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[三訂版]入試漢字マスター1800+

科目 漢字
出版社 河合出版
目的 漢字の読み・書き
対象者 漢字が必要なすべての受験生
難易度 センター~難関大レベル
分量 232ページ 約1800題
使用期間 高3夏休みいっぱいまで
ジャンル 漢字読み・書き

・オススメポイント
 読み・書きが難易度別に、意味まで含めて掲載されていること
・注意点
 意味まで含めて知識をインプットしておくこと。また、難易度Cの書きについては不要な場合も多い

入試の漢字対策にはこの1冊がおすすめ

『入試漢字マスター1800+』は、大学入試の漢字対策におすすめの1冊です。漢字のボリュームとしては1800題という分量は多い方ですが、これはかなり簡単な漢字から網羅されているためにボリュームが多くなっているだけですので、必要以上の知識が載っていて時間を無駄にしてしまう心配はありません。

むしろ、ほかの漢字系の参考書にはない特徴が多数あるためその分メリットがあります。レベル的にはセンター試験から難関大学の問題まで幅広く対応できるので、この1冊をしっかり使って学習しておけばほかの漢字系の問題集を買う必要はありません。今回は、この教材の具体的な学習法について紹介しますので、この方法を参考にしながら入試対策に必要な漢字の知識を効率的に身につけていきましょう。

漢字の意味まで載っていることのメリット

入試漢字マスター1800+には、漢字が網羅的に載っているだけでなく、その意味も横に小さく記載されています。ほかの多くの漢字の参考書には、漢字の読み・書きだけが載っていてその意味までは書かれていません。実は、この意味まで載っているということがこの教材の長所です。というのも、最近の入試問題では漢字の書きの問題で「意味まで分かっていないと回答できない問題」が多く出題されています。短い文章の中の一部分がカタカナになっていて、その書きを答えるという漢字の問題では、数ある同音意義の熟語の中で適切なものを書く必要があるのです。この傾向は、難関大学になるほど顕著になってきます。

そのため、しっかりと意味まで理解したうえで漢字の書きを理解しておかないと、どの熟語を書けばよいのかがわかりません。その点、入試漢字マスター1800+では読み・書きと同時にその漢字の意味まで同時にインプットできるので、こういった傾向の問題にも対応できるというメリットがあるのです。

また、単に漢字の問題だけで見ると入試問題全体に占める配点はそこまで高いものではありませんが、現代文の読解においては語彙力がポイントにもなってきます。そこで、意味まで把握できている感じが多いと、より正確に文意を読み取ることもでき、現代文全体の得点アップにつなげることも可能です。

難易度Cはやらなくて良い場合も

この教材の特長として問題が読み・書きそれぞれで難易度別に掲載されているということが挙げられます。自分の志望する大学の出題傾向に合わせて、必要な難易度の問題だけを解くことで効率よく学習を進めることが可能です。まずは、志望大学の過去問をチェックして、漢字がどの程度、どのような形で出題されるのかを調べましょう。そのうえで、必要な部分から順に取り組むようにしてください。

ただし、難易度Cの書きについてはやらなくていい場合も多いです。というのも、難関大の漢字の問題では、どれだけの量漢字を知っているのかという知識の総量よりも、むしろ同じ読みで違う書きの熟語のうちどれを書けばいいのか?がわかっていたほうが点が取れる場合が多いからです。そういった同音異義の熟語は難易度A、Bで十分カバーできるので、難易度Cについては余力がある場合や、A、Bをしっかりマスターしたあとに過去問の漢字で知識不足が目立つという場合にのみ取り組むのが良いでしょう。

また、センター試験だけで漢字が必要な人はその部分だけやるのがおすすめです。四字熟語が出題される大学を受ける場合には、この教材に収録されているものをしっかり覚えておきましょう。

覚えた知識をテストするには

一通り漢字の読み・書きを勉強した後は、定期的に覚えた知識をチェックするのがおすすめです。時間が経つとどうしても忘れていってしまうので、すべてマスターした後も最低2~3か月に1回は確認するようにしてください。なお、テスト方法としては覚えた範囲の中からランダムに選んだ問題を解いてみて、正答率が9~10割キープできているかどうかを確認すると良いです。もし、正答率が8割を切ってしまう場合には知識に穴があることが多いので、該当範囲をもう一度しっかり学習するようにしましょう。

その際、漢字の読み・書きだけでなく、その漢字の意味も覚えているかどうかチェックするようにすると効率的です。覚えておきたい知識部分は赤シートで隠れるようになっているので、シートを活用しつつ知識を完全なものに仕上げていきましょう。

まとめ

『入試漢字マスター1800+』では、センター試験から難関大対策まで幅広いレベルで漢字の知識を習得できます。漢字は難易度別に掲載されているので、自分の志望校の入試対策に必要な難易度のところを選んで解くようにしましょう。

また、近年の入試では漢字の意味から推測して書かせる問題も頻出です。特に難関大ではこのような傾向の問題が多く出題されています。入試漢字マスターには、それぞれの熟語のとなりに意味も記載されているので、この部分まで含めてしっかり身につけておくようにするのが良いです。また、意味が分かっている熟語が増えると現代文の読解にも役立ちますので、この教材を使って効率的に語彙力をアップしていきましょう。

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