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【偏差値40台から】大阪大学理学部に合格!渡部さん編【合格者カレンダー】

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今回は偏差値40台の高校から大阪大学理学部に合格した渡部さんを紹介します。

小豆島出身の渡部さんは大阪大学に合格するべく、高校1年生の頃から、フェリーに乗って本島にある武田塾まで通っていました。

そんな早めの受験勉強が実を結び、2年生のときにはすでに英語は偏差値68を超え、大阪大学の入試問題が解けるほどに成長します。

しかし数学と理科はというと、2年生の終わり時点で偏差値40台しかありませんでした。

ではそんな状況からどのようにして、大阪大学理学部に合格するまでに至ったのでしょうか?

渡部さんの大阪大学理学部合格までの物語を紐解いていきます!

大阪大学理学部とは

大阪大学は7つある旧帝国大学の一つで、関西では京都大学に次いで2番目の学力を誇る国立大学です。

創立は1931年と旧帝国大学の中では比較的新しいほうですが、その源流は古く、1838年に設立された蘭学の私塾の流れを汲んでいます。

また大阪大学の入試問題は量が多く、ミスなく解いていく正確性とスピード感が求められます。

そのため難易度は高いですが、しっかり対策をすれば合格も難しくはない大学です。

武田塾では大阪大学への合格実績も多数ございます。

ぜひチェックしてみてくださいね。

出身高校と入塾のきっかけ

渡部さんは香川県小豆島の出身で、高校も小豆島中央高校というところに通っていました。

島の中学生のほとんどが進学するような高校で、当然大阪大学に合格するための対策はありません。

偏差値も48ほどで、大阪大学理学部を目指す渡部さんにとっては厳しい環境でした。

中学生の頃は勉強にそこまで力を入れていなかったそうですが、高校に入ると大阪大学への憧れが強くなったという渡部さん。

「進学校ではない高校に通う自分が合格するためには、早めに入塾したほうがいい」そう感じた渡部さんは武田塾に入ることに決めます。

そして高校1年生の6月に本島にある武田塾高松校へ入塾。毎週土曜日に片道1時間半かけてフェリーで通っていたそうです。

それ以外の曜日は自分で勉強を進めていました。

入塾して1年間で偏差値10以上アップ!

入塾してすぐの7月の模試では、国語と数学が偏差値50、英語が60台前半という成績で、とても大阪大学に合格できるような成績ではありませんでした。

しかしそこから順調に成績を伸ばし、高校1年生の1月の模試では、国語が偏差値60、数学が偏差値67、英語が偏差値64まで成長します。

ではどのようにして大幅に成績を伸ばしたのでしょうか?1年生の頃の勉強法について紹介します。

高1で取り組んだ参考書

英語はまず『ターゲット1900』と『関正生の英文法ポラリス1』に取り組みます。そのあとは『関正生のTheRules 英語長文問題集』の1と2を進めました。

高校1年生の終わり時点でここまでできているのはかなり早いペースですね!

他の受験生たちと大きく差をつけられそうです。

数学は『やさしい高校数学ⅠA・ⅡB』から始め、次に『基礎問題精講 数ⅠA・ⅡB』 に取り組みます。

学校の授業を追い抜いて先取りしながら、受験勉強を進めていきました。

こうして参考書を進めていった結果、順調に力がつき、1年間で偏差値を10〜15ほど上げることに成功します。

高2で停滞気味も努力を継続!

2年生になると、苦手なところやできていない部分の穴埋めをする作業に入り、劇的に成績が上がることが少なくなりました。

勉強してもなかなか成績が良くならない状況が続き、モチベーションを保つのが大変だったと振り返っています。

そんなときでもコツコツと努力を続けた渡部さん。

英語は高2の夏から入試直前までずっと、毎晩30分シャドーイングを続けていました。

英単語を覚えたあとに、『速読英熟語』を使って本文を読むことを継続。

すると読む速度が速くなり、英語を英語としてそのまま理解できるようになったそうです。

では高校2年生の終わり頃はどれくらいの成績だったのでしょうか?

先輩たちが入試を受けたその日に、同じ問題を解く“同日受験”では、英語の偏差値は68.1と良い成績を残しています!

