大学受験を目指している高校生の中には高校生の中には、英検を受けるべきか迷っていたり、英検を受ける場合は何級から受けたら良いのか分からないという人も多いのではないでしょうか。
今回は、高校の偏差値や志望大学のレベルごとに英検を何級から受けるべきかを解説していきます。
「そもそも大学受験に英検が必要なのかどうかが分からない」という高校生も、ぜひ参考にしてみてください。
大学受験では英検取得に大きなメリットがある
大学受験に英検は必要であり、大学受験を目指す高校生には英検の受検をおすすめします。
特に、難関大学を目指しているわけではないというレベルの高校生は、大学受験を効率よく乗り切ることができる可能性があるので、ぜひ英検を受けましょう。
英検を入試に利用する大学が増えており、一定以上の級や点数の取得が出願資格になるほか、条件を満たすと英語の試験が免除になる、入試英語に加点されるといったパターンがしばしばあるからです。
メリット①複数回受けられる
英検の大きなメリットは、大学入試の本番前に複数回チャレンジできることです。従来型の英検は年3回実施されているほか、英検S-CBTを利用すれば、さらに受検機会を増やせます。
大学によっては、取得した級やCSEスコアを出願資格や得点換算、加点などに利用できるため、英検を活用できる大学を志望する場合は、高1・高2のうちから目標スコアを目指して受検しておくのも有効です。

早めに必要な級やスコアを取得できれば、入試本番前の事前準備中に英語で有利な条件を確保できる可能性があります。
ただし、利用できる成績の取得時期や必要な級・スコアは大学や入試方式によって異なるため、志望校の募集要項を必ず確認しましょう。
メリット②中期目標になる
高1生・高2生の場合、大学入試までの1~2年間はとても遠く感じられますが、英検を受けることで、大学入試までの中期目標を設定できる点も大きなメリットです。
何を目指していいのかわからないまま、ただ何となく英語の勉強をしているという高1生・高2生が多いため、英検受検は目標を立てることに繋がります。

特にライティングは大学入試の記述問題にも通用するので、英検を中期目標にしてモチベーションを保てるうえに、学んだことを大学入試に生かすことができるのです。
「勉強に身が入らない」「英語の勉強をやったほうがいいのは分かっているけどグダグダしてしまう」という高校生は、すぐにでも英検を申し込んで、勉強しなければならない状況を自分で作り出しましょう。
メリット③大学受験の準備になる
「国公立大学志望だし、英検はそんなに必要ない」という高校生でも、英検受検はおすすめです。
英検と大学入試は違うと考えているかもしれませんが、英検対策として共通テストでも重要なリスニング能力、英作文を課す大学の個別試験にも役立つライティング能力を身につけておけば、大学受験の準備に役立ちます。

特に、共通テストに役立つリスニング対策をしていなかった人は、勉強していた人と比較すると聞き取る力や勉強の入り方が違うため、できる限り早めに対策しておくことがおすすめです。
詳しくは武田塾のYouTubeチャンネル『【受験生必見】英検について知らないとヤバいことTOP10』も参考にしてみてください。
高校偏差値別!何級から受けるべき?
英検を受けるべきだと言っても、何級から受けたら良いのか分からないという人も多いのではないでしょうか。
通っている高校の偏差値レベル別に、英検何級を受けたら良いかを紹介していきます。
①偏差値50未満の高校
まず、「通っている高校の偏差値が50未満であり、大学受験をする人が多くない」という高校生が英検何級を受けたら良いかについて紹介します。

高1生におすすめな英検3級は中学レベルなので、中学校の範囲ができているという高校生は、確認も兼ねて高1生の早い段階で3級は取っておきましょう。
実は、難関大学を目指す受験生は中学生の時に英検3級を取っている人が多い傾向です。
そのため、高校生の時点でまだ3級を取っていないということは、すでにかなり遅れをとっているということになってしまいます。
なお、高2生や高3生であれば、準2級から準2級プラス、2級ぐらいまで取ることができれば、偏差値50台の大学に十分手が届く可能性が出てきます。
②偏差値60前後の高校
進学校ではない偏差値60前後の高校に通っている場合、高校受験で英語の勉強をある程度やってきているはずなので、高1生は高校入門レベルの準2級の取得を目指すことがおすすめです。

