今回ご紹介するのは、英検1級を取得し、早稲田大学国際教養学部に合格した田所さんです。
田所さんは武田塾の短期講座である、“夏だけタケダ” や “冬だけタケダ” を上手く使いながら、自主勉強を進めていきました。
最終的には得意な英語だけでなく、世界史でも偏差値73を取れるほど急成長し、難関の早稲田大学国際教養学部に合格します。
ではそんな田所さんの、合格までの軌跡を見ていきましょう!
早稲田大学国際教養学部とは?
早稲田大学は1882年に大隈重信によって設立された由緒ある大学で、私立文系では国内トップレベルの学力を誇ります。
また多くの外国人留学生を受け入れており、国際交流が盛んなことでも有名です。
創立150周年へ向けたビジョンでは、世界的に活躍するグローバルリーダーを育成することが掲げられています。
田所さんが進学する国際教養学部は、まさしくこのような人材を育成する場所で、幅広い教養を身につけることが目的とされます。
受験の難易度は高いですが、武田塾では多数の合格実績がございます。
気になる方はチェックしてみてくださいね。
高1の冬に“冬だけタケダ”を受講!
田所さんは高校1年生の冬に、武田塾の冬期限定の講習、“冬だけタケダ”に申し込みました。
武田塾を選んだ理由は、一人一人のペースに合わせてくれる個人指導が気に入ったからだそうです。
一度授業型の塾も体験しましたが、田所さんには合わなかったんだとか。
自分がわからない部分で授業を止めてしまったり、逆にわかっている部分を聞かなくてはいけないのが嫌だったと振り返っています。
“冬だけタケダ”に申し込んだ当時は、まだ受験勉強はしておらず、成績も周りの子より少し英語ができるくらいでした。
洋楽を聞くのが好きだったため、趣味の延長線上で英語力を伸ばしていたそうです。
“冬だけタケダ”ではどんな勉強をした?
武田塾に来る前は、参考書をあまり使っていなかったという田所さん。
使うとしてもやり方を考えずに、ただ取り組むだけだったそうです。
しかし武田塾で勉強をするようになると、自分の課題が見つかり、向き合うことができるようになります。
まず最初に取り組んだのは『ターゲット1900』の覚え直しです。
そのあとは普通なら文法を学びますが、田所さんの場合はとくに問題点がなかったためスキップし、英文解釈や速読へ進みます。
独学で英語を勉強していたことで力がつき、英文法は一定のレベルをクリアできていたようです。
こうして1年生の冬は武田塾で勉強をしていきますが、2年生になると一旦武田塾から離れます。
武田塾を離れマイナス10!高2の自主勉期間
2年生になると、学校のプログラムで英語だけを使う授業が増えたそうで、これに1年間参加しました。
すると触れる英語の数が増え、また経験値が高まり、英語力はどんどん伸びていったそうです。
しかしいざ問題を解くとなると、なぜか良い点が取れません…。
実際この当時の模試ではそれまでと比べると、マイナス10近く下がっていました!
この状況を打開するべく、田所さんは再び武田塾へ戻ることになります。
高2の夏に“夏だけタケダ”を受講
高校2年生の夏に“夏だけタケダ”で武田塾へ戻ると、「英語力はついているのに、テストではなぜか戦えない」という状況の原因が見つかります。
それが記述問題の解答の仕方です。
田所さんは英語力が上がったことで、内容の理解はできていました。
しかし採点のポイントを押さえずに感覚で訳してしまっていたため、得点には結びついていなかったようです。
つまり精読ができていなかったということですね。
そこで『大学入試 英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』に取り組み、採点基準を押さえた解答の記述ができるように勉強しました。
構造を理解して一つ一つ丁寧に読むことが大切ですね。
正式に武田塾生へ!高2の冬から最後まで
夏が終わると再び自主勉強をしていた田所さんですが、また冬には武田塾へ戻ってきます。
その間は武田塾のルートをもとに、一人で参考書を進めていました。
使い方は意識せずに、とりあえず取り組んでいたようです。
しかし一人だと自分の課題を見つけるのが難しく、武田塾で客観的に課題を見つけてほしいと思うようになります。
またゴールまでの道筋が見えず、不安も感じていたそうです。
そこで高校2年生の冬から最後まで、しっかり武田塾で見てもらうことにしました。
それからどのようにして成績を伸ばしたのか、具体的な勉強法をそれぞれの教科ごとに紹介していきます。
英語の勉強法ー英検1級に合格!
先ほども紹介したように、田所さんの課題は精読ができていないことでした。
英語のセンスがあることで、かえって構造的な読み方ができておらず、成績にムラができていたようです。
しかし課題が見つかってからは、ちゃんと計画を立てて、一つ一つ丁寧に苦手をつぶしていきます。
その結果、なんとなくで解けていた問題も、しっかりとした根拠をもとに解けるようになりました。
そして高校3年生の6月に受けた英検1級は見事合格!
これだけ急成長したのは、計画性を持って課題をクリアしていったからだと語っています。
というのも、もともと英語が好きだった田所さんは、ただがむしゃらに英語を勉強していました。
しかし課題と向き合い計画的に進めていくことで、成績を安定させることができたのですね。
そのあとの過去問演習では、志望校の早稲田大学国際教養学部をメインに解いていきます。
それ以外では、ライティングの試験がある慶應義塾大学経済学部の過去演習もしていました。
早稲田大学国際教養学部のAO入試や一般入試にも活かせるからです。
ちなみに英検1級を取得した直後に解いた過去問では、英語は8割ほど取れていました!
世界史の勉強法ー白紙に知識を書く
世界史の勉強は、正式に武田塾に入った、高校2年生の冬から本格的にスタートします。
まずは「時代と流れで覚える!世界史用語」から始めました。
田所さんはこの参考書で覚えた内容を、何も見ずに思い出しながら、ノートに書き出していく作業をしていました。
1週間経ってもまだ知識が残っているかを確認するため、繰り返し書き出していたようです。
「時代と流れで覚える!世界史用語」が終わったあとは、同じようにして「一問一答」の内容も覚えていきました。
実はこの勉強法は「白紙想起法」というやり方で、とても頭に残りやすいんだとか!
またわからない問題に直面しても、自分の知識を頼りに組み立てられるので、応用が効くというメリットもあります。
この方法で、高3の第一回の全統共通テスト模試では偏差値73まで伸ばすことができました。
負荷がかかる勉強法ではありますが、できたら入試で有利になること間違いなしです!ぜひやってみてくださいね。
国語の勉強法ー他大学の過去問も解く
国語は高校2年生の夏から受験勉強を始め、3月には参考書のルートを終わらせていました。
しかしもともと苦手な教科で、なかなか成績は伸びなかったんだとか。
読解力はあるのですが、解き方が汚いというという点が課題だったそうです。
そこで過去問演習では、早稲田大学教養学部以外の、受けない大学も含めて、自分の課題に合うような過去問を選んで解いていきます。
それでもなかなか成績は安定せず、安心できるレベルになったのは早稲田大学国際教養学部の入試目前でした。
それまではとにかく数をこなしたと振り返っています。
総合型入試の対策
ちなみに田所さんは、10月後半に早稲田大学国際教養学部のAO入試も受けました。
そのため9月と10月はAO入試の対策をメインにし、一般入試の勉強からは少し距離を取ります。
しかし結果は残念ながら不合格…!
普通なら一般入試の勉強を止めていた分、ショックを感じるはずですが、田所さんはそこまで落ち込まなかったそうです。
むしろ自分に足りていないものに気付かされ、成長につながったと語っています。
というのもAO入試は、将来のビジョンが明確な学生が合格しやすいのですが、田所さんはそうではありませんでした。
そのため不合格だったのも納得のことだったのかもしれませんね。
そのあとはしっかり切り替えて一般受験の勉強に集中します。
そして見事、早稲田大学国際教養学部に合格することができました。
まとめ
何度も短期で武田塾に通いながら、その都度課題に向き合い、成績を上げてきた田所さん。
自主勉強期間の努力の甲斐もあり、英検1級も取得し、そしてそれを活かして現役合格にも成功しました。
田所さんは武田塾について、
「課題に気づかせてくれるまで手厚くサポートしてくれたことがとても良かった」
と振り返っています。
受験生の課題を見つけて、合格への道筋を示すことが武田塾の強みです。
一人では不安な方は、ぜひ一度無料受験相談へお越しください。
今回は英検1級に合格し、早稲田大学国際教養学部に合格した田所さんの軌跡を紹介しました!