この記事では、武田塾チャンネルで再生回数10万回越えの「【学校ガチャ】新学期に学校で配られても無駄になる参考書」を参考に、「学校で配られてもやらなくていい問題集」というテーマで、無駄になりやすい参考書についてまとめています。
学校で配られるのに無駄になってしまう参考書・問題集にはなにがあるのでしょうか?教科別に参考書の種類についても詳しくご紹介していきます。
自分が使っている参考書や問題集と合わせて、チェックしてみてください!
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【数学編】いらない・無駄な参考書とは?
数学において学校で配られる参考書は、高田先生いわく、「教科書傍用問題集系」、「チャート系」、「入試傍用問題集系」の3つに大別することができます。
この3つを使える順に並べると、1位が「青チャート系」、2位が「教科書傍用問題集」、そして3位が「入試傍用問題集系」となっています。
それぞれ、なぜいらない・無駄な参考書であるかを見ていきましょう。
数学のいらない・無駄な参考書
もっともいらない・無駄な参考書となるのは「入試傍用問題集」ですが、例えば『スタンダード数学』が挙げられます。
『スタンダード数学』は多くの学校で配られる参考書ですが、『4STEP』の問題がすべて入試問題に置き換わっており難易度が高いにもかかわらず、解説が薄いことから、無駄になりやすい傾向があります。
「入試傍用問題集」がいらない・無駄な参考書とされる理由は、基礎ができていない段階で入試問題を解いても意味がないからであるため、使うタイミングが重要です。
2番目にいらない・無駄な参考書である「教科書傍用問題集」は計算練習の教材として使うことはできるが、これも初心者が使いこなすには難しいので、自分の習熟度に合わせて利用する必要があります。
数学の使える参考書
学校で配られる参考書は絶対ではなく、現在はたくさんの参考書で溢れています。
高田先生のおすすめは『やさしい高校数学』で、他の難しい参考書で挫折してしまった人でも、スムーズに理解できて無理なく進められる1冊です。
「教科書傍用問題集系」で挫折してしまった方は、『やさしい高校数学』 から、初めてみてはいかがでしょうか?
当サイトでも『やさしい高校数学』について詳しく説明しているので、気になる以下からチェックしてみてください。
【英語編】いらない・無駄な参考書とは?
続いては、無駄になる参考書の英語編について見ていきます。
英語の参考書は「単語帳」「文法の辞書」「問題集」「構文集」の4つに大別されます。
それぞれ、無駄になる参考書はあるのかまとめていきます。
単語帳|いらない・無駄な参考書
学校で配られる無駄になる単語帳は、『コーパス』、『データベース』などがありますが、これらの参考書は受験には不向きです。
『コーパス』、『データベース』は、単語帳として問題があるわけではありませんが、受験用として利用するには心許ない場合があります。
高いレベルの大学を志望している学生は、『コーパス』や『データベース』以外の単語帳も活用することをおすすめします。
単語帳|使える参考書
学校で配られる単語帳の中で、 『システム英単語』、『英単語ターゲット1900』 、『必携英単語帳LEAP』の3つは受験に利用することができる単語帳です。
『システム英単語』、『英単語ターゲットシリーズ』、『必携英単語帳LEAP』は大学の出題傾向や頻出される単語を学習することができ、より実践的な試験対策を行うことができます。
2人の学生時代の単語帳
清水先生の高校では、『速読シリーズ』が配られ、『入門編』『必修編』『上級編』と難易度で段階に分けて取り組んでいたようです。
1、2年生の時にサボってしまうと、高校3年生になって難しい単語から取り組まないといけなくなるので、1年生の内から少しずつ勉強することをおすすめします。
高田先生の学校では、『話題別英単語リンダメタリカ』を利用しており、かなり難易度の高い参考書を使って学習していました。
自分のレベルに合っていない参考書を利用していると、勉強が続かずモチベーションや学習の効率も悪くなってしまう可能性があります。
文法の辞書|いらない・無駄な参考書
英語を学習する上で、文法の辞書メインで勉強するのはそもそもNGな勉強方法です。
勉強が苦手な人ほど、文法の参考書をメインで学習してしまいがちですが、本来は文法を覚えるためではなく、文法における不明点を調べるために使うものとなります。
清水先生も「学校の問題集やワークの方がまだ勉強しやすい」と述べておりますので、文法の辞書は問題集やワークで分からない箇所を確認するような感覚で利用するようにしましょう。
