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上智大学TEAP型入試では何点取ればいい?TEAP勉強法も紹介

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近年入試形態が様々あり、志望校の合格のためには入試形態の理解が必要不可欠です。

上智大学を受験しようと思っているけれど、
「どのような入試形態があるのかわからない」
「入試のためにどのような準備をすれば良いのかわからない」
「TEAP型入試ってなに?」
「受験勉強は何をすれば良いのか不安」

と思う方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、上智大学のTEAP型入試について、TEAPとはどのような試験か、上智大学のTEAP型入試の特徴や配点・何点取ればいいか、またTEAPの勉強法についてご紹介していきます。

TEAPとはどのような試験か?

TEAPとはどのような試験なのか、TEAP公式による試験の説明を元に解説していきます。

TEAPとは上智大学と英検が開発したテストであり、現在上智大学をはじめとする様々な大学の入試に使用されているテストです。

一般的な大学入試の英語の試験とは異なり、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能が出題され、各100点ずつで400点満点となっています。

英語で資料や文献を読む、英語で講義を受ける、英語で意見を述べる、英語で文章を書くなどアカデミックな場面での英語運用力をより正確に測定するテストです。

難易度の目安としては英検準2級から準1級レベルの問題です。

2022年は第1回が7月24日(日)、第2回が9月4日(日)、第3回が11月20日(日)に実施されましたが、詳しい情報は公式HPでご確認ください。

上智大学TEAP型入試を知ろう

TEAPの特徴の次は、入試の特徴について整理していきましょう。

ここでは上智大学TEAP型入試について、他の入試形態と何が違うのか、配点や何点取ればいいのかについて解説していきます。

上智大学TEAP型入試|概要

TEAP型入試では大学独自の英語試験は行わず、代替としてTEAPまたはTEAP CBTのスコアを各学科が設定する配点に換算して、英語の得点として利用されます。

TEAPは複数回受験することが可能なため、1発勝負が苦手な方におすすめです。

また、試験当日に英語の試験がないため、TEAPで目標点を取った後は、英語以外の当日出題される試験科目に集中することができます。

さらに受験科目が共通していれば、1度の試験で複数の学科の併願が可能なため、上智大学の複数の学部・学科の受験を検討している方にもおすすめです。

TEAPのスコアは、2年間を有効期限とし、期間内のものが使用可能であり、複数回受験した際の各技能スコアの組み合わせはできません。

これらの情報は記事執筆当時の情報のため、入試の詳細に関しては必ず最新の情報を大学公式HPで確認するようにしましょう。

上智大学TEAP型入試|配点を知ろう

次にTEAP型入試の配点についてご紹介しますが、こちらも必ずご自身で最新の情報を確認するようにしてください。

学部・学科 英語外部検定試験結果 上智大学独自の教科 ・ 科目試験
経済学部経営学科 200 250
経済学部経済学科(理系) 100 100
理工学部 100 300
上記以外の学部・学科 150 200

参考:上智大学|募集人員、試験教科・科目、配点(一覧形式)

ほとんどの学部・学科では英語外部検定試験結果(TEAPまたはTEAP CBT)の配点が150点、上智大学独自の教科 ・ 科目試験の配点が200点となっています。

ただし、経済学部経営学科、経済学部経済学科(理系)、理工学部物質生命理工学科、理工学部機能創造理工学科、理工学部情報理工学科は配点が異なるため注意が必要です。

上智大学TEAP型入試|何点取ればいい?

ではTEAP型入試では何点取ればいいのでしょうか?

上智大学は合格最低点を公表していないため、正確な点数はわかりませんが、TEAPで300点は必ず取る必要があります。

また、TEAP310点で国語と社会の得点率が7割なら合格率は五分五分となり、
TEAP320点で国語と社会の得点率が8割ならばほぼ合格できると言われています。

確実に合格するためには
①TEAP320点
②国語と社会の得点率8割

のどちらかを目指して勉強することをおすすめします。

他の教科の得意・不得意にも左右するため、より具体的に何点取ればいいか知りたい方は武田塾の無料受験相談をご利用ください。

TEAP勉強法

それではTEAPで目標点を取るにはどのような勉強をするべきか、TEAP全体の勉強法の概要と4技能それぞれの勉強法について解説していきます。

TEAPではアカデミックな場面の問題が出題されるため、アメリカの大学の場面の理解や大学教育・留学に関する英単語を覚えておくことをおすすめします。

また、リーディング・リスニング・ライティングの問題でグラフ問題が出るため、図表やグラフに関する表現やそれらの読み方を対策する必要があります。

TEAP対策は時間がかかるため、高2でTEAPにチャレンジできるレベル、高3で英検準1級レベルの英語が理解できることを目標に勉強を進めていきましょう。

TEAPの対策本は数が少ないため、基本は公式問題集を使用して対策を行うことになるでしょう。

TEAP勉強法|リーディング

リーディングでは前述の通り語彙力の強化と図表やグラフに関する問題の対策が重要となります。

語彙レベルは準1級レベルまでですが、英語に自信がない方やあまり時間がない方は2級レベルまでの単語を完璧に落とさないように暗記し、他の部分で得点をする戦略も考えられます。

また、リーディングは問題量が多く、精読力よりも速読力が試されるため、日頃から速読の練習をするようにしましょう。

武田塾では、速読の練習として音声を聞きながら英文を声に出すシャドーイングをおすすめしています。

TEAP勉強法|リスニング

TEAPのリスニングでは、問題文が1度しか流れないため聞き逃しがないよう集中して聞くことが重要です。

練習段階では、1.2倍速など早い速度の音声に慣れておくことで試験当日は余裕を持って聞くことができるでしょう。

また、スクリプトと呼ばれるリスニングの原稿の精読や音声を繰り返し聞くこともおすすめです。

TEAP勉強法|ライティング

ライティングはリーディングやリスニングと比べると難易度が一定なため、公式問題集の模範解答を研究することが重要です。

模範解答に出てきた表現を暗記し、それらの文章が自分のものになるまで繰り返し練習することをおすすめします。

また、要約問題が出題されるため要約の練習も不可欠です。

学校や予備校・塾の先生に添削をお願いできる環境であれば、添削を通し改善を行うことも重要です。

TEAP勉強法|スピーキング

スピーキングもライティング同様、難易度が比較的一定なため模範解答の研究が一番の近道です。

TEAPの対策本では演習量が不足してしまうため、英検の対策本も利用して演習を積むことをおすすめします。

上智大学TEAP型入試とTEAP勉強法|まとめ

今回はTEAPとはどのような試験か、上智大学のTEAP型入試の特徴や配点、何点取ればいいか、また4技能それぞれのTEAPの勉強法についてご紹介しました。

TEAPの難易度は英検準2級レベルからのため高校1年生から対策が可能な上、複数回受験可能なことから、早い時期からの対策が可能です。

TEAPの勉強法や、TEAP型の入試についてより詳細に知りたい方、個別相談を希望される方に向けて、武田塾では無料受験相談を実施しております。

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