大学受験に向けて英文法の勉強をしたいけど、「演習でアウトプットできる英文法の参考書ってあるの?」「どんな英文法の問題集がいいの?」と困っている高校生も少なくありません。
本記事では、高校生向けに英文法の対策におすすめの参考書・問題集を紹介していきます。
演習問題でアウトプットすることで効率的に英文法を学習することができるので、問題集・参考書を選ぶ際も演習でアウトプットができるものを選びましょう。
新刊の参考書も紹介していくので、大学受験に向けて英文法の問題集・参考書を探しているという高校生は、ぜひ参考にしてみてください。
▽今回は以下の3本の動画を参考に作成しています。
ドリル型参考書:英語が苦手な人はここから取り組もう

英語が苦手な高校生や、4択問題集に取り組んで手ごたえを感じなかった高校生には、以下のアウトプットを重視したドリル型の参考書がおすすめです。
- 『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』
- 『高校基礎 英文法パターンドリル』
- 『とってもやさしい英文法』
- 『高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。』
- 『高校英文法・語法をひとつひとつわかりやすく。』
- 『土岐田のここからはじめる英文法ドリル』
- 『土岐田のここからつなげる英文法ドリル』
- 『英文法入門10題ドリル』
特に、『ひとつひとつわかりやすく。』シリーズと『ここからはじめる』『ここからつなげる』シリーズは、英文法についてかみ砕いて書かれていたり、視覚的に見やすくなっていたりするので学習がしやすい参考書になります。
英文法に対して硬いイメージを持つ高校生は少なくありませんが、自分が取り組みやすい参考書を選ぶことで学習が進めやすくなるはずです。
なお、ドリル型の参考書の中でもレベルがあり、以下の3つの参考書では中学の内容を扱っています。
- 『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』
- 『英文法パターンドリル』
- 『とってもやさしい英文法』
英文法をどのくらい理解しているかや、志望校のレベルに合わせて問題集・参考書を選び、大学受験対策をしていきましょう。
ドリル型参考書がおすすめな理由
アウトプット重視のドリル型の参考書がおすすめな理由は、英文法を確実に理解できるようになるからです。
「この答えは3番だったはず」「この問題は確かこの形だったかな…」などと、文法を理解せずに問題の答えを覚えるだけになる高校生も少なくありません。

一方で、ドリル型の参考書では実際に英文を作ったり英文の和訳をしたりするアウトプット作業で演習ができるので、ごまかしの効かない勉強ができます。
英文法の理解を深めて発展させていきたい高校生は、ドリル型の参考書を使って大学受験対策をしていきましょう。
4択問題集:文法の理解ができてから取り組もう
英文法の理解ができた後に取り組んでほしいのが以下のような4択問題集です。
- 『英文法ポラリス1・2・3』
- 『大学入試レベル別英文法問題Solution1・2・3』
- 『Next Stage 英文法・語法問題』
- 『英文法・語法 Vintage』
- 『スクランブル英文法・語法』
- 『Bright Stage 英文法・語法問題』
- 『POWER STAGE 英文法・語法問題』
- 『大学受験スーパーゼミ 全解説 頻出英文法・語法問題 1000』
- 『大学入試 英語頻出問題総演習』
- 『Dual Effect 英文法・語法』
- 『大学入試 英文法・語法問題 UPGRADE』
4択問題集は、英文法の問題を4つの選択肢から1つ選んで解いていく形で、文法の理解が終わった後に英文法の力を伸ばしていきたい場合に取り組むのがおすすめです。
問題集になっている教材を使うことで、問題を通して英文法の学習を進めて英文法で重要になるポイントや学習の要点を押さえることが容易になります。

