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【E判定からの逆転】筑波大学文学部に合格!辻野さん編【合格者カレンダー】

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今回ご紹介するのは、浪人して筑波大学文学部に合格した辻野さんです。

現役時代は英語が苦手で、共通テストでは良い結果が取れなかった辻野さん。E判定のまま筑波大学に出願し不合格となっていまいます。

それから武田塾で浪人し、主に2次試験への勉強を強化します。長文や英作文の対策に取り組み、また過去問演習では間違いのまとめ直しや復習を徹底しました。

そして見事、筑波大学文学部の合格を掴み取ります。ではそんな辻野さんの合格までの軌跡を紹介します!

筑波大学文学部とは

筑波大学は1872年創立の師範学校が前身の国立大学です。その歴史は古く、国内で最も古い大学の一つとして数えられます。

基本理念には「国内的にも国際的にも開かれた大学であること」が掲げられ、外国人留学生の数が多いことでも有名です。

文学部は偏差値65ほどと難易度は高めですが、武田塾では多数の合格実績がございますので、ぜひお任せください。

武田塾に入った理由

浪人が決まったと同時に塾に入ることを検討した辻野さん。

その中で武田塾を選んだ理由は、中学レベルからの基礎を固めるために、自分のペースで勉強をしたかったからだそうです。

大手予備校の国公立コースに入ってしまうと、基礎のやり直しからはできないのではないかと考え、武田塾に入ることにしました。

武田塾では現役時代に一番点数が低かった英語をメインに受講し、それ以外の科目は先生のアドバイスをもらいながら自分で進めました。

現役時代の成績

現役時代に苦手だった英語は、リーディングが39点、リスニングが57点であまり良い点数は取れなかったようです。

全体では900点満点中520点で、得点率は57%ほどでした。

そこから武田塾で浪人し、最終的には715点で72%と15%ほども点数を伸ばせました。

しかし筑波大学文学部の合格ボーダーラインは78%だったので、これでもE判定です。

合格には2次試験での挽回が必要になりますが、巻き返せると判断しそのまま筑波大学文学部に出願しました。そして見事合格となります。

では具体的にどのように勉強してきたのか紹介します。

英語の勉強法

長文の課題

参考書は『動画でわかる英文法 読解入門編』、『入門英文問題精講』と順番に進めていき、単語帳は『ターゲット1900』を使いました。

7月後半~8月前半には日大レベルを突破しましたが、そこまで順調なペースではなかったようです。

とくに長文になると読めなくなってしまうのが課題で、『関正生のTheRules英語長文問題集1・2』、『関正生の英文法ポラリス1』に苦戦したと語っています。

そこで長文の苦手を克服するために、『入門英文問題精講』の内容を音読しました。

『入門英文問題精講』は押さえていないといけない文法の核心が詰まった参考書なので、音読に向いていると考えたそうです。

音読をすることで、まずは1段落ずつが読めるようになり、最終的には長文全体でも読めるようになりました。

その後は10月頃から過去問演習に入り、2次試験への対策に移っていきます。

2次試験での長文対策には『門脇渉の 英語 整序問題が面白いほど解ける本』を使いました。

実際、国公立大学の2次試験では整序がしっかりできているかで稼げる点数も大きく変わってきます!

苦手な人はぜひ対策してくださいね。

英作文の対策

いきなり80〜100語の英単語を使った文章を作るのは、なかなか難しいことです。

そのため辻野さんは『英作文ハイパートレーニング』で文章の型を身につけてから、筑波大学の過去問に入りました。

また英作文の添削にAIが使えると先生から教わり、ChatGPTも使用しながら英作文の練習をしていたそうです。

先生からのアドバイス

先生からは、英語の長文はパラグラフごとに正確に読むことを意識するようアドバイスをされました。

パラグラフを雑に読んでしまうと全体がぼやけてしまい、内容一致問題で点数が取れなくなってしまいます。

そのため一文一文を正確に読み、パラグラフごとにタイトルをつける勉強法を取り入れました。1段落読み終わったら、正しく内容を把握できていたのかまとめ直すトレーニングをしていたそうです。

