今回はMARCHレベルの英語の長文の参考書を紹介していきます。やはり、MARCHや関関同立といった難関大学の英語長文を勉強するとなると、数ある参考書の中からどれを選べば良いのか、悩んでしまう方は多いでしょう。
そこで、今回は一人一人の状況に応じたおすすめの参考書を順番に紹介していきます。
詳しい解説ならこの3冊!
「大学入試英語長文ハイパートレーニングレベル3 難関編」、「大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス2 応用レベル」、「英語長文レベル別問題集5 上級編」の3冊は英語長文の参考書の中でも特に、解説が詳しいシリーズの教材となっています。
参考書によっては答えしか載っていなくて、解説が薄いものもありますよね。しかし、この3冊は英語の長文全てにSVOCが振られています。
さらに、英語の長文全てに、構文も載っているので、「どれが主語でどれが動詞なのか」、「どこからどこまでが目的語なのか」、「この形容詞はどの名詞にかかっているのか」ということが細かく書かれています。そのため、複雑な文章でも英語の構造を把握しやすいです。
これほど解説が詳しい参考書というのは、MARCHレベルの英語長文の勉強をするのであれば、最初に取り組んでおくとかなり効果的です。また、これらの参考書の中でも難易度が異なり、「英語長文レベル別問題集5 上級編」が比較的易しいので、挑戦しやすいでしょう。これからMARCHレベルの英語長文を読み始める方は参考にしてみてください。
演習を重ねるならこの2冊!
「イチから鍛える英語長文500」、「やっておきたい英語長文500」の2冊は解説のわかりやすさという観点では先ほど紹介した3冊には劣ります。それは、この2冊が演習目的の参考書だからです。
この2冊の参考書、全訳は付いているのですが、英語長文の全てにSVOCが振ってあったり、構文が振られているということはありません。ただし、1問1問、問題の根拠であったり、どのように解くのかという考え方の解説が詳しく書かれています。そのため、基礎を学ぶというよりも、まさに演習に特化した参考書と言えます。
例えば、「やっておきたい英語長文500」ではまず、英語の長文問題があります。そして、それに対する設問と解説、構文や語句の解説、アドバイスという構成になっています。アドバイスでは、「下線部訳の問題では文構造の把握が大切」、「内容説明問題では対比表現を意識しよう」のような解法のテクニックを学ぶことができるので、未読の問題を解く際の考え方というのを自然に習得できるのです。
そして、「イチから鍛える英語長文500」と「やっておきたい英語長文500」の2冊は先ほどの3冊と比べても、問題数はとてもボリュームがあります。MARCHレベルの英語長文をどんどん読んで慣れていきたいという方におすすめです。
「大学入試英語長文ハイパートレーニングレベル3 難関編」や「大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス2 応用レベル」で基礎をしっかりと固めてから挑戦すると良いでしょう。
総合的に英語力を鍛えたい方にはこの1冊
「“毎年出る”頻出英語長文」です。この参考書は解説がとても詳しく書かれています。ただし、その解説の難易度が高いため、長文部分・解説部分の全てを極めるというのは相当難しい参考書になっています。
しかし、この参考書はとてもおすすめの教材です。なぜなら、英語の長文の細かいところまで詳しく解説されているので、この1冊だけでもしっかりと取り組めば「英語の総合力」というのが十分鍛えられます。そのため、MARCHレベルの英語長文の参考書で、1冊の参考書から多くの知識を得たいという方には「”毎年出る”頻出英語長文」はかなりおすすめです。
この参考書は英語の長文に限らず、色々なジャンルの情報を1冊に凝縮したような教材なので、1冊から数多くの情報を学べる良い参考書といえます。
まとめ
今回はMARCHレベルの英語の長文の参考書について順番に紹介してきました。どれも良い参考書なのですが、やはり、一人一人の状況に応じて、どれが適しているのかは変わってきます。
皆さんもこの記事を参考に、MARCHレベルの参考書、どれを使うか考えてみてください。それぞれの参考書について紹介した記事も別でありますので、そちらの方もぜひご覧ください。それでは、今回は以上で終わります。