中央大学学部別対策|世界史
中央大学学部別|世界史対策
法学部法律学科へ行きたい方
法学部国際企業関係法学科へ行きたい方
法学部政治学科へ行きたい方
経済学部(2月14日実施)へ行きたい方
経済学部(2月15日実施)へ行きたい方
商学部会計・商業学科へ行きたい方
商学部経営・金融学科へ行きたい方
文学部へ行きたい方
中央大学世界史学部別対策
法学部法律学科へ行きたい方
法学部法律学科世界史の基本情報
試験時間60分 配点:4教科型100/450
3教科型 100/350
大問の構成(2014年度参考)
筆記
1、記述・選択問題
2、記述・正誤問題
3、記述・正誤・論述問題
※年度による変化あり
傾向
大問3題の出題で、試験時間は60分である。選択式(マークシート法)と記述式の併用で、記述式の割合が比較的高い。
地域別では、東洋史と西洋史から1題ずつ出題され、もう1題はその他の地域史や東洋史・西洋史の両地域にわたるもの、特殊なテーマ問題などが出題されることが多い。
西洋史の出題としては、西ヨーロッパ史が中心であるが、学習が手薄になりがちな地域からも出題され、しかも難問が多いので、対策がおろそかになる地域にも注意が必要である。
東洋史の出題としては、中国とその周辺に関するものが大半を占めるが、東南アジア、インド、西アジアなどからも出題されており、広い地域にわたる学習が必要である。
時代別では、通史的な出題が多いので、古代から現代までの丁寧な学習の積み重ねが大切である。現代史に関しては、第二次世界大戦後からの出題が多く、今後も十分な戦後史対策が必要であろう。
分野別では、政治・外交史が中心となるが、法律学科という学科の性格上、法学史・制度史に関する出題も多い。その際には条約や制度の名称だけでなく、文章選択によりその内容も問われることがある。文化史も掘り下げが深く、法律・思想・宗教・歴史学・科学技術などの分野では近代以降の学習が手薄になりやすいので、特に注意しておきたい。また、中国史の人名や固有名詞に関しては現代史も含めて正確な漢字で書くことが要求される。
ほとんどが教科書の知識で対応できるものだが、単なる知識の丸暗記では対応できない。また、記述式でも教科書を超える知識を要求される場合がある。この部分での得点の上積みは難しいにしても、失点を最小限にとどめたい。
法学部国際企業関係法学科へ行きたい方
法学部国際企業関係法学科の基本情報
試験時間60分 配点:4教科型100/500
3教科型 100/400
大問の構成(2014年度参考)
筆記
1、記述・正誤・選択問題
2、選択・記述問題
3、記述・選択問題
※年度による変化あり
傾向
例年3題の出題で、試験時間は60分。記述法と選択法を中心に、年度によっては正誤法を加えた形式である。地図や図版を使った問題も出題されている。
地域別では、国際企業関係法学科では西洋史が2題出題されることが多く、その他の1題は他地域や東西両地域にまたがる問題が出題されることが多い。
西洋史の出題としては、西ヨーロッパからの出題が多いが、非西欧地域を含む各国史や地域史が出題されることもあるので注意しておきたい。
東洋史の出題としては、中国史とイスラーム史が中心となっている。特にインド・西アジア・中近東にまたがるイスラーム史は注意が必要である。
時代別では、現代史の出題があまりみられなかったが、例年古代~現代まで比較的バランスよく出題されている。地域別との関連になるが、1つの地域が大問として問われた場合は、数世紀にわたる時代を対象とする通史となることも多い。
分野別では、政治・外交史とともに文化史の比重も大きい。多彩なテーマの文化史が出題されており、その内容も掘り下げが深い。また学部の性格上、法律や制度、条約の文章選択問題では特に掘り下げが深く、慎重な判断が求められる選択肢も多いので、法律・制度・条約などについてはその詳しい内容にまで踏み込んだ学習が必要である。
法学部政治学科へ行きたい方
法学部政治学科の基本情報
試験時間60分 配点:4教科型100/500
3教科型 100/400
大問の構成(2014年度参考)
筆記
1、記述・論述・選択問題
2、記述・選択・正誤問題
3、記述・選択・論述・正誤問題
※年度による変化あり
傾向
大問3題の出題で、試験時間は60分。記述・選択法を中心に、論述法や正誤法も出されている。論述法は。字数制限のあるものとないものがみられる。
大問3題の内容は、これまで国際問題、政治(憲法)、経済の3分野から出題されてきた。内容は、金融の国際化やオバマ大統領の誕生とアメリカの政治情勢であり、国際分野からの出題が3分の2を占めている。論述問題では、「なぜ」を問う問題が出題されており、要注意である。日頃から新聞をよく読んでおく必要がある。
基本問題に加え、高度な知識とその応用力も問われるため、教科書をもとに基本知識を体系的に理解することが大切である。その上で、たとえば国際関係では、重要な条約や国際連盟と国際連合の比較、さらにグローバリズムやサブプライム問題に端を合した世界金融危機などの国際経済、国際政治用語などを整理しておくことが大切である。また、「政治・経済」は近現代史との関連も深く、「日本史」「世界史」の教科書を利用して理解を深めておくことも大切である。