文法の問題集|いらない・無駄な参考書
高田先生の学校では『デュアルスコープ』、清水先生の学校では『Vision Quest』の辞書とワークのセットが配られていました。
これらの参考書を配られる学校は多いですが、ワークに関しては悪くはないが、受験で問われる全ては網羅することができず、これだけでは大学受験突破は難しいとのこと。
多くの学校で配られる『Vintage』や『Next Stage』は多くの受験生が苦戦する難易度の高い参考書であり、最初から利用する使い方はおすすめできません。
他にも『Next Stage』の進化版の『Power Stage』もおすすめのようですが、難易度が高い場合があるので取り組む時期に注意して取り組むようにしましょう。
文法の問題集|使える参考書
武田塾チャンネルでは、『大岩のいちばんはじめの英文法』、『関先生の英文法ポラリス』を1からやるのがおすすめしています。
『大岩のいちばんはじめの英文法』は解説が分かりやすく、英語に苦手意識を感じている方でも取り組みやすい構成が特徴で、基礎をしっかりと固めたい方におすすめです。
『関先生の英文法ポラリス』は英語を構文などを丸暗記するのではなく、体系的に学習できるのが特徴で練習問題も豊富で習ったことをアウトプットして効率的に勉強することができます。
高田先生も「学校で配られた参考書が自分のレベルと合っていない可能性もある」と述べており、学校の参考書を鵜呑みにせずまずは自分のレベルに合った参考書で1から学習することをおすすめします。
構文集|いらない・無駄な参考書
続いては構文編ですが、清水先生の学校では『英語の構文150』が配られていたようですが、1回も開かずに卒業してしまったそうです。
構文集の正しい使い方は英文解釈を知るための参考書であり、例文を覚えることがメインとなってしまい、英作文の勉強になってしまわないように注意して利用するようにしましょう。
構文集がどこで役に立つのか分かりにくく、英語学習は文法→英文解釈→長文の順で進めるのが基本であるため、構文集は学習の中心にはなりません。
【理科編】いらない・無駄な参考書
続いては参考書の理科編について見ていきます。
理科では参考書をどのように利用するのが良いのでしょうか?
理科のいらない・無駄な参考書
3年生になって『重要問題集』が配られる学校が多くありますが、基礎の参考書の後に利用するものなので、焦って手を出さないようにしましょう。
理科科目は特に復習することが大事なので、復習がしっかりしている参考書を選択するのがおすすめです。
理科の使える参考書
理科科目も多くの参考書が配られており、『リードα物理』、化学では『セミナー化学』や『エクセル化学』、入試対策だと『重要問題集』を利用している方も多くいるのではないでしょうか。
学校で配られる理科の参考書の特徴としては、基礎から入試の典型問題まで網羅されており、解説も充実しているので完成度は高いのが特徴です。
それでも理科が苦手な方は量が少なく解説も丁寧な参考書があるので、武田塾のルートを参考に選ぶのがおすすめです。
以下の参考書ルートを参考に、自分のレベルに合った参考書を選んで活用してみてください!
【化学】参考書ルートはこちら
【物理】参考書ルートはこちら
参考書ルートは武田塾が考案の自学自習のルート!
志望校に合格に必要な参考書と学習の順番が一目でわかるため、自学自習におすすめです。
いらない・無駄な参考書の特徴は?
- 自分のレベルに合っていない場合があり、勉強が非効率になってしまう
- 内容が薄くて大学受験を対策するには心許ない
- 学校で配られた参考書では自分の目的に合っていない可能性がある
いらない・使えない参考書は上記のような特徴があります。
学校で配れる参考書が自分のレベルや目的に合っているのかを良く吟味して、自分が利用する参考書を選ぶようにしましょう。
無駄な参考書ってなに?いらない・ためにならない参考書の特徴とは?|まとめ
本記事では「【学校ガチャ】新学期に学校で配られても無駄になる参考書」の動画を参考に、いらない・無駄な参考書をまとめました!
学校で配られた参考書で盲目的に勉強するのはNGで、参考書を選ぶポイントをしっかり把握してから、取り組むようにしましょう。
詳しい内容が気になる方はぜひ、本編の動画「【学校ガチャ】新学期に学校で配られても無駄になる参考書」を確認してみてください!
他の参考書についても詳しく知りたい方は、当サイトで科目ごとに紹介しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください!