今回は、AIを活用した勉強法で、慶應義塾大学商学部に合格した伊藤さんを紹介します。
伊藤さんは浪人時代に武田塾 博多本校に入塾し、AIを活用した独自の受験対策も行うことで、見事合格をつかみ取りました。
そんな伊藤さんは、どのような勉強をしていたのでしょうか?受験対策でのAIの使い方や、取り組んだ参考書を紹介します。
AIを使った受験対策に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
慶應義塾大学 商学部とは?
慶應義塾大学は早稲田大学と並び、国内トップクラスの学歴を誇る大学です。その歴史は古く、1858年に福澤諭吉によって創立されました。
商学部では、福澤諭吉の精神の一つ「実学」を特に重要視しています。実学とは、科学的なデータをもとに諸問題の解明を試み、現代社会に役立てていくことです。
このような精神をもとに慶應義塾大学商学部では、経営学や商業学、会計学、経済産業の分野で社会に活躍する人材を育成しています。
現役時代の様子
伊藤さんは浪人時代に武田塾へ入塾し、慶應義塾大学商学部の合格をつかみ取りました。そこでまずは、現役時代の生活や勉強の方法を聞いてみましょう。
現役時代は映像授業を視聴するスタイルの予備校に通いながら、武田塾チャンネルを参考に、自分でも参考書学習を進めていました。
その当時から、参考書での自学自習が合っていたという伊藤さん。映像授業よりも、参考書学習で成績が上がっている感覚があったと語っています。
現役時代から慶應義塾大学商学部を志望しており、共通テストも受験せず、一本勝負で臨みました。受験科目は、英語・数学・日本史の3科目で、特殊な入試方式を選択したそうです。
国語は完全に切り捨てる形になったため、合格できなければ浪人するという覚悟を持ち、受験に挑みました。そして残念ながら、結果は不合格となったため、浪人することになります。
浪人で武田塾を選んだ理由
浪人した当初、伊藤さんは大手予備校に通うことを考えていました。しかし、集団授業をゆっくり進める大手予備校は、伊藤さんには合っていないと感じたようです。
授業を受けるよりも、参考書を使った自学自習で、どんどん先取りしたい気持ちが強かったのだとか。
また、伊藤さんの場合は国語がゼロの状態だったため、どの科目も一律で同じレベルになってしまう大手予備校では難しいと判断しました。
個人に合わせて勉強計画が立てられる武田塾の柔軟性が、伊藤さんにとってメリットがあったようです。
自習室を借りる目的で入塾
伊藤さんは一人でも勉強ができるタイプだったため、最初は自宅で浪人する「宅浪」も検討します。しかし、周囲からは反対されることが多かったようです。
また伊藤さん自身も、誰かがいることで頑張れることもあると考えたため、塾に入ることを考えました。
そこで伊藤さんが考えたのが、自習室で一人で進められる塾へ入塾することです。一人で勉強するのが得意なタイプのため、「先生がいなくても、自習室さえあればできる」と考えていました。
そして武田塾へ入塾しますが、実際には先生のサポートにとても助けられたと語っています。苦手な国語では、担当の木ノ下先生とコミュニケーションを取ることで、現代文の読み方がわかるようになったのだとか。
参考書だけでわかることもたくさんありますが、それ以上に、知識が豊富な先生に直接フィードバックをもらえることが大きかったと語っています。
国語の勉強法
続いて、具体的な勉強法を国語から紹介していきます。
現役時代は商学部一本勝負だったため、国語対策が必要ありませんでしたが、入塾してからは志望校の幅を広げていました。そのため、国語の勉強にも力を入れていたようです。
参考書は、『ゼロから覚醒 はじめよう現代文』から始め、『新・現代文 レベル別問題集』の1は飛ばし、2〜4と進めました。
やり方は、同じ問題を二日連続で解くという方法です。問題を解き、解説文を読んだら、その日中に内容を完璧にします。
翌日に、前日取り組んだところをもう一度解き、復習を行います。その後、その日の分を進めるという勉強法です。
翌日になると意外に忘れてしまうことがあるため、二日連続で取り組む方法は効果的だったのだとか。
また、別の日にもう一度同じ問題を見ると、新しい視点で考えられることもあります。そのような点でも、よい方法だったと語っています。
このような二日連続で同じ問題に取り組む進め方は、国語を担当してくれた木ノ下先生と相談して決めたことだそうです。
文章の強弱を見極める
ほかにも木ノ下先生からは、文章を読むときの強弱の付け方も教わりました。
文章の強弱を意識しながら読むというのは、同じ比重でダラダラ読むのではなく、大事な部分を押さえるような読み方です。
伊藤さんは自ら先生に質問して、文章の強弱を始め、さまざまな勉強法を学んだと語っています。
そして、5月には『現代文読解力の開発講座』に入り、2ヶ月間で4周ほど繰り返し取り組みました。
その結果、文章中の強弱がわかるようになり、要約が上手になったそうです。こうして、国語への苦手意識が少しずつ変化していきました。