政治、経済、国際と各分野にわたって時事問題を問う出題が多い。時事的な知識は、最新の資料集やその特集ページを利用してまとめておこう。特に国際企業関係法学科が国際関係からの出題が多く、環境、軍縮、中東などの国際情勢について新聞や雑誌などに特集記事が出ていたら、ノートにまとめるくらいの緻密な学習が必要だろう。
経済学部(2月14日実施)へ行きたい方
経済学部(2月14日実施)世界史の基本情報
試験時間60分 配点100/350
大問の構成(2014年度参考)
筆記
1、記述・論述・配列問題
2、記述問題
3、記述・論述問題
4、記述問題
※年度による変化あり
傾向
大問数は4題、試験時間が60分。語群の中から使用語句を選び出して論述させるスタイルの問題がみられるのも特徴となっている。
論述以外では、例年記述問題が大半で、一部は配列法がみられる。過去には選択法の出題例もある。
地域別では、年度や日程により変動する場合があり、東西各大問2題の出題がオーソドックスとなっている。
西洋史の出題については、イギリス・イタリア・アメリカ・ドイツなどの主要国に加え東欧・ロシアやラテンアメリカなどからも出題がある。学習の範囲が及びにくい地域からの出題もされているので要注意である。
東洋史の出題については、中国史からの出題が多いものの、東南アジア・インド・イスラーム世界からもコンスタントに出題されており、いわゆる「周辺地域」を意識した出題もなされている。
時代別では、通史の大問も多いが、比較的短期間の時代を問う大問もあり、年度によっては全く出題されない時代もあって、一定の時代的な出題傾向をみつけることは難しい。
分野別では、比較的一国史・地域史の枠組みを重視した出題が続いているが、その中で政治史・経済史・文化史と幅広く出題されている。政治史が出題の中心であるが、リード文が長く、テーマ史的な内容となることもあるため、手薄な分野は作らないようにしておきたい。
記述法は、おおむね教科書・用語集の範囲内から基本的事項を中心に出題されている。必出の論述法は、年代によってかなりの負担となることもあり、受験生にとっては油断のできない問題となっている。語群の中から使用語句を選び出して論述させる問題は、選択法を兼ねた変則的なスタイルであるため、やや難度が高くなっている。
経済学部(2月15日実施)へ行きたい方
経済学部(2月15日実施)世界史の基本情報
試験時間60分 配点100/350
大問の構成(2014年度参考)
筆記
1、記述・論述・選択問題
2、記述・配列・選択問題
3、記述・選択・論述問題
4、記述問題
※年度による変化あり
傾向
大問数は4題、試験時間が60分。論述問題が毎年必ず出題されており、指定された語句を用いて、あるいは語群の中から使用語句を選び出して論述させるスタイルの問題がみられるのが特徴となっている。
地域別では、年度や日程により変動する場合があったが、近年は東西各大問2題の出題がオーソドックスとなっている。
西洋史は、イギリス・フランス・アメリカ・ドイツなどの主要国に加え東欧・ロシアやラテンアメリカなどからも出題がある。学習の範囲が及びにくい地域からの出題されている。
東洋史は、中国史からの出題が多いものの、東南アジア・インド・イスラーム世界からもコンスタントに出題されており、いわゆる「周辺地域」を意識した出題もなされている。
時代別では、通史の大問も多いが、比較的短期間の時代を問う大問もあり、年度によっては全く出題されない時代もあって、一定の時代的な出題傾向をみつけることは難しい。
分野別では、比較的一国史・地域史の枠組みを重視した出題が続いているが、その中で政治史・経済史・文化史と幅広く出題されている。政治史が出題の中心であるが、リード文が長く、テーマ史的な内容となることもあるため、手薄な分野は作らないようにしておきたい。
記述法は、おおむね教科書・用語集の範囲内から基本的事項を中心に出題されている。必出の論述法は、年代によってかなりの負担となることもあり、受験生にとっては油断のできない問題となっている。語群の中から使用語句を選び出して論述させる問題は、選択法を兼ねた問題の出題例もあるので、油断しないでほしい。
商学部会計・商業学科へ行きたい方
商学部会計・商業学科の基本情報
試験時間60分 配点100/350
大問の構成(2014年度参考)
筆記
1、記述・選択問題
2、記述・選択問題
3、記述・選択問題
※年度による変化あり
傾向
例年、大問3題で試験時間は60分。出題形式は選択法(マークシート法採用)と記述法の併用。記述法は空所補充と下線部に関する問題で構成されている。選択法は、語句選択の他、正文(誤文)選択があり、正しい(あるいは誤った)語句や文章がない場合という条件が課される問題もあり、難度を高めている。
また、正文(誤文)選択問題の選択肢には、教科書以外の内容が含まれる場合があり、そうした記述に惑わされることなく正解を導き出す力が求められている。
西洋史の出題では、ヨーロッパ中心で、これにアメリカ合衆国が続く。一国史をテーマとしていても周辺諸地域から幅広く問われるため、東欧・ロシア・北欧・ラテンアメリカについての知識も不可欠である。
