学習院大学学部別対策|英語
学習院大学学部別|英語対策
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学習院大学|文系学部共通 英語対策
1.学部ごとの構成が似通っており、まとめて対策しやすい
長文、文法、英作文という構成は文系学部で共通であり、まとめて対策可能。
難易度も大きく変わるわけではないので、過去問の演習は複数の学部を解いておくことをすすめる。
2.全体的に量が多め、英作文の対策も必要
長文を含め大問は7つあり、長文の配点が半分以上を占める。
文法で時間がかかるものはないが、大問の数が多く、短文形式とはいえ英作文も出題されるため、時間が厳しい。
まずは長文の読解速度を上げ、文法と英作文に時間をまわせるように仕上げていこう。
3.難易度は標準的、MARCHレベルの参考書を完璧に
英作文の対策が必要であることは先に述べたが、配点はそれほど高くないため、他で稼ぐことを考えてもよい。
全体的に標準的な難易度の問題が並ぶため、MARCHレベルの参考書を仕上げて、ケアレスミスを絶対にしないように気を付けておこう。
ただ、英文法に関しては正誤問題の対策を追加でやっておくことが必要。
難易度が高いというよりは、慣れていないと解きづらい形式なので、一通り対策をしておきたい。
学習院大学英語学部別対策
文学部へ行きたい方
文学部英語の基本情報
試験時間90分、配点
大問の構成(2014年度参考)
筆記
1. 読解
2. 読解
3. 読解
4. 文法・語彙
5. 文法・語彙
6. 会話文
7. 英作文
傾向
問題数等から判断し、読解力が重視されている。
序盤の読解問題では例年、難解なものは少なく、身近な内容のものが多い。よって、内容把握に苦しむという可能性は低いだろう。
設問も内容説明、同意表現、英文和訳を中心にオーソドックスなものがほとんどである。
全体的に、英文の内容自体は把握しにくいものはなく、標準的なレベルである。しかし、試験時間に対して処理すべき英文量が比較的多いため、時間配分は勝負の決め手となりうる。
文法・語彙問題や会話文問題は、難易度の高い問題が入っていることもあるが何度はそれほど高くはない。
単語の意味、用法を問われる事が多いので、語彙力はしっかりとつけておこう。
英作文もんだいいは記述式なので、時制や主語と動詞の一致など、普段から訓練しておかないとケアレスミスを招くことになる。
経済学部へ行きたい方
経済学部英語の基本情報
試験時間90分、配点150点
大問の構成(2014年度参考)
筆記
1. 読解
2. 読解
3. 読解
4. 文法・語彙
5. 文法・語彙
6. 会話文
7. 英作文
傾向
読解問題が3題と全体の6割を占めているが、難易度は標準的で、長文の分量・内容ともに無理のないものである。
文法・語彙問題は、空所補充と誤り指摘が出題されており、いずれも、語法・文法上の幅広い知識が求められる。会話文は、短い対話の中で状況を適切に判断する力が求められる。教科書や参考書の会話表現を集めた箇所はチェックしておきたい。英作文は短文で書き出しの語句が与えられていることが多いので、どんな構文や語彙を用いることが求められているか適切に判断することが必要。問題演習の際には必ず実際に書いて、普段からケアレスミスを防ぐように注意して書くことが大切である。全体としては、大問数が多いので、時間配分を工夫してすべての問題に当たれるようにする必要がある。
法学部へ行きたい方
法学部英語の基本情報
試験時間90分、配点150点
大問の構成(2014年度参考)
筆記
1. 読解
2. 読解
3. 読解
4. 文法・語彙
5. 文法・語彙
6. 会話文
7. 英作文
傾向
読解問題が全体の60%を占めており、①②が各400~500語前後、③が200語前後である。英文の内容は、比較的理解しやすいものであり、設問箇所もそれほど難解なものはなく、標準的である。学習院大学の特徴として、全体的な内容を問うよりも、下線部の意味を問う設問が多い。カギとなるのは「一文ごとの正確な読解」である。この点を意識した精読をおろそかにしない勉強をすることが、合格のためには不可欠である。
文法・語彙問題は全体の20%前後を占めている。空所補充問題では、慣用表現や熟語・構文などの知識が求められる。また、誤り指摘問題も幅広く文法の力を求める内容となっている。基礎を重視した参考書にしっかり取り組み、文法力の充実を図りたい。会話文問題は全体の10%の配点を占めている。例年、単語や応答文の空所補充による会話文の完成問題が出題されており、状況を的確に判断する能力が求められる。
英作文問題は全体の10%程度である。基本的な構文で書ける水準の問題が多いので、構文集の例文を暗記しておくのが役に立つだろう。また、語彙も基本的なものが多いので、綴りのミスをしないように気をつけたい。
理学部へ行きたい方
理学部英語の基本情報
試験時間90分、配点150点
大問の構成(2014年度参考)
筆記
1. 読解
2. 読解
3. 読解
4. 文法・語彙
5. 文法・語彙
6. 会話文
7. 英作文
傾向
読解問題では毎年2題が総合読解問題形式となっており、少なくとも1題は自然科学系などの理系的な素材が扱われている。英文は比較的取り組みやすい素直なものであるが、全体として、正確な英文読解で論旨展開をつかむことに加え、字数制限付きの英文和訳も出題されているため、日本語の表現力・記述力が求められる。文法・語彙問題に関しては、例年、空所補充と誤り補充の大門が出題されている。単なる単語の知識だけでなく、十分な文法基礎学力を要求する問題となっている。特に語法面が重視されており、自動詞・他動詞の区別なども重要である。
会話文は例年、短い対話文の空所補充が出題されている。会話の定型表現だけでなく、単語・熟語の基礎知識も問われるのでやはり基礎的な英語力全般が求められる。英作文は例年、短文の和文英訳が出題されている。書き出しがあらかじめ指定されており、設問意図に沿って英作文をする必要がある。定型的な表現をしっかり押さえ、語形変化や時制など細かい点まで充分注意してミスを防ぐことが重要である。全体として難易度は標準的だが、問題量を考えると、試験時間90分はそれほど余裕はない。文法・語彙、読解力に加え、会話文や英作文など英語運用能力も含めた、全般的な基礎力が試される問題となっている。