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【学年最下位から早稲田社学へ】「自分には無理」を覆した益田さん編【合格者カレンダー】

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今回ご紹介するのは、全日制高校で学年最下位を経験し、通信制高校へ編入したあと、武田塾 新宿校で努力を重ねて早稲田大学社会科学部に逆転合格した益田さんです。

高校1年生の秋に武田塾へ入塾したものの、最初はやる気がなく、宿題もほとんど手をつけず、先生からの連絡すら無視してしまっていたそうです。

それでも、高1の冬に「このままではいけない」と本気で思えたことをきっかけに、少しずつ勉強に向き合うようになりました。

長時間勉強ができるタイプではなかったからこそ、限られた時間の中で質を高め、着実に実力を伸ばしていった益田さんの受験は、多くの受験生に希望を与えてくれるはずです。

早稲田大学社会科学部とは

早稲田大学社会科学部は、政治・経済・文化・歴史など、社会を幅広い視点から学べる学部です。

一つの分野に限定されず、複数の領域を横断しながら考える力が求められるため、入試でも単なる暗記ではなく、読解力や思考力が問われます。

益田さんは、そんな早稲田大学社会科学部に合格しました。

しかも、受験のスタート地点は決して恵まれたものではなく、「ここから本当に早稲田大学に届くのか」と誰もが不安になるような状態からの逆転合格でした。

入塾前のどん底だった時期

益田さんはもともと全日制高校に通っていましたが、勉強についていけず、学年最下位を経験しました。朝起きることも難しく、1日中寝て過ごしてしまうような生活が続いていたそうです。

英語も中学レベルから不安があり、「fish」という単語を「fisy」と書いてしまうほど、基礎が身についていない状態でした。

その後、全日制高校から通信制のN高校へ編入しますが、通信制には授業がないため、他の高校生と比べて学習面で大きく遅れを取っていました。

そんな中で高校1年生の秋に武田塾へ入塾!しかし、最初は親に「行きなさい」と言われて入っただけで、自分の意思で勉強しようという気持ちはほとんどなかったといいます。

宿題もほぼ無視し、担当の野口先生から届く「自習室においでよ」というLINEや電話も、見ないふりをしてしまっていたそうです。

今振り返れば、まさに受験勉強のスタート地点とは言いがたい、どん底のような状態でした。

意識が変わったきっかけ

そんな益田さんの意識が変わったのは、高校1年生の冬頃でした。
きっかけは、身近にいた「まったく勉強していない浪人生」の存在だったそうです。

本来なら必死に頑張っているはずの受験生が、何もせずに過ごしている姿を見たとき、益田さんは「それって恥ずかしいな」と感じました。

そして、その姿をどこか他人事ではなく、自分自身に重ねてしまったといいます。

「今の自分も同じように見えているのではないか」と気づいた瞬間、初めて本気で危機感を覚え、そこから少しずつ勉強に向き合うようになりました。

誰かに怒られたからでも、無理やりやらされたからでもなく、自分で「このままじゃだめだ」と思えたことが、最初の大きな転機になったのです。

質を重視した勉強法

益田さんは、体力的な理由もあり、長時間勉強を続けられるタイプではありませんでした。

高校1年生の冬でも、勉強時間は多くて1日5時間ほどで、2時間しかできない日や、まったくできない日もあったそうです。そのため、受験直前のピーク時でさえ、最大6時間程度でした。

だからこそ、益田さんは「時間の長さ」ではなく「勉強の質」で勝負することを徹底していました。

インプットしたら必ずアウトプットした

時間が限られている中で、益田さんが特に意識していたのが、インプットとアウトプットのバランスです。

たとえば英単語なら、100個覚えたつもりで終わりにするのではなく、その日の終わりに武田塾のテスト形式で100個をしっかり確認し、本当に覚えているかを確かめていました。

覚えたつもりで進むのではなく、「できる状態」「完璧な状態」まで持っていって初めて次に進むという姿勢を貫いていたのです。

益田さんの場合は、勉強時間が短いからこそ、やったことを確実に自分の力に変える意識がとても強かったことが伝わってきます。

「なぜそうなるのか」を考える時間を大事にした

益田さんは、ただ答えを覚える勉強ではなく、「なぜその解法を使うのか」「なぜこの式変形をするのか」を考える時間を大切にしていました。

特に数学では、すぐに解説を見て終わるのではなく、自分の頭の中で論理を整理しながら理解することを意識していたそうです。

参考書に細かく書き込むタイプではなく、頭の中で筋道を立てて納得することを重視していたのも特徴です。

短い時間でも理解の深さを追求したことが、あとから大きな得点力につながっていきました。

授業の代わりにYouTubeも活用した

通信制高校に通っていた益田さんには、日常的に授業を受ける環境がありませんでした。
そのため、基本は参考書中心で進めながら、分からない部分だけをYouTubeの解説動画で補っていたそうです。