また、1000問の問題を扱っている4択問題集では、1000問という膨大な量の問題を解いていくことで、英文法で押さえておきたい知識や理解しておきたい部分を確実に押さえることができます。
そのため、4択問題集を使ってアウトプットをしていく中で、「自分はこの分野が弱いな…」という部分を見つけ出して、苦手な分野を効率的になくしていくことができるでしょう。
英文法の理解はできているけど英語が苦手という高校生は、武田塾の参考書ルートにも採用されている『英文法ポラリス』シリーズに取り組んでみてください。
おすすめの4択問題集
以下は英文法の力を伸ばすために特におすすめの4択問題集です。
- 『英文法ポラリス1』
- 『大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編』
- 『NEXTSTAGE(ネクステージ)英文法・語法問題』
- 『英文法・語法 Vintage 4th Edition』
- 『POWER STAGE』
- 『レベル別英文法問題Solution』シリーズ
目指す大学によって英文法の重要度は変わりますが、武田塾では英語長文を読めるようになることを目標に『英文法ポラリス1』を最初の文法の参考書として取り入れています。
『大岩のいちばんはじめの英文法』で文法を理解した後、『英文法ポラリス1』で対策する場合は解く問題を約350問に絞ることができ、長文に必要な文法の知識を入れることが可能です。
後々知識を追加で強化したい場合は、『Next Stage』や『Vintage』といった参考書を活用して強化していきましょう。
また、英文法の勉強をしっかりしたいという高校生は、英文法の情報量が多く難易度の高い『POWER STAGE』で大学受験対策を行ってください。
さらに、解説が詳しく書かれている問題集を使いたい人は、『レベル別英文法問題Solution』シリーズがおすすめです。
ここから、4択問題集を使用するときの注意点を紹介していくので、4択問題集を使って受験対策をする高校生は参考にしてみてください。
4択問題集を使用するときの注意点
4択問題集を活用する際は、いきなり問題集に取り組むのではなく、関係詞・仮定法・不定詞などの英文法を理解していることが前提です。

英文法を理解していなくても「この問題は〇番だったはず」「前後の単語の雰囲気的に〇番」など偶然問題が解けてしまうことがありますが、「偶然正解した=英文法を理解できている」ではありません。
英文法をしっかり理解した上で4択問題集に取り組み、雰囲気で正解することを防ぐために解答の理由を説明できるまで往復して学習しましょう。
【新刊】『大学入試 読むため書くための英文法ドリル Basic』
「もっと効率よく英文法を学べる参考書はないの?」「手を動かして英文法を学んでいきたい」と思っている高校生もいるはずです。
そんな高校生におすすめしたい2026年3月24日に発売された新刊の参考書、『大学入試 読むため書くための英文法ドリル』シリーズの2冊を紹介していきます。
カリスマ英語講師である竹岡先生が著者の『大学入試 読むため書くための英文法ドリル』ですが、初めて知ったという高校生も多いのではないでしょうか。

まず、『大学入試 読むため書くための英文法ドリル』の『Basic』から解説していくので、参考にしてみてください。
本書では第0章の「文法用語の基礎知識」という項目で、まず重要な文法用語の確認から始まるため、参考書の問題に取り掛かる前の準備体操ができます。
また、『大学入試 読むため書くための英文法ドリル』には特典サイトがついており、付属のQRコードを読み込むことで竹岡先生の音声講義を聞くことで英文法の理解を深めることが可能です。
『Basic』は問題が2択形式
『大学入試 読むため書くための英文法ドリル Basic』の問題は2択形式で、悩みやすいものを比較しながら答えを考えることができます。
『Vintage』や『英文法ポラリス1』といった問題集や実際の入試問題では4択形式ですが、『Basic』は英文法の核心を突くために十分な2択形式で負担が少ないのが特徴です。

2択形式で負担を減らしつつ、900題を超える問題を解いていくうちに「読むため書くため」の知識を手に入れることができる構成になっています。
時間をかけず効率的に英文法のアウトプットを行いたい高校生は、ぜひ『Basic』に取り組んでみてください。
情報の質が高い
著者の竹岡先生の情報の質の高さと量が詰まった参考書が『大学入試 読むため書くための英文法ドリル』シリーズです。
設問に対する知識的な解説だけでなく、英文法を「どのように理解していくのか」「どのように使っていくのか」についても解説されているのが特徴になります。

また、『Basic』は『読むため書くための英文法ハンドブック』と連動しているので、『ハンドブック』も併用してインプットとアウトプットをバランスよく行うことで、英文法の情報を効率的に吸収していくことが可能です。
インプットとアウトプットをスムーズに行き来して英文法の学習を進めたいという高校生は、ぜひ『ハンドブック』も併用して取り組んでみてください。
『Basic』を使用するときの注意点
『大学入試 読むため書くための英文法ドリル Basic』を活用する際の注意点は、竹岡先生ならではの表現が多めという点です。

