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【受験勉強ゼロから】慶應義塾大学薬学部に現役合格!田村さん編【合格者カレンダー】

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今回は偏差値40台から現役で慶應義塾大学薬学部に合格した田村さんをご紹介します。脅威の逆転合格ですが、実は受験勉強を始めたのは3年生の6月からでした!

また慶應義塾大学以外にもMARCHを始め6大学に合格しています。ではどのようにして遅れを取り戻し、たくさんの合格を掴み取ったのでしょうか?

実際の勉強からその秘訣を紐解いていきます。

慶應義塾大学薬学部に合格!

慶應義塾大学は1858年に福沢諭吉によって創立された由緒ある私立大学です。その中でも慶應義塾大学薬学部は、私立薬学部ではトップクラスに難しいと言われ、偏差値は65〜70ほどにも上ります。

また薬学部は薬剤師や薬学研究者、医療人を育成することを理念としていますが、卒業後の進路は幅広く、一般企業へ就職する学生も少なくありません。

キャンパスは東京都港区に門を構える芝共立キャンパスで、立地が良いことも学生からの支持を集めています。

高3の6月に武田塾に入塾

田村さんが受験勉強を始めたのは、部活を引退した6月からでした。

他の受験生に比べて開始時期が遅かったため、授業を受けてからの勉強では間に合わないと感じていたそうです。そこで自分のペースで効率的に勉強ができる武田塾に入塾しました。

6月からの勉強で慶應義塾大学薬学部に現役合格を果たしていますが、もとから成績が良かったのかというとそうではありません。

当初は化学と英語が進研模試の偏差値で40台と、かなり厳しい状況でした。とくに化学はまったくの手つかず状態で完全に0からのスタートです。

そこでまずは基礎をしっかり固めることから始め、徐々に早慶レベルに向けてスピードを上げて勉強を進めていきました。化学は『リードLightノート』、数学は『基礎問題精講』、英語は『ターゲット1900』『大岩のいちばんはじめの英文法』など、どの科目も最も基礎的な参考書から取り組んでいったそうです。

こうして6月から勉強を開始していくと、すぐに夏休みの時期になります。短期間で結果を出したい田村さんにとって非常に大事な期間ですが、どのように過ごしていたのでしょうか?

夏休みの過ごし方

まずは、毎日朝から晩まで勉強する習慣を作るため、開校の10時から閉校の22時までずっと武田塾にいるようにしました。

毎日12時間も勉強をするのはかなり大変なことですが、田村さんはうまくリフレッシュして、長時間の勉強を乗り越えていたそうです。

12時間ずっと勉強をし続けようとすると集中力も切れ、効率も悪くなってしまいます。そこで田村さんは2時間ごとに小休憩を挟みました。トイレに行ったり外の空気を吸いに行ったりして、こまめに気分転換の時間を設けていたそうです。

そのため実際に武田塾で勉強をしていたのは10時間ほどで、あとの2時間は塾に来る前や自宅に帰ってから行っていました。

そんな田村さんですが、初めから12時間も勉強ができたわけではありません。慣れるまでは半分の6時間で継続をしていました。いきなり頑張りすぎると心が折れたり、メンタルが落ち込んでしまうので、無理をせずにできる範囲で継続することが大事だと語っています。

また適度にリフレッシュすることがとても効果的だったそうです。田村さんの場合は、塾の周りを散歩して、近くの飲食店で好きなものを食べていたそうですよ。

実際の勉強法

英語

単語帳の『ターゲット1900』は、見出し語を覚えることはもちろん、二つ目の意味や派生語まで徹底的に暗記しました。

また過去問や長文を読む中でわからなかった単語がでてくると、表紙に書き込んでまとめ、1冊を完璧に仕上げたそうです。

その結果、難しい単語が頻出する早慶の問題でも、しっかりと戦える力がついたと語っています。

そのあとは2冊目に『速読英単語 上級編』を使いました。これでかなり単語力はつきましたが、それでも早慶レベルだと知らない単語が出てきます。そんなときに『速読英単語 上級編』に載っていた推測法を利用して、単語の意味を推測していたそうです。慶應義塾大学を目指す人には有効的な単語帳ですね。

化学

「有機化学は反応経路図を覚えておくと問題が解きやすくなる」という先生からのアドバイスを受け、経路図を丸々すべて暗記しました。

田村さんは確実に覚えるために、白紙想起法というやり方で暗記をしていたようです。白紙想起法とは、何も見ない状態から記憶を頼りに紙に書き起こしていく方法です。目を閉じていても、頭の中で出てくるようになるまで1ページを完璧に覚えたと語っています。

暗記は地道な作業ですが、逃げず真正面から一つずつ頭に叩き込むことが大切です。

数学

数学は解法や公式をただ覚えるのではなく、なぜその解法や公式がその問題に使えるのかまで意識しながら覚えました。

いくら問題集を完璧にしたとしても、同じような問題が出題されるとは限らないため、しっかり解法の意味から理解することを大事にしたそうです。

その結果、応用問題や初見の問題も解けるようになりました。

遅れは量と質でカバー

このように工夫して勉強してきた田村さんですが、それでもスタートが遅かった分、慶應義塾大学薬学部への現役合格を目指すには時間は足りないはずです。武田塾のルートも普通なら1年弱はかかります。では田村さんはどのようにして間に合わせたのでしょうか?

まずは基礎的な内容を、スピードを上げて仕上げていきました。本来なら2週間かかるところを1週間で終わらせたそうです!周りの人の倍のペースで進んでいたので、宿題の量もかなり多かったと振り返っています。

その膨大な量の宿題をこなすにあたって1日の勉強時間を増やしたことで、1日12時間の勉強習慣が定着しました。12時間も勉強するのはモチベーション維持も大変ですが、田村さんは机の上に憧れの慶應義塾大学薬学部のパンフレットを置いて自分を奮い立たせていたそうです。

慶應生がかっこよくて、自分も慶應ボーイになりたいという気持ちが強かったと振り返っています。

武田塾の良かったところ

田村さんは武田塾での生活を振り返って、自分のペースに合った宿題管理をしてくれたり、参考書を選んだりしてくれたのが良かったと語っています。

とくに田村さんのように、短期間で結果を出したい人には効率的な勉強法が大事になるため、個人に合わせた方法があっていたのかもしれませんね。

受験生へのメッセージ

最後に田村さんから受験生へメッセージをもらいました。

「武田塾なら自分のペースに合わせて勉強を進められるので、遅れちゃった人でも取り返せると思います。それから受験期は多くの壁にぶち当たると思いますが、その原因を突き止めて改善策を出していけば、どんな壁でも乗り越えられます。諦めないことを心に誓って頑張ってほしいです」

3年生の6月からの勉強で、偏差値40台から慶應義塾大学薬学部に現役合格した田村さん。そんな田村さんが言うからこそ、とても勇気づけられる言葉ですね。

出遅れちゃったと感じている人も、最後まで諦めずに合格を掴み取りましょう!

以上、短期間で結果を出し、慶應義塾大学薬学部への現役合格を果たした田村さんをご紹介しました。

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