早稲田大学合格実績!浪人から合格するまでの勉強方法!~文系編~

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国語は考えて読みながら解く
本格的に早稲田大学の国語対策を開始
点数が安定しないまま入試本番へ
日本史は基礎知識のおさらいから
不十分なところは『実況中継シリーズ』と『図説』などで補完
まとめ

現役の共通テストでは全体で7割程度取れていたことから、十分実力が備わっているように思われました。しかし、英語と同様に基礎的な事項に抜けがあり点数が安定しません。基礎事項の見直しを含めて解き方を学んでいきます。

国語は考えて読みながら解く

英語、国語、日本史の中では苦手科目である国語。国語の点数は運や才能で決まると思っていたほどで、入試問題の読み方や解き方が全く身に付いていない状況でした。

説明を求められる問題では、「分かっている答えに辿り着くための説明」を書くなど、全く考えながら読めていない状況。この状況を打破するために日大レベルの問題からスタートして、問題を考えながら読む感覚を掴んでいきます。

感覚を掴んでからはMARCHレベルへ。MARCHの過去問では内容を難しく感じ、見慣れない問題で点を落とすなどつまずきます。そこはMARCHレベルの参考書をすべて読み直すなどして克服。

考えながら読んで解答することをマスターして、志望校である早稲田大学の国語問題に挑戦します。

本格的に早稲田大学の国語対策を開始

早稲田大学の赤本の国語と『現代文と格闘する』を参考書として進めます。『現代文と格闘する』は評論文と小説文の2系統に分けて内容や文脈を読みつないでいく方法を学びます。『現代文と格闘する』は解説が長く少し苦戦しますが、赤本は解説が分かりやすく「国語の勉強が好きだ」と思えるほど勉強が進みます。

実際に早稲田大学の過去問を解いていくと、点数が安定せず落差が激しい傾向がありました。これは解答の選択肢の判断が難しいのではなく、出題されている文章の難易度が高いため。

これまで日大レベルから始まり、MARCHレベルで取り組んできた、考えながら読んで解答することは十分にマスターできています。積み上げてきた基礎をきちんと発揮できれば早稲田大学の問題にも対応できる実力は付いてるはずです。

点数が安定しないまま入試本番へ

共通テスト前のセンタープレの国語では200点満点。積み上げてきた基礎のおかげでついた実力をセンタープレの国語で目に見える形として発揮されます。その一方で、正月明けに『センター予想問題パック』を解いた時には150点。この時は腕時計をつける習慣がなかったため、時計を忘れてしまうハプニング。

時計がないために時間配分などが全くわからない状態で丸1日試験を受けていました。直前期の2つのテストで点数が安定しないまま入試本番に突入して、共通テストでは悪い方が出て150点。3教科のトータルでは84%程度とセンター利用で日大に合格します。

早稲田大学教育学部では良い方が出て86%の得点。86%の得点者はほとんどいないと推測されるため、本命の試験でかなり良い結果が出ました。

日本史は基礎知識のおさらいから

日本史も現役時代の共通テストでは7割の得点。それでも「全部分かっている」と思っている基礎的な知識の勉強から始めます。受験生の王道といえるような勉強方法が好きではなかったため、用語集なども浪人してからは使わずにスタートします。

主に使った参考書は『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』シリーズと『一門一答』シリーズ。どちらも歴史の流れと暗記が必要な用語を合わせて勉強していく内容です。過去問などを解いていると、知っているけれども問題として出題されると思い出せないという状態が続き、5割から6割程度の正解しかできません。

MARCHレベルの過去問に取り組み始めても同様で、そのまま早稲田大学レベルの過去問に入っていきます。

不十分なところは『実況中継シリーズ』と『図説』などで補完

早稲田大学で出題されるレベルの問題に入ると、正誤問題でつまずきます。出題されている用語の7割から8割は、教科書で扱っているようなレベルとはいえ、問題の出し方が難しく簡単に解くことができません。そこで『日本史B講義の実況中継』シリーズと『図説日本史通覧』を使って不十分なところを補完していきます。

この2冊をすべて勉強するのは時間的にも間に合わないため、これまでの参考書で解決できない場合に、分からないところの解説を読んだり図説を確認することを繰り返して、これまで勉強した知識に加えて難しい問題を解く上で必要な知識を補っていきます。

日本史では現役時代に勉強した基礎をベースにして、どうしたら難しい問題を解けるか、ということで知識を補完しながら勉強を進めていきます。

まとめ

現役時代に共通テストでも7割程度は取れていることから、基礎や解き方をマスターしていると思われても、実際には基礎的な知識が不足しているという受験生も多いでしょう。特に問題が難しくなるにつれて、基礎的事項の定着度と完成度が重要になってきます。

点数が安定しない、成績がもうひと伸びしないしないという受験生は、基礎を再度確認してみましょう。また中途半端な知識が逆に問題になってしまうことも。それぞれの知識を完璧にすることを目標に、限られた時間の中で効率良く勉強することも重要です。

講義系の参考書や資料などすべてを勉強することが難しい場合には、自分に不足している部分を補うことを考えながら、参考書の使い方を工夫することも重要です。

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