学習院大学学部別対策|数学
学習院大学学部別|数学対策
文学部へ行きたい方
法学部へ行きたい方
経済学部へ行きたい方
文学部へ行きたい方
文学部数学の基本情報
試験時間筆記90分、配点100点
大問の構成(2014年度参考)
筆記
1.確率 1.図形と計量 1.図形と計量・三角関数
2.二次関数・三角関数 2.確率 2.確率
3.式と証明・数列 3.微分法 3.数列
4.微・積分法 4.微・積分法 4.図形と方程式、微分法 (2012、2011、2010年度のものを掲載)
傾向
例年、大問4題の全問記述式である。問題用紙と解答用紙とは別になっており、計算用紙も用意されている。試験時間に対し、問題量は少なめだが、解答過程を詳しくきちんと記述するよう求めていると考えられる。出題範囲は「数学㈵・㈼・A・B(数列・ベクトル)」である。様々な分野から出題できるが、確立、微・積分法は毎年のように出題されており、数列もよく出題されている。証明問題も多い。ベクトルからの出題は近年見られない。難易度は、文系の入試問題としては標準レベルの問題が中心である。教科書だけの学習にとどまらず、標準レベルの参考書や入試問題集に当たっておきたい。対策としては、まず、出題範囲の全項目について、教科書の例題や章末問題がすらすらと解答できるようになるまで練習する。重要な公式は、使い方だけでなく導き方も確かめる。それは、新しい問題に当たった際に解法の手がかりを探るのに大いに役立つ。
経済学部へ行きたい方
経済学部数学の基本情報
試験時間:60分、配点:120点
大問の構成(2014年度参考)
筆記
1.確率 1.微・積分法 1.確率
2.対数関数 2.指数・対数関数 2.方程式
3.数列 3.微・積分法 3.ベクトル
4.微分法 4.確率 4.微分法 (2012、2011、2010年度のものを掲載)
傾向
例年大問4題が出題され、前問記述である。2009、2011に見られるように証明問題がよく出されている。問題の量、内容からみて適当な時間といえよう。近年の出題範囲は「数学㈵・㈼・A・B(数列、ベクトル)」である。微・積分法が毎年出題されており、その中でも微分法の応用(グラフで考える問題)は頻出である。また、確率も毎年出題されており、期待値も頻出である。2010・2011年度と対数不等式が出題されたように、指数・対数関数からの出題も目立つ。その他の項目としては数列、三角関数二次関数、図形、ベクトルに関する問題などが幅広く出題されている。範囲全般における総合力が必要な融合問題が出題される場合もある。難易度に関しては、教科書で扱われている節末・章末問題程度のものであり、全く手がつけられないような難問の出題は見られない。時間配分に配慮し、解きやすい問題から手をつけて難しく感じるものは後回しにするのが得策だろう。対策としては基礎・基本の理解が最も大切であり、教科書の徹底学習が必要である。例題をよく読み解答の論理的な流れをつかむこと。その上で節末・章末問題を解けるようにしておこう。さらに、教科書の傍用問題集を利用していろいろな問題に数多く当たってみることが大切である。
法学部へ行きたい方
法学部数学の基本情報
試験時間:60分、配点:100点
大問の構成(2014年度参考)
筆記
1.整数問題 1.整数問題 1.式と証明
2.二次関数 2.確率 2.確率
3.三角関数、微分法 3.三角関数、微分法 3.三角関数
4.積分法、二次関数 4.微分法 4.微分法 (2012、2011、2010年度のものを掲載)
傾向
大問4題(各25点)の出題で前問記述式である。問題用紙、解答用紙の他に計算用紙が1枚添付されている。出題内容としては、「数学㈵・㈼・A・B(数列・ベクトル)」が出題範囲である。全範囲から幅広く出題されているが、微・積分法からは例年必ず出題されている。全体として量的には少なめであり、問題文は簡略で、取り組みやすい内容となっている。難易度は、全体的に、教科書章末っ問題およびそれよりも若干難しめの基本から標準レベルの難易度である。難しめのものはあっても出題される項目は頻出の内容が多く、類題は教科書傍用問題集や参考書にもよく見かけるものである。対策としては、基本レベルの問題も半分程度出題されているため、まずは教科書の徹底理解に図り、基本事項をしっかりマスターすること。これだけでも十分に対応できるはずである。また、基本から標準レベルの入試問題集や参考書で演習を積んでおけば、より完璧に対応できるだろう。頻出問題に関しては「Z会数学基礎問題集 数学㈼・Bチェック&リピート」(Z会)などで練習していくのもよい。放射線で囲まれる図形のような問題に対しては、これらを処理する準公式もマスターしておきたい。