例えば、「予備校2.0」という河合塾の先生が運営しているYouTubeチャンネルなどをピンポイントで活用し、自分に必要な部分だけを効率よく吸収していました。

授業がないことを不利と捉えるだけでなく、使えるものは何でも使って埋めていく姿勢が、通信制という環境を乗り越える力になっていました。

科目別の対策

ここからは、益田さんが各科目でどのように力を伸ばしていったのかを見ていきます。

もともと高い位置からのスタートではなかったからこそ、一つひとつの工夫がとても実戦的で、再現しやすい内容になっています。

数学は偏差値40台から71.2まで伸ばした

数学では、『基礎問題精講』や『文系数学の重要事項完全習得編』を使いながら、基礎から着実に固めていきました。

その結果、高3の8月の全統記述模試では、数学の偏差値が71.2まで一気に上昇します。

さらに夏以降は、早稲田に向けた弱点補強として、苦手だった整数分野に絞って『1対1対応の演習』の整数分野だけを徹底的にやり込みました。

あまりへの注目や素数の使い方など、整数の基本的な考え方をしっかり学んだことで、本番の2026年早稲田社学で出題された整数の単独問題も正解できたそうです。

苦手を放置せず、必要なところをピンポイントで潰していったことが、本番での強さにつながっていました。

英語は夏のスランプを乗り越えて安定した

英語では、高3の夏に大きなスランプを経験しました。

『英語長文ポラリス2』に取り組んでいた時期、単語も構文も分かるのに、長文の内容だけが全く頭に入ってこず、読んでいる最中に頭が真っ白になってしまう状態に陥ったそうです。

そこで益田さんは、『ポレポレ英文読解プロセス50』をひたすら音読し、難しい英文に慣れる訓練を重ねました。

さらに、パラグラフリーディングを徹底し、段落ごとに「この段落の要点は何か」をメモに残すようにしたことで、文章全体の流れをつかめるようになっていきます。

その結果、秋以降は早稲田の過去問でも安定して7割、最低でも6割は取れるようになりました。
読めない時期があったからこそ、自分に必要な読み方を見つけ、そこから一気に伸びていったことが分かります。

模試の成績と過去問演習

益田さんの模試成績は、努力とともに少しずつ、しかし確実に上がっていきました。

初期は偏差値40台でしたが、高3の5月の全統記述模試では英語57.9、数学57.9、国語45.5、総合53.8まで到達しています。

そして高3の8月には、数学の偏差値が71.2まで跳ね上がりました。

また、過去問演習では、ただ点数を見るのではなく、「作問者はなぜこの問題をこうひねったのか」という意図まで考えていたそうです。

さらに、基礎が本当に身についているかを確認するために、志望校だけでなく千葉大学や神戸大学といった標準レベルの過去問にも取り組んでいました。

過去問を単なる演習材料ではなく、思考力を鍛える教材として使っていたことが、益田さんの強さだったのだと思います。

入試本番と合格の瞬間

共通テストでは、社会科学部換算で約88%という高得点を記録しました。

数1Aが68点、数2BCが86点、英語リーディング97点、リスニング78点、国語176点と、ここまでの積み重ねがしっかり数字に表れています。

特に国語では、過去問演習の中で培った知識や考え方がそのまま活きたそうです。

そして早稲田大学の独自試験本番では、英語の出題傾向が「長文4題で60分」と変化しており、対策していた正誤問題が出なかったことで最初は焦ったといいます。

それでも、『ポレポレ』などで培った読解力があったからこそ、冷静に対応することができました。

数学は難化もあり5割程度だったそうですが、全体としては十分に合格ラインへ届いていました。

そして合格が分かった瞬間、益田さんは心配をかけたお母さんに電話をかけ、泣きながら「良かったよ」と伝えたそうです。

ここまで苦しい時間も長かったからこそ、その一言に込められた安心や喜びは、とても大きかったのではないでしょうか。

モチベーション維持と受験生へのメッセージ

益田さんは、前の高校の友達とたまにご飯に行って励まし合うことで、メンタルを保っていたそうです。

また、実際に早稲田大学のキャンパスへ足を運び、自分がそこへ通っている姿を想像することで、モチベーションを大きく高めていました。

不安や焦りに飲み込まれそうなときも、感情を無にして「自分は勉強するしかない」とマインドセットしていたといいます。

そんな益田さんが受験生に伝えたいのは、「最初から自分には無理だと決めつけないでほしい」ということです。
まずは「合格は可能だ」と自分で認識することが、すべての第一歩につながると語っていました。

学年最下位だったことも、通信制に編入したことも、勉強時間が短かったことも、益田さんにとっては不利な条件だったはずです。

それでも、自分の可能性を完全には捨てず、一歩ずつ積み上げていった先に、早稲田合格という結果がありました。

今どんな状況にいる受験生でも、まだ遅いと決めつける必要はないのだと、益田さんの受験は強く教えてくれます!

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