語彙を勉強して土台を固めることで、正確に文章を読むことができるようになり、選択肢の判断に迷うことがなくなるからです。
補強に使う1冊
『入試漢字マスター1800+』や『入試漢字語彙2700』の参考書を仕上げることができたら、『現代文キーワード読解』を使って勉強することで、さらに現代文のキーワードを補強していきましょう。
よりキーワードのレベルを上げて、現代文の語彙力を上げていくという流れで勉強を進めていくことをおすすめします。
文章を読んでいる時だけでなく、問題を解いている時もあいまいに解答している部分をなくして全てをクリアにしていきましょう。

あいまいな部分をなくすと、文章の論理構成を捉えられるようになり、現代文の得点が安定してきて、読解の部分で点数を落とさず現代文を得点にすることができるのです。
まとめ
大学受験に向けて、現代文の得点を安定させるために重要な語彙のおすすめの参考書を紹介してきました。
現代文が得意だと思っている人でも、語彙の勉強をおろそかにして、なんとなくで文章を読み進めてしまうと、いつまでたってもあいまいな読み方になり、現代文の得点が安定しません。
語句の意味を1つ1つ正確に捉えて、クリアにしていくという積み重ねの勉強こそが語彙の土台を固めることになり、正確な読解につながるのです。
今回おすすめした参考書を使って、語彙の勉強から逃げ出さずに現代文の得点を安定させていき、得意科目にしましょう。