たとえば、「IO=間接目的語」「DO=直接目的語」といった竹岡先生ならではの表現があり、説明を読まなければ理解できません。
そのため、大学受験で一般的な英文法の問題集や参考書とは違う書き方がされていますが、将来的に同じく竹岡先生が執筆している『大学受験のための英文熟考』などを使って学習を進めたいという高校生に適しているでしょう。
もう一つの注意点として、MARCHレベルの問題に対応できる力を身につけたい場合は、『Basic』とは別に実践形式の問題対策をしていく必要があります。

実践力をつけたい場合は、『Basic』でひと通り文法の概要を学んでから、『ULTIMATE』でアウトプットをして着実に力をつけるのがおすすめです。
なお、『Basic』は「暗記事項はこれを覚えましょう」と整理されていたり、まとめられていたりする参考書ではないので、自分でルーズリーフにまとめるなどの工夫をしましょう。
【新刊】『大学入試 読むため書くための英文法ドリル Advanced』
『Basic』を発展させた問題集の『大学入試 読むため書くための英文法ドリル Advanced』を紹介していきます。

『大学入試 読むため書くための英文法ドリル Advanced』は、『Basic』と同じく2026年3月24日に発売されました。
『Basic』は基礎レベルから上級レベルまでの幅広い知識を2択形式で学んでいくことができる参考書でしたが、『Advanced』はあえて私大入試の文法問題よりも難しく設定してあるのが特徴です。
『Advanced』は『Basic』と比べて問題の難易度にあまり差はありませんが、出題形式が和訳を読んで英文を書くような筆記形式になっています。
ここからは、『Advanced』ではどのような力が身につくのかや、使い方を紹介していくので参考にしてみてください。
4択問題が余裕で解けるようになる!
『大学入試 読むため書くための英文法ドリル Advanced』を解いていくと4択問題が余裕で解けるようになります。

『Advanced』の問題形式はマーク式シートではなく、和訳を読んで英文を筆記で書くアウトプット形式で、英文法を深く理解できるようになる問題内容です。
自分で英文を組み立てる筆記形式であれば、選択肢に頼ることがなくなって英文法の力を伸ばしやすくなり、4択問題をスムーズに解けるようになるはずです。
MARCH・関関同立レベルの英文法問題を解ける実力を身につけたいという高校生は、『大学入試 読むため書くための英文法ドリル Advanced』に取り組んでみましょう。
志望校に合わせた使い方をしよう
『大学入試 読むため書くための英文法ドリル Advanced』を使って大学受験対策をする場合は、志望校に合わせて参考書を使いましょう。
私立大学の文法については、『Basic』とさらに負荷のある『Advanced』の2冊を学習した上で、過去問演習をすることで解けるようになるはずです。
MARCH・関関同立までは2冊で対応可能ですが、早慶レベルの大学を目指す場合は別で文法力を伸ばす対策をしてください。

また、『Advanced』で身につけた英文法の知識は国公立大学の英作文対策にも活かすことが可能です。
しかし、『Advanced』1冊で英作文が書けるようになるわけではないので、英作文の対策をする場合は『Advanced』と『基礎英作文問題精講』や『1か月集中!英作文速攻トレーニング』を組み合わせて対策しましょう。
『Advanced』まで終わらせるなら高3までに

『Basic』と『Advanced』の2冊を使って大学受験対策をする場合は、高1・高2のうちに対策を始めてください。
竹岡先生の参考書は、1問に対しての英文法の情報量が多いので、負荷が大きくかかります。
そのため、情報をすべて吸収して自分の力に変えるなら、高3で無理をして取り組んで中途半端に終わらせてしまうより、高1・高2から対策を始めて着実に自分の力にしていく方が合理的です。
『Basic』と『Advanced』を使って受験対策する場合は、高3生になる前に終わらせておきましょう。
まとめ
今回は、高校生におすすめのドリル型の参考書と4択問題集を紹介してきました。
自分が英文法をどのくらい理解しているかや、志望校のレベルに合わせて問題集・参考書を選んで大学受験対策をしましょう。
演習でアウトプットができる問題集や参考書を使うことで、効率的に英文法を学ぶことができるので、ぜひ本記事で紹介した問題集・参考書を活用してみてください。
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