東洋史の出題では、それまで必出であった中国史の大問が姿を消し、小問レベルの出題にとどまった。しかし、再度出題されているので、要注意である。他地域では、西アジア・東南アジアからも出題されている。西洋史分野と同様、一地域史・一国史であっても周辺緒地域からも問われるので、偏らない学習を心がけたい。
東西混合問題はテーマ史となる場合が多いことも特徴である。
時代別では、大問が3題と少ないことから、年度・学科によっては時代的に偏った出題となる場合がある。全体的には、近代史が重視されており、植民地支配・帝国主義に関連した出題がよく見られる。
分野別では、政治史の他、社会史・経済史・文化史からもコンスタントに出題されており、特に文化史では思想や哲学などでかなり踏み込んだ内容の正誤判定を求められる場合があるため、要注意である。
記述法は標準的なレベルだが、正文(誤文)選択問題は「該当する選択肢がない場合」を選択されることもあり、難度が高い。丁寧に選択肢の文章を読んでいけば標準的な知識で解答できるものが多いが、一部には用語集の説明文レベルの詳細な知識を要するものも見られる。加えて、テーマ史の形式での出題が多いことや、地図や図表・グラフを用いた出題もよく見られることから、得点差の出やすい問題となっている。
商学部金融学科へ行きたい方
商学部金融学科の基本情報
試験時間60分 配点100/350
大問の構成(2014年度参考)
筆記
1、記述・正誤・選択問題
2、記述・正誤・選択問題
3、記述・正誤問題
※年度による変化あり
傾向
例年、大問3題で試験時間は60分。出題形式は選択法(マークシート法採用)と記述法の併用。記述法は空所補充と下線部に関する問題で構成されている。選択法は、語句選択の他、正文(誤文)選択があり、正しい(あるいは誤った)語句や文章がない場合という条件が課される問題もあり、難度を高めている。
また、正文(誤文)選択問題の選択肢には、教科書以外の内容が含まれる場合があり、そうした記述に惑わされることなく正解を導き出す力が求められている。
西洋史の出題では、ヨーロッパ中心で、これにアメリカ合衆国が続く。一国史をテーマとしていても周辺諸地域から幅広く問われるため、東欧・ロシア・北欧・ラテンアメリカについての知識も不可欠である。
東洋史の出題では、それまで必出であった中国史の大問が姿を消し、小問レベルの出題にとどまった。しかし、再度出題されているので、要注意である。他地域では、西アジア・東南アジアからも出題されている。西洋史分野と同様、一地域史・一国史であっても周辺緒地域からも問われるので、偏らない学習を心がけたい。
東西混合問題はテーマ史となる場合が多いことも特徴である。
時代別では、大問が3題と少ないことから、年度・学科によっては時代的に偏った出題となる場合がある。全体的には、近代史が重視されており、植民地支配・帝国主義に関連した出題がよく見られる。
分野別では、政治史の他、社会史・経済史・文化史からもコンスタントに出題されており、特に文化史では思想や哲学などでかなり踏み込んだ内容の正誤判定を求められる場合があるため、要注意である。
記述法は標準的なレベルだが、正文(誤文)選択問題は「該当する選択肢がない場合」を選択されることもあり、難度が高い。丁寧に選択肢の文章を読んでいけば標準的な知識で解答できるものが多いが、一部には用語集の説明文レベルの詳細な知識を要するものも見られる。加えて、テーマ史の形式での出題が多いことや、地図や図表・グラフを用いた出題もよく見られることから、得点差の出やすい問題となっている。
文学部へ行きたい方
文学部の基本情報
試験時間60分 配点100/350
※一部100点のものもあり。
大問の構成(2014年度参考)
筆記
1、記述問題
2、記述問題
3、記述問題
4、記述問題
傾向
例年大問4題、試験時間60分で、ほとんどの問題が記述法であるが、年度によって選択法が見られる。
地域別では、西洋史は、イギリス史・フランス史といった各国史がほとんどなく、1つの大問のなかで様々な地域・国家が問われる傾向が強い。
東洋史は、連続して、中国史からの大問が出題されているのが最大の特徴となっている。イスラーム世界などの西アジアからの出題も多いが、東南アジア史や朝鮮史からの出題は少ない傾向が見られる。
時代別では、教科書の章や節に準拠した比較的短期間からの大問と、通史あるいはテーマ史の形で長い期間を問う大問が組み合わされており、古代から現代まで偏らないように出題されている。古代からの出題が続く一方、近現代史も重視されており、要注意である。
分野別では、テーマ史が多いことが特徴の一つとなっている。文学部らしいアプローチによる出題のほか、異文化交流史からの大問も多くなっている。
例年、やや細い知識を問う問題が見られるものの、全体としては教科書に準拠した内容になっている。ただ、記述法主体のため、中国史における漢字表記などで得点差が出やすい。また、地理的知識を問う小問も出題されており、こうした問題でどれだけ失点を抑えられるかが勝負となろう。