この方法は、タイトル問題が頻出する筑波大学の対策にとても役立ったと振り返っています。

数学の勉強法

入塾前から勉強開始

辻野さんは浪人開始の4月に武田塾に入塾しましたが、数学はその前から勉強を進めていました。

現役時代の11月頃から始めた『基礎問題精講』を入塾前の3月に終わらせていたので、浪人スタート時にはすでに日大レベルをクリアしている状態でした。

そのため参考書は『CanPass数学Ⅰ・A/Ⅱ・B/C』から始め、わからない問題があれば『基礎問題精講』に戻って復習をしていたそうです。

また『文系の数学 実戦力向上編』に取り組み、2次試験で戦える実力もつけていきました。

その後、9月・10月頃には過去問演習に入ったので、1年間の半分ほどは過去問に時間を使えたと語っています。

数学はとても早いペースで進められていたようですね!

これほど早くから対策をしていたため、入試本番では大問2問中1問が完答で、もう1問は部分点で7割ほど得点できました。

現役と比較してもとてもよく伸びたと実感しているようです。

勉強の工夫

失敗をメモにまとめて見直し

過去問を解いたあとは、ミスの原因などをスマホのメモ機能に残していたという辻野さん。

間違ったときだけでなく、新しい知識を知ったときにも、自分へのメッセージとしてメモをしていました。

そしてそのメモを、普段の過去問演習の前や、入試の直前に見返して、同じミスをしないように工夫していました。

これはどの科目でも同じようにしていたそうです!しっかり復習をして次につなげられていますね。

自主的に先生の監視下に入る

また自学自習を怠けないように、辻野さんは先生の目が届く場所で勉強をしていたそうです。

通っていた新宿校は6階が自習室になっていましたが、辻野さんはあえて、先生や校舎長がいる2階で自習をするように決めていました。

自らを厳しい環境に置くことで、しっかり勉強できていたようです。眠気にも耐えられたと振り返っています。

11月にE判定で本気を出す!

これまでストイックな勉強法を紹介してきましたが、実は辻野さんは勉強時間に波があるタイプでした。

1年間で963時間、平均すると1日たったの2.9時間です…!

入塾直後の4月は頑張れたそうですが、そのあとはやる気が下がり、11月頃からまた本格的に勉強を始めます。

それからは1日10〜12時間勉強をするようになったのですが、急にスイッチが入ったのにはわけがありました。

というのも11月に受けた千葉大学の冠模試でE判定を取ってしまったからです。

筑波大学の冠模試はないので、難易度が似ている千葉大学の冠模試を代わりに受けたのですが、浪人して塾に通っているにも関わらず、E判定…。

これにはさすがに焦りを感じたという辻野さん。このタイミングで本気を出しますが、共通テスト対策は出遅れてしまい、ボーダーラインに届きませんでした。

しかしその分、2次試験の勉強はしっかりできていたので、なんとか筑波大学文学部に合格できました!

武田塾に入って良かったところ

また辻野さんは武田塾での浪人生活を振り返り、受講していた英語以外でも親身に相談に乗ってくれたことがとても良かったと語っています。

もちろん英語の先生も辻野さんの合格に向けてしっかりサポートしてくれましたが、それ以外にも教務の社員さんがよく気にかけてくれていたんだとか。

受講していない数学や国語の添削をしてくれるなど、辻野さんにとっていつでも相談できる存在だったようです。

浪人は孤独になりがちなので、身近に相談しやすい先生方がいると気持ちも楽になりますね!

E判定から筑波大学文学部合格!まとめ

今回は浪人して筑波大学文学部に合格した辻野さんを紹介しました。

現役時代は共通テスト57%でしたが、武田塾で浪人し、着実に力を伸ばしてきた辻野さん。

勉強時間の波はありながらも、11月から一気に勉強のスピードを加速し、見事E判定からの逆転合格に成功しました!

そんな辻野さんの筑波大学文学部合格までの軌跡をご紹介しました。

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