今回ご紹介するのは、高校2年生の10月に武田塾 豊洲校へ入塾し、早稲田大学社会科学部・商学部・文学部に合格した三宅俊平さんです。
実は三宅さんは、明治大学経営学部、立教大学経済学部、明治学院大学経済学部にも合格しており、まさに大逆転の受験となりました。
そんな三宅さんですが、入塾前の偏差値は48程度で、もともとは学習習慣もほとんどなかったそうです。
今回は、そんな三宅さんの合格までの軌跡と実際に行った勉強法を詳しくご紹介していきます!
早稲田大学社会科学部とは
早稲田大学社会科学部は、社会を幅広い視点から学べる学部です。
政治・経済・文化・歴史などを横断的に扱う学びが特徴で、特定の分野だけに縛られずに知識を深められる点に魅力があります。
三宅さんは社会科学部だけでなく、商学部や文学部にも合格しており、早稲田大学の複数学部で通用する実力を身につけていたことが分かります。
武田塾に入る前
三宅さんが通っていたのは日本学園高校です。三宅さん自身も「マイナーな学校」と言っており、学年で早稲田合格者が2人しかいない環境にいました。
入塾前は剣道部に所属しており、部活が終わった後は疲れてほとんど寝てしまう毎日だったそうです。
勉強らしい勉強といえば、英検2級の単語帳を少しめくる程度で、学習習慣はまったくありませんでした。
「明治大学に行きたいな」とぼんやり思ってはいたものの、具体的な行動には移せず、だらだら過ごしていたと振り返っています。
高2の10月に武田塾へ入塾
武田塾に入ったきっかけは、友人が高2の10月に入塾したことと、校舎が駅から徒歩1分という通いやすさでした。
最初は「自分も行こうかな」という軽い気持ちだったそうですが、ここから三宅さんの受験勉強は大きく変わっていきます。
英語は『大岩のいちばんはじめの英文法』『ターゲット1900』『英文法ポラリス1』など、本当に基礎の基礎からスタートしました。
そして校舎長から言われた「絶対に毎日来い」という言葉を素直に守り、毎日自習室に通うようになります。
周りの生徒が猛勉強している空気にも刺激を受け、部活終わりでも毎日5時間、部活がない日は6時間勉強する生活を継続しました。
その結果、入塾から3か月後の模試では、単語力と基礎が身についたことで「なんとなくではなく、理由を持って答えにたどり着ける」感覚をつかみ、偏差値は60近くまで一気に上昇したそうです。
高2の終わり頃には、すでに日大レベルの参考書を突破していました!
勉強法
ここからは、三宅さんが実際に取り組んでいた勉強法を教科ごとに見ていきます。
基礎の徹底だけでなく、自分なりの解き方や整理の仕方を見つけていたことが、合格につながった大きな要因でした。
英語は単語の徹底と音読で伸ばした
三宅さんは早稲田レベルの英語に対応するため、英単語帳を4冊やり込みました。使っていたのは、『ターゲット1900』『パス単準1級』『EX準1級』『ピナクル』です。
特に『ピナクル』まで仕上げたことで、早稲田の社会科学部や文化構想学部で出題された難解な単語にも対応でき、本番でもしっかり得点できたと語っています。
また、長文が読めないスランプに陥ったときには、とにかく音読を繰り返したそうです。
音読を続けることで英文がスラスラ読めるようになり、特に効果を実感した勉強法だったと振り返っています。
高3の夏には英検準1級を2410点で取得しており、英語力の大きな伸びが結果にも表れています。
現代文は独自の解法を作って突破した
高3の春から夏にかけて、英語や他教科の偏差値が60を超える中で、現代文だけは偏差値45〜50と伸び悩んでいました。
そんな中で三宅さんが気づいたのが、「現代文の構造も英語と同じように捉えられるのではないか」ということでした。
大量の問題を解く中で、傍線部の説明を問う問題なら、正解の選択肢も傍線部と主語・動詞が一致するはずだと考え、主語や動詞がずれている選択肢を消去する独自の解法を編み出しました。
さらに、指示語を丸で囲って線で結んだり、登場人物をA・B・Cと記号化したり、対比や循環の構造を余白に図で書き込んだりすることで、文章の流れを視覚的に整理していました。