英検準2級というとハードルが高く思えるかもしれませんが、単語を覚えていれば難易度が下がりますし、以下を重点的に対策しておけば、そこまで苦労せず合格できるはずです。
- Eメールの返信やエッセイの型をきちんと勉強しておく
- リスニングやスピーキングの部分で不安な箇所を対策する
ただし、MARCH以上の大学を目指すのであれば、最終的に英検準1級まで取ることを目指しましょう。
③偏差値70の高校
偏差値70前後の進学校にあたる高校の場合、まずは英検2級を取った上で2年生の内には準1級を目指すと良いでしょう。

英検2級を受ける場合、中学の英単語だけでは不十分なため、『システム英単語』『英単語ターゲット1900』などの高校範囲の単語帳も使って、最低でも800、できれば1500までを早めに仕上げておきましょう。
また、英検2級では熟語を固めるとともに、新しく追加されている要約問題対策も行っておくことをおすすめします。
さらに準1級を目指す場合、進学校の高校生でも語彙力がなく英語を話すことができないという人は苦労することが多いです。
MARCH以上の大学を目指していて、英検の活用を考えているのであれば、語彙を早めに固めつつ、リーディング以外の苦手な分野がある場合は重点的に早めに対策をしていきましょう。
志望大学レベル別!英検の何級をいつまでに取れば良い?
志望校から逆算した場合、英検の何級をいつ頃までに取れば良いかについて解説していきましょう。
共通して言えることは、高3生の英検の試験第1回までに必要な級を取っておくと、受験対策として余裕を持って使うことができます。
もちろん、高3生の夏や秋に受けて、ギリギリで使えるスコアを取るという方法もあります。
しかし、高3生になると受験勉強に時間が取られてしまい、英検対策が疎かになるので、高1・高2生の皆さんは高3生の春を最終目標にしておきましょう。
旧帝大・早慶・MARCH・関関同立志望の場合

旧帝大・早慶志望の場合は英検準1級は必須ですし、MARCH・関関同立および地方国公立大学なら準1級を取っていると有利になります。
また、何級かに関係なく英語力を共通の尺度で比較できるCSEスコアを評価する大学もあります。
CSEスコアは、2級合格よりもS-CBTの準1級不合格の方が高く出やすいため、受かる受からないにかかわらず準1級は受けておいた方が良いでしょう。
地方国公立大学志望の場合
地方国公立大学志望の高校生は、英検準1級まで対策すると、志望大学に対して必要な単語が多すぎる場合もあるため、2級まででも問題はないでしょう。

ただ、英検を使って私立大学の併願校を効率よく抑えたいというプランを考えるのであれば、スコア稼ぎ目的で準1級を受けておくことも一つの方法です。
また、英検準1級の対策までしている場合は、共通テストや二次試験の対策へスムーズに進めるというメリットもあります。
地方国公立大学と言ってもかなり幅がありますが、偏差値60前後の国公立大学を目指すのであれば、高1生、高2生のうちに準1級の取得を目指してみても良いでしょう。
偏差値60以下の大学進学を考えている人で、目標もなくグダグダと英語を勉強しているというのであれば、何級と決めずに上位級の取得を目指してみてください。
日東駒専・産近甲龍志望の場合

日東駒専・産近甲龍で英検を活用できる学部を志望する場合は、高3生の春までに英検2級の取得を目安にしてください。
日東駒専・産近甲龍以外でも、成成明学や国公立大学の中でもかなり手堅く狙いやすい地方国公立大学など、偏差値が55前後の大学においては、同様に2級を取ることを目指しましょう。
まとめ
高校の偏差値や志望大学のレベルごとに英検を何級から受けるべきかを解説してきました。
志望校や通っている高校の偏差値、自分の英語の学力レベルによって何級の英検を受けるべきかは変わってきますが、大学受験を目指す高校生にとって英検の受検は必須だと言えるでしょう。
何級を受けるべきか迷っている人は、今回紹介した高校の偏差値レベルや志望大学別の解説を目安にして、今すぐ英検のサイトから受検申込を進めましょう。
英検に向けて具体的にどんな対策をすれば良いか分からない人は、準1級と2級の対策を解説している武田塾のYouTubeを参考にしてみてください。
『【英検2級対策】合格までに必要な参考書と勉強法』
『【英検準一級対策】合格までに必要な参考書と勉強法』
準2級や3級から受ける場合は、まずは過去問を解いてみて何が必要かを洗い出すと、やることが見えてくるでしょう。







