今回は大阪大学外国語学部中国語学科に合格した江上さんをご紹介します。
武田塾に入塾したのは高校1年生で、中学時代の失敗をバネに受験勉強に力を入れていきました。
最終的には偏差値を20もアップさせ、英作文や長文読解などの難問も攻略していきます。
ではそんな江上さんが大阪大学外国語学部中国語学科に合格するまでの軌跡を紹介していきましょう!
大阪大学外国語学部中国語学科とは
大阪大学は1931年に大阪帝国大学として設立されました。
7つある旧帝国大学の一つで国内でもトップクラスの学力を誇ります。
私塾の流れを汲んでいるため市民精神を大事にし、「地域に生き世界に伸びる」を掲げ、社会に貢献する人材を育んでいます。
江上さんが進学する大阪大学外国語学部中国語学科は、偏差値70ほどです。
英語の配点も高く、しっかりとした対策が必要になりますが、武田塾では大阪大学外国語学部への合格者を多数輩出しています。
気になる方はぜひ一度無料受験相談にお越しください。
高1の春に入塾!
江上さんが武田塾に入塾したのは、高校1年生の春です。
かなり早くから受験に意識を向けていましたが、それは高校受験での失敗があったからなんだとか。
大学受験には成功したいという強い思いがあり、その熱意があるうちに武田塾に入りました。
悔しさをモチベーションに変えて、受験勉強に臨んでいたようです。
出身高校は?
高校は近畿大学附属高等学校の進学科で、当時は偏差値60以下だったそうです。
そこから武田塾に入り学力をつけ、3年生のときは一番上のクラスの「スーパー文理」に飛び級で上がることができました。
模試でもしっかり実力を出せていた証拠です。
ではどうして実力を伸ばせたのでしょうか。
江上さんは当時を振り返り、わからないところをたくさん質問できて、熱心に教えてくれる環境がとてもよかったと語っています。
江上さんにとって、武田塾は困ったところをいつも解決してくれる存在だったようです。
入塾後の流れ:高1~高2
入塾当初は『システム英単語』や 『大岩のいちばんはじめの英文法』で勉強を始めました。
英単語の暗記は、はじめの頃はかなりエネルギーを使ったそうです。
大半の1年生は定期テスト前に単語を覚える程度ですが、江上さんは受験を見据えて暗記に取り組まなくてはいけません。
ゼロからのスタートだったので、大変だったと振り返っています。
英単語の暗記ができるようになったのは、武田塾式の暗記法を使ってから。
詳しくはこちらの【誰でもできる】武田塾式英単語をたった1時間で100個覚える方法の動画をご覧ください!
また宿題や確認テストのおかげで、徐々に暗記できるようになりました。
全統模試の結果にショック!勉強習慣の見直し
こうして高校1年生の終わりごろには、進研模試で偏差値66にまで上がりました。
とてもいいスタートダッシュが切れて、当時は浮かれ気味だったと振り返っています。
しかし2年生になると、進研模試より難易度が高い全統模試を受けるようになり、思うように偏差値が伸びなくなります。
そして偏差値53まで下がってしまったそうです。
この結果にショックを受けた江上さんは、勉強習慣を見つめ直します。
これまでに取り組んできた参考書の内容を活かすために、いろいろな過去問を解きました。
共通テストの過去問や、共通テスト形式の模試の過去問などで演習をし、間違えたところは参考書に戻り復習をします。
この方法で勉強をした結果、時間はかかりましたが、偏差値は20ほどアップし、72まで伸ばすことができました。
共通テストの対策
高校3年生になってからは共通テストの対策に入ります。
江上さんは6教科8科目すべて受験し、理科は生物基礎、社会は公共倫理を選択しました。
対策は大学の傾斜配点に沿って勉強の計画を立てるところから始めます。
最終的には779点で、合格のボーダーラインを超えられました。
早めに受験勉強に意識を向けていたことで、しっかり共通テストの対策ができたようですね。
またその分2次試験への対策も早めから開始できたので、良い流れができていました。
2次試験の対策
2次試験の対策は、7月にある阪大オープン模試に向けて、6月から始めます。
たった1ヶ月なので、結果は思い通りにはなりませんでしたが、着実に大阪大学外国語学部中国語学科の合格に近づいています!
英作文のポイント
その後は外国語学部で配点の高い、英語をメインに対策をしていきます。
英作文や自由英作文を攻略するため、『英作文ハイパートレーニング和文英訳編』や 『英作文ハイパートレーニング自由英作文編』を使って、自分の型を作っていきました。
自由英作文を作るポイントは、自分の主張を明確に、文法のミスなく、簡単な英文で書くこと。
基礎を確実に固めることが大切です。
実際に江上さんも難しい表現は使わずに、英作文で点数を取れていたようです。
音読で速読力アップ!長文読解の勉強法
大阪外国語学部の長文は量がとても多いので、速読を意識していました。
1つずつの英単語を訳していくのではなく、英語を英語のままで頭が理解できるようになるまで力をつけたそうです。
そのレベルに持っていくために、音読をたくさんしました。
長文の問題を解いたあとは、復習ですべての文章を訳し、さらにそれを音読しました。
かなり大変な作業ですが、この方法を徹底したことで、しっかり実力に結びついたのですね。
全文解釈をすると、解いていたときにはわからなかった部分や、理解できなかった構文をしっかりと復習できます。
そしてそれが次の読解に活かされるので、大変かもしれませんがやってみてくださいね。
入試本番~合格発表
入試直前は偏差値60ほどで、大阪大学外国語学部中国語学科の判定はA判定でした。
しかし迎えた本番、数学は計算ミスをしてしまい、国語は集中力が途中で切れてしまったそうです。
手応えは薄く、入試が終わった当時は自信を無くしていたと振り返っています。
どうせ不合格だろうと思っていた江上さんは、合格発表の日もあまり気にしていなかったんだとか。
そのため合格を知ったのも、先生の電話があったからでした。
先生からの電話で起きた江上さんは、そこで初めて大阪大学外国語学部中国語学科に合格したことを知ったそうです!
合格を知ったときは信じられない気持ちで、インタビューを受けているこのときでさえも、まだ実感が湧いていないと語っています。
偏差値20アップで大阪大学に合格!まとめ
高校受験に失敗した悔しさから、1年生の頃から武田塾で勉強してきた江上さん。
偏差値を20もアップさせ、見事、大阪大学外国語学部中国語学科に合格することができました。
そんな江上さんの受験成功の要因は、やはり開始時期が早かったことが挙げられるでしょう。
早くから始めたおかげで、共通テストの対策や中国語学科の2次試験の対策にも、じっくり時間をかけることができました。
絶対に合格したいと思っている1年生や2年生は、早めの受験勉強を心がけてくださいね。
1人では不安な方はぜひ武田塾の無料受験相談にもお越しください。
今回は1年生からの受験勉強で、大阪大学外国語学部中国語学科に合格した江上さんのお話を紹介しました。