難しい評論文や小説でも、頭の中だけで追うのではなく、紙の上で構造を見える形にして理解していたのです。
また、武田塾の個別指導では、ただ答え合わせをするのではなく、「なぜこの答えになるのか」を自分の言葉で先生に説明していました。
この過程によって、正解までの思考プロセスが自分の中ではっきりし、再現性のある解き方へとつながっていったそうです。
日本史は用語集と教科書を使い倒した
日本史は三宅さんの得意科目でした。
ただ一問一答を覚えるだけではなく、用語集の余白に、早稲田で頻出の「天皇の家系図」「地域の特産品」「学者の師弟関係」などを自分でまとめ、隙間時間に見返して暗記していたそうです。
こうした細かな情報整理によって、知識を単発で覚えるのではなく、つながりを持って理解できるようにしていました。
また、早稲田の日本史は教科書の太字だけではなく、太字と太字をつなぐ本文の部分からも出題されるため、そこまで意識して教科書を読み込んでいたといいます。
表面的な暗記ではなく、教科書全体の流れを把握することが、高得点につながったポイントでした。
社学の総合問題はニュースと戦略で対応した
早稲田大学社会科学部の総合問題に向けては、毎日ニュースを見ることを意識していたそうです。
時事問題だけでなく、その背景知識まで含めて頭に入れておくことで、初見の問題にも対応しやすくしていました。
また、本番では時間配分も重要だと考え、記述問題を後回しにして大問2から解く戦法をとったといいます。知識だけでなく、本番でどう解くかまで考えて準備していたことが印象的ですね。
スランプと過去問演習の反省
順調に伸びていた三宅さんですが、高3の9〜10月にはスランプの時期もあったそうです。
夏休みに燃え尽きてしまい、普段なら21時〜22時まで残っていた自習室を、18時頃にこっそり帰ってしまうこともありました。
しかし、自習時間のランキングでこっそり帰ったことが周囲に分かってしまうことや、過去問が解けなくなってきたことで「さすがにヤバい」と危機感を持ち、再びモチベーションを戻せました。
また、過去問の解く順番については後悔もあったと語っています。
最新年度を残して古い年度から解き進めてしまったため、直前期に「最近解いたばかりの古い傾向の問題」を復習する形になってしまったそうです。
三宅さんは、最近の出題傾向に合わせるためにも、新しい年度から古い年度へさかのぼる順番で解いた方がよかったと振り返っていました。
武田塾 豊洲校の良かったところ
三宅さんが感じていた武田塾 豊洲校の良さの一つは、ライバルの存在です。
自習室にいる他の生徒を勝手にライバル視し、「あいつがまだ残っているから自分も残ろう」「あいつがいない間に差をつけよう」と考えることで、モチベーションを高めていたそうです。
一人で黙々と頑張るだけでなく、周囲の空気が自然と勉強量を引き上げてくれる環境だったことが分かります。
また、担当の先生も同じ日本史選択だったため、学習相談だけでなく、受験会場での立ち回りのような実戦的なアドバイスももらえたそうです。
たとえば、「試験会場のトイレの場所を見つけておく」といった、最近まで受験生だったからこそのリアルな話が役立ったと語っています。
合格の瞬間
合格発表は、ずっと支えてくれたお母さんと一緒に見に行ったそうです。
その場で熱い握手を交わし、自分の合格によって周りの人が喜んでくれたことが本当に嬉しかったと振り返っています。
単に自分が受かったというだけでなく、支えてくれた人たちに結果で応えられたことが、三宅さんにとっては大きな喜びだったようです。
受験生へのメッセージ
三宅さんのモチベーションの源泉は、地元の頭の良い友達の存在でした。
遊ぶたびに、「自分だけ勉強ができないのは嫌だ」「彼らと同じ場所に立ちたい」という思いが、努力を続ける原動力になっていたそうです。
そして最後に、受験生に向けて「自分も武田塾の環境で変わることができた。皆さんも、自分の合格で周りの人を喜ばせられるように頑張ってほしい」とメッセージを送ってくれました。
学習習慣がほとんどなかった状態からでも、環境を変え、毎日積み重ねることで早稲田合格まで届いた三宅さんの体験は、多くの受験生にとって大きな勇気になるはずです。






