北海道大学合格実績!2浪して「解く力」を習得。詳しい勉強法は?

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自学自習で力を高めるために入塾
基礎のひとつひとつを理解して次に進むことを意識した勉強
問題が解けることで勉強の成果を実感
レベルが上がり難しさに直面するも前向きに進める
ケアレスミスを克服しながら試験本番へ
まとめ

現役、1浪と授業型の予備校に通うものの、ただ通っているだけのような状態。このままでは自学自習の時間が足りないと感じて2浪時に入塾します。基礎を確実にしていく勉強で実力を付け、北海道大学経済学部に合格することが出来ました。

自学自習で力を高めるために入塾

現役時代と1浪時も予備校に通っていましたが、モチベーションが上がらず、ただ予備校に通っているだけのように感じていました。現役時代も勉強らしい勉強をしたことがなかったために、授業を受けても予習や復習、さらに自分で問題を解けるようになるための勉強をどうしたらいいのか分からないという状態。

惰性で予備校に通う毎日を過ごします。1浪時の共通テストでは650点程度は取れたものの2次試験の問題を解けず、もっと自分の勉強時間が必要だと痛感します。そこで、2浪した春に自学自習をベースに確実に問題を解ける力を養うべく、武田塾に入塾。

2次試験の問題が解けないということは、自力で問題を解き進めていく力が不足していること意味しています。それは十分な基礎力が付いていなかったことが原因でした。

基礎のひとつひとつを理解して次に進むことを意識した勉強

まずは日大レベルに対応できる力を確実に着けていくことが目標です。受験に必要な大部分の内容を勉強していたということで、いきなり全教科をスタート。使用した参考書は以下の14冊。

  • システム英単語Basic
  • 英語読解入門基本はここだ!
  • Next Stage
  • 読んで見て覚える重要古文単語315
  • 富井の古文読解をはじめからていねいに
  • ことばはちからダ
  • 漢字マスター1800
  • 田村のやさしく語る現代文
  • 橋元の物理基礎をはじめからていねいに
  • 化学基礎の必修整理ノート
  • 数学Ⅰ・A基礎問題精講
  • 数学Ⅱ・B基礎問題精講
  • 山岡の地理B教室PARTⅡ
  • 倫理基本問題集
  • これらの参考書は受験勉強を始める受験生や、基礎を復習、定着させたい受験生にとって適した参考書です。これまでの浪人生活で一度取り組んだことを、もう一度理解しながら次に進むことを意識。

    1浪時までに身につけた基礎知識が定着していることを実感でき始めると、確認テストなどの課題に対しても手応えを感じ始めてきます。

    問題が解けることで勉強の成果を実感

    日大レベルの入試問題は、大学入試で問われる標準的な難易度。日大レベルを十分に解けるようになれば、どんな入試問題でも対応できる基礎的な力が付いています。

    6月の半ばに日大レベルの問題を集めた数学の問題を初見で解くテストを受けた際には、「解きやすい」と感じるなど勉強の成果が表れてきます。これまで数学では、初見の問題はほとんど解けないほど苦手だったにも関わらず、解きながら典型問題ばかり出題されていることに気付くなど、基礎的な問題にきちんと取り組むことの重要性/span>と勉強の成果に衝撃を受けるほどです。

    模試などを受けても「見たことのある問題だな」と思いながら解けるように。E判定しか見たことがなかった合格判定でS判定が出るなど明らかに成績が向上。テストでの「点数の取り方」が分かってきます。

    レベルが上がり難しさに直面するも前向きに進める

    早い段階で結果が出て、8月の半ばにはひと通り日大レベルへの対応力を付けたことでモチベーションが上昇。とはいえ、MARCHレベルになると難しいと感じます。英語は『毎年出る頻出英語長文』、数学は『標準問題精講』に取り組み、2次試験を意識し始めます。

    英語では模範解答にまとめられている単語や熟語に知らないものがあるなど、まだ力が足りないことを実感。数学ではⅡBの内容に苦戦しますが、センター模試では解き方のアイディアが浮かんだり、解答を見て納得できるなど、これまで得られなかった感覚を覚えるように。

    難しいと感じる中でも、自然と課題が分かるようなっていきます。少しずつでも確実にレベルアップできていることを実感して、「やればできる」という気持ちで前向きに進めていきます。

    ケアレスミスを克服しながら試験本番へ

    順調に力を付けてきたように見えましたが、10月頃になると数学の課題テストを連続で不合格になります。

    原因はケアレスミス。もともとケアレスミスが多く、前の年に受験していた入試問題で見たことのあるような問題が出題されることが増え、それを解かなければならないという焦りがケアレスミスを増やしていました。

    間違った問題の復習には『標準問題精講』を使い、同時にケアレスミスの克服を図ります。本来の志望校は一橋大学だったため、英語は『ポレポレ英文読解50』、数学は『文系数学の良問プラチカ 数学I・A・II・B』など難易度の高い参考書にも取り組んでいきます。

    本番の共通テストでは760点を超える得点。1浪時と比べて120点以上もアップしていました。2浪はできないと考えていたため、早稲田大学のセンター利用受験が不合格であったことから、志望校を北海道大学に変更。

    いざ試験に臨むと国語以外は『ポレポレ英文読解50』や『文系数学の良問プラチカ 数学I・A・II・B』の方が難しいと感じるほど余裕を持って受けられ、見事合格を勝ち取ります。

    まとめ

    入塾後から始めた基礎項目の徹底により、早いうちに問題が解けるという感覚が掴めたことが勝因でしょう。受験勉強で怖いのは分かったつもりになってしまうこと

    実際の入試で問題が解けなくてはなりません。1浪までは授業を受けることで解けるものと錯覚してしまい、実際に取り組むと問題を解けない状態でした。授業や参考書などで十分に理解できていたとしても、問題が解けるようになるためには、実際に自力で問題を解き進める力を養わなければなりません。

    基礎的なレベルの問題でも自分で勉強した部分を解けるという感覚が得られたことから、その後の勉強に対するモチベーションと、「勉強すれば解ける」という余裕が生まれます。基礎的な問題を自力で解けるようになることが、難易度が高くなった時でも必ず活かされていきます。

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    • 4.各教科、どんな参考書を
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    • 5.参考書ごとの使い方を知ろう!