『システム英単語』と『Next Stage』からスタート
8月中盤からは『入門 英文解釈の技術70』へ
結果が出てきた10月
まとめ
高校3年生の7月後半の夏休みから受験勉強を開始して、関西大学に現役合格しました。受験勉強開始時の偏差値は29。基礎を固めを徹底して標準的な入試レベルの問題に対応する力を付けます。無理して参考書を増やさず復習と過去問で基礎力を伸ばしました。
『システム英単語』と『Next Stage』からスタート
高校3年生の7月後半の夏休みから受験勉強を開始します。スタート時の偏差値は29。ここから夏いっぱいで入試で出題される標準的なレベルである日大レベルの問題に対応できるだけの力を付けることを目標にしていきます。
まずは『システム英単語』と『Next Stage(ネクステージ)』から始めます。『システム英単語』は実際に入試で出題される単語の意味や用法を、小さなフレーズで覚えていくタイプの参考書。<『Next Stage(ネクステージ)』は英文法・語法問題から英作文や英文読解問題まで対応できるように、入試に必要な知識を身に付けます。宿題をしっかりとやるものの、宿題の成果を確認する確認テストでは合格と不合格を繰り返したりするなど、勉強のやり方や進め方を身につけることに苦戦していました。
8月中盤からは『入門 英文解釈の技術70』へ
『Next Stage(ネクステージ)』に加えて『入門 英文解釈の技術70』に進みます。入門 英文解釈の技術70』は英文の構造を見抜くための基礎固めを目標にしています。
『Next Stage(ネクステージ)』で身に付けた知識の使い方を身に付けて、英文の解釈が出来るようになることが目標です。最初の確認テストはやはり不合格。勉強のやり方を掴むことに苦労しています。夏の間は基礎をひと通り身に付けることと並行して、参考書の使い方を身に付けることが目標になります。
秋に入っても苦戦が続き、確認テストでも11%しか取れないなど全くと言って良いほど身についていない状況。夏いっぱいで志望校のワンランク下の実力を付けて日大レベルの問題に対応出来るだけの力を付けることを目標にしていましたが、実際には英語長文にも入れず日大レベルの問題への対応力も付いていない状態でした。
結果が出てきた10月
10月くらいまでは単語や文法などの基礎ばかりの勉強でしたが、苦戦しながらも確実に知識が付いてきていました。『システム英単語』と『Next Stage(ネクステージ)』の内容が身に付いていれば、どの問題に取り組んでも知っている単語や文法が出来てきます。
わからない知識があれば『入門 英文解釈の技術70』で勉強したような構文や解釈を使って読み取っていくことが出来ます。10月からは英語長文対策のため『英語長文レベル別問題集4』と『やっておきたい英語長文300』に入りましたが、それほど苦戦することなく進めていきます。
『英語長文レベル別問題集4』と『やっておきたい英語長文300』はどちらも共通テストレベルの英文や入試の基礎的なレベルの長文が読めるようになるための参考書。苦戦しながらも基礎知識とその使い方が確実に身に付いていたため、確認テストでもすぐに満点を取れるまでに。ようやく勉強の結果が目に見えるようになってきます。
無理して先に進まずに基礎を徹底
その後『Next Stage(ネクステージ)』に取り組みます。『Next Stage(ネクステージ)』は中堅大学の入試問題レベルから共通テストレベルの問題を対象として、構文の図解や和訳、読解のポイントなどを確認しながら進める参考書です。
11月いっぱいで日大レベルを終わらせたものの、その後難関大学レベルの入り口と言えるMARCHレベルには進みませんでした。日大レベルの問題を完璧に対応出来るようになれば、MARCHレベルでも、それ以上のレベルでも勝負出来るだけの力が付いています。
直前期になっても日大レベルの問題を中心に過去問と基礎のやり直しを徹底。共通テストを受けず私立1本の受験に絞ります。関西大学の過去問ではすぐには合格点を取れなくても、全く解けないという状況ではなく、十分勝負が出来る状況でした。焦って参考書を追加するよりも、これまで勉強してきた基礎を徹底することで合格を勝ち取ります。
まとめ
受験までに時間がない場合や直前期になると、焦って参考書を増やしたり、新しいことに手を出してしまい失敗してしまうことがよく見られます。どこ科目でも基礎は重要です。特に英語では基礎的な単語や文法などの知識をしっかりと固めることで、難しい問題や長めの長文などに対応出来るだけの基礎力はきちんと身に付きます。
基礎を疎かにして先に進むよりも、基礎を徹底してからステップアップして行く方が結果として良いものになります。特に勉強が苦手だったり、受験勉強の開始時に十分な基礎力がない場合は、勉強そのものの仕方が分からず苦戦することも多いでしょう。しかし、そこで根気良く基礎を徹底することで、どんなレベルの問題にも対応出来るだけの力が十分に付いていきます。