7月になると『船口の最強の現代文 記述トレーニング 』で記述の方法を学び、小論文対策に入ります。
AIを活用した受験対策
伊藤さんは、自分でAIを用いて受験対策を行っていました。具体的な活用の仕方を紹介します。
予想問題の作成
伊藤さんの場合、まずは、AIに過去問を学習させて予想問題を作らせました。
慶應義塾大学の問題は、語形変化させて穴埋めする問題など、独特な形式で対策が難しいといわれています。
そのため過去問をたくさん解き、慣れることが重要です。そこで伊藤さんは、AIに類似問題をたくさん作らせ、数をこなしていきました。
自由英作文の添削
また、自由英作文の添削にもAIを活用したと語っています。慶應義塾大学経済学部の自由英作文に向けて、AIに添削させることで対策を行いました。
しかし、AIが必ずしも正しいわけではなく、事実でないことを本当のことであるかのように出力してしまうことがあります。そのため、複数のAIに添削させることが重要です。
さまざまなAIからの添削結果を見て、折衷案を採用していたと語っています。
小説にして暗記
どうしても覚えられない日本史の事件などは、AIに小説にしてもらうことで暗記していました。
何度やっても覚えられないことは自分に興味がないからだと思い、面白くなるように物語にすることを考えたそうです。
そこでAIに「この事件を史実に基づいて小説にして」と指示し、興味が湧くように工夫しました。こうして苦手な部分の暗記も、AIを使って成功させたと語っています。
英語の勉強法
英語はとくに単語帳をたくさん使い、語彙力を高めたそうです。『システム英単語』、『SPARTA 3』、『英検 準1級 単熟語EX』、『速読英単語 上級編』と順番に進めます。
単語の暗記は、武田塾の「4日2日ペース」で行いました。4日2日ペースとは、4日間で毎日新しい単語を100個ずつ暗記し、2日間で4日間に暗記した分の復習をするというものです。
ほかにも複数の単語帳を使い、単語力を固めました。載っている単語は被っていることが多いですが、単語帳によって意味や表現が異なるので学びになったと語っています。
このようにして英単語に力を入れていたため、試験では単語で困ることはなかったと話してくれました。
日本史の勉強法
慶應義塾大学は英語の配点が高いため、浪人前半では社会科目の勉強はあまり重視していませんでした。そのため9月の早慶模試では、日本史の結果がよくなく、悔しい思いをしたといいます。
そこで、東進の『日本史 一問一答』をボロボロになるまで取り組みました。なかにはたくさんの書き込みがあり、やり込んだことがよくわかります。また答えのほうだけでなく、問題の文章のほうも暗記したそうです。
その結果、11月の慶大プレ模試では、平均点が46.9点のところ80点を取ることができました。偏差値70.2で、112人中の1位だったようです!この結果が、本番の自信につながったと語っています。
受験の結果
当初は早稲田大学の併願も考えていましたが、志望大学を絞ったほうが対策が強くなると考え、慶應義塾大学を中心に受験しました。
では、最終的にどのような結果になったのでしょうか。伊藤さんの受験結果は以下の通りです。
- 立教大学:合格(共通テスト利用)
- 慶應義塾大学 商学部:合格(A方式)
- 慶應義塾大学 法学部:不合格
- 慶應義塾大学 経済学部:補欠合格(B方式)
伊藤さんは、法学部不合格の考察として、日本史の論述対策が不十分だったと語っています。もともと英語で差をつける予定だったため、日本史は部分点が取れる程度の論述対策しかしていませんでした。
しかし、当日の英語が想定よりも易しかったため、他の受験生とあまり差をつけられなかったのだとか。その結果、不合格になってしまったと分析しています。
慶應義塾大学法学部や経済学部を受ける方は、日本史の論述対策をしっかりしてほしいと話してくれました。
武田塾へ入塾した感想
武田塾での浪人時代を振り返り、次のように話してくれました。
「武田塾は予備校と違い、自分と向き合う時間が多いため、落ち込んだときもありました。しかし、先生のサポートがあったからこそ、最後まで走り続けられました。通ってよかったと思っています」
伊藤さんの場合は、元から自分で勉強を進めるのが得意なタイプ。そのため、武田塾の方式と先生によるサポートがしっかりフィットし、慶應義塾大学 商学部合格という結果を掴めたのだと推測できます。
受験生へのメッセージ
最後に、受験生へ向けてメッセージをもらいました。
「AIはここ数年の成長が著しいので、自学自習に活用しやすくなっていると思います。しかし、うまく使いこなせないと非効率になってしまうため、正しく活用することが大事です。また、第三者からのフィードバックをもらいながら、勉強ができるという点で、武田塾は強いと思います」
AIはうまく活用できれば、受験のよいサポートになります。場所や人を選ばずに使えるものなので、伊藤さんのやり方を参考にしながら、ぜひ活用してみてください。
今回は、AIを受験対策に使いこなし、慶應義塾大学商学部に合格した伊藤さんを紹介しました。








