現役時代は全教科独学で受験に挑みますが自学自習の習慣が元々あったわけではなく、余力を出し切って何とか受験を迎える形に。センター試験では70%という結果になり浪人を決意。北海道大学へ合格することを夢に武田塾で数学の特訓のみ受講します。受験勉強を順調に進めて北海道大学 総合理系に合格を掴み取りました!
北海道大学
北海道大学はその名の通り北海道にある大学で、大学の区分は国立大学で大学の偏差値は52.5~65.0と非常に高い水準を誇っている難関国立大学です。東京女子大学の初代学長・東京女子経済専門学校初代校長を務め、5千円札の肖像としても知られる新渡戸稲造さんや科学者の鈴木章さんなど、偉人や著名人など多くのフィールで活躍をしている卒業生を輩出しています。
最近では日本経済新聞で早ければ2022年にはベンチャーキャピタルを設立し、スタートアップ育成の土壌を再興する「ルネサンス・札幌バレー」を標榜して新たな産業を生み出すエンジンとして機能させると報じられるなど一躍注目の的になっています。
自学自習の習慣がないものの独学で挑んだ現役時代
現役時代は独学で国公立への受験を挑戦しますが、自学自習の習慣があったわけではありません。余力を出し切ってセンター試験まで頑張って受験対策に取り掛かりますがセンター試験の結果は70%。国公立に提出できるレベルではないと思い浪人を覚悟しました。
浪人を覚悟した時に設定した第1志望校は北海道大学です。浪人生としての1年間は北海道大学へ合格することだけを胸に勉強に取り掛かりました。浪人生でも独学で勉強をしようと思いますが、苦手科目である数学だけ予備校で学ぼうと思い予備校を探していたら武田塾に出会います。座学が苦手だったので個別指導に惹かれ、参考書学習が気に入り入塾を決意します。
基礎の日大レベルから開始した特訓
武田塾では数学のみを受講し、それ以外の科目は現役時代同様に独学で進めます。現役時代も勉強をしてこなかったわけではないため貯金がある状態ですが、基礎である日大レベルから特訓を開始しました。基礎から初めて最終目標が北海道大学合格という道のりのため、最初からテンポよく進めます。非常に大量の宿題が出され一生懸命目の前のやるべきことに取り掛かります。
特訓開始当時の宿題の量は後期にゆとりが生まれるほどの量でしたが担当講師とともに1つ1つを丁寧にクリアさせていきました。テンポよく進めた成果が7月7日に日大レベル突破という形で現れました。苦手科目という事で数学が日大レベルを突破するのに想定以上の時間を要してしまい、2回目の段階突破テストでようやくクリア。基礎レベルを突破するまでに時間は掛かりましたが基礎が非常に定着しているため、11月25日には地方国公立レベルを突破するなど順調なペースです。
勉強に対する姿勢を現役時代と変えた成果が表れ始める
浪人生として受験勉強に取り掛かるにあたって机に向かう時間を圧倒的に増やしました。勉強する時間が増えたため勉強できる量も比例して増え、武田塾の特訓で忙しいことを理由にさぼったりせずに数学以外の科目も数学と同じペースで独学で進めます。勉強する際は常に1つ1つを疎かにしないと念頭に刻んていたため簡単な内容でも力を抜かずに徹底的に理解できるまで繰り返し演習を行います。
基礎をしっかり固めた成果が第1回武田塾模試で現れます。中森先生も「第1回武田塾模試は難易度が非常に高かった!」と認めるほど難しい試験でしたが化学と国語では70を超える偏差値を叩き出し、英語・地理B・数学ⅠAでは60以上、物理は60後半という成績を残します。
着実に成績を上げていき、初の共通テスト本番に挑戦
李さんが現役時代はセンター試験が用いられていましたが、浪人生として受験に挑む際は共通テストに変更。初めて変更された年だったため不安と緊張が残りますが今まで勉強してきた自分を信じて共通テスト本番に挑戦します。共通テストの予想問題を実際に見たときに英語の形式が今までとは異なっていたためどのように勉強したらいいのか戸惑いましたが、試行錯誤を経て独学をします。
いざ共通テスト本番は物理が難しかったため手ごたえを感じませんでしたが、結果は78%と現役時代のセンターテスト比較では8%伸ばすことに成功。志望校である北海道大学へ予定通り出願します。本来共通テストでは80%の獲得を目標としていたため2次試験でその足りなかった部分を稼くつもりで過去問に取り掛かります。
ひたすら過去問を解いて最後の追い込み!
共通テストが終了して以降はひたすら過去問に取り掛かります。本命である北海道大学の過去問だけを解くのではなく、神戸大学などいろいろな大学の過去問を解いて経験を積みました。得意科目である化学を得点源にしようと考えていたため特に力を入れて勉強します。現時点で合格している大学は東京理科大学 化学科。本命の北海道大学合格に向けて最後の追い込みを行いました。
北海道大学の試験当日の手ごたえは昨年より感じますがそれでもまだ「少し足りないかもしれない」と思います。数学が思ったより想定よりもできずに悔しい思いをしますが、理科で点数を稼ぐことができっため第1次試験である共通テストと2次試験の数学のディスアドバンテージを無事にカバーして北海道大学 総合理系で合格を収めました。
独学で挑戦するも失敗した現役時代の反省を生かして北海道大学合格 | まとめ
現役時代は独学で北海道大学に受験を挑みます。現役時代はセンター試験最後の年でセンター試験を受験しましたが結果は70%と国立大学に挑戦できる成績ではないことに気が付き浪人を覚悟します。現役時代は独学で挑戦したとはいえ、もともと自学自習の習慣があまりなかったため勉強の効率が悪く、あまり勉強時間の確保ができていませんでした。
浪人生としては武田塾で苦手科目の数学のみを受講することに。他の科目は引き続き独学で挑戦しますが初めて導入された共通テストでは英語の形式があまりにも変わっていたためどのように勉強方法を変更したらいいのか戸惑うも試行錯誤を経て対策を行います。共通テストの目標は80%越えでしたが結果は78%と欲しくも届かず、2次試験でディスアドバンテージのカバーを念頭に最後の追い込みを行います。
基礎を徹底的に固めたうえで発展的な問題に取り組んだ成果が念願の北海道大学合格という形で現れました。