この時点ですでに、英語は大阪大学レベルまで到達していたようです。

しかし数学と理科はすべて偏差値40台と厳しい状況でした。

ちなみにこの頃、数学はⅢCの参考書を進めているところで、理科はほとんど手を付けていませんでした。

高3は理科に力を入れる

3年生になると、それまであまり勉強ができていなかった理科に多く時間を使っていきます。

得意な英語はシャドーイングを続けることと、英作文の問題を解くくらいに留めておきました。

化学の勉強法

渡部さんは大阪大学理学部の化学科志望ということもあり、化学の勉強にはかなり力を入れていたようです。

参考書はまず、『宇宙一わかりやすい高校化学』から始めて、次に『リードLightノート化学』、『化学重要問題集』に取り組んでいきます。

また『化学一問一答』と『大学受験Doシリーズ 鎌田の有機化学の講義』の別冊を使って重要なキーワードを暗記をしていきました。

問題集でアウトプットし、定着していないところはDoシリーズを使って重点的にインプットしていしていったそうです。

こういった勉強法で化学は成績を伸ばしていくことができました。

物理の勉強法

物理はまず『“ひとりで学べる”秘伝の物理講義』(現在は『秘伝の物理 物理のインプット講義』に改名)に取り組み、そのあとは『“ひとりで学べる”秘伝の物理問題集』で問題を解き進めていきます。

『秘伝の物理』は解き方が詳しく書いてあるため分かりやすく、渡部さんには合っていたそうです。

一通り終わったら、大阪大学理学部の二次試験に頻出する分野だけ、『良問の風』と『名門の森』を使って重点的に対策しました。

数学の勉強法

数学は3年生の9月時点で、250点満点中の145点を取れていて、なかなか良いペースで成績を伸ばしています。

どのようなやり方で勉強してきたのでしょうか。

まず先述したように、1年生のときは『基礎問題精講 数ⅠA・ⅡB』に取り組んでいました。

そのため2年生以降は『チャート式基礎からの数学』(青)のⅠA〜ⅢCまでを使って、さらに土台を固めていきます。

そのあとは大阪大学理学部への対策を強化し、『世界一わかりやすい阪大の理系数学 合格講座』に取り組みました。

渡部さんはこの参考書を使ってから一気に伸びた実感があると語っています。

詳しい考え方が載っているため、思考力を問われるような難題にも対抗できるようになったそうです。

青チャートだけでは足りなかった部分を、『世界一わかりやすい阪大の理系数学 合格講座』で補うことで二次試験でも得点できるようになりました。

大阪大学に合格!小豆島の英雄に

武田塾に入ってから約2年半。共通テストは828点で突破し、二次試験も無事にクリアします。

渡部さんは見事、大阪大学理学部に合格することができました。

小豆島の偏差値40台の高校から、難関国公立大学へ合格する人はなかなかいないでしょう。

家族や親戚の方もみんなとても喜んでくれたそうです。

きっと島の英雄ですね!

武田塾に入って…

渡部さんは武田塾の勉強を管理してくれるやり方がとても良かったと振り返っています。

難関大の合格には計画的な勉強が必要になりますが、勉強のスケジュールを自分で作り、管理していくことはとても難しいことです。

とくに一人ではどうしても怠けてしまいたくなるときもあります。

実際渡部さんも、よくサボってしまっていたそうですが、武田塾の先生から指導を受けることで、受験勉強を続けていけたそうです。

それから面談では、渡部さんの意見を聞いて彼に合う参考書に変更してくれたりすることもあったんだとか。

そうした柔軟な対応がとても良かったと語っています。

渡部さんから受験生へメッセージ

最後に渡部さんから受験生に向けてアドバイスをもらいました。

「受験勉強はとにかく早めに始めたほうがいいと思います。理科は思っているよりも時間がかかり重量感があるので、現役の学生は理科に苦戦している人が多いです。だからこそ得点源にできれば強い科目でもあります。早めに受験勉強を始めて、3年生の時間を理科に回すことが大事だと思います。

渡部さんと同じように、理系の国公立大学を目指す受験生にはとても参考になるメッセージですね!

実際二次試験では、数学が4割ほどしか取れなかったそうですが、理科が思っていたよりも取れていたことで合格へつながったんだとか。

理科を得点源にして合格を掴み取った渡部さんだからこその説得力のある言葉です。

受験生のみなさんも渡部さんに続き、早めの受験対策を心がけましょう!

今回は偏差値40台から、大阪大学理学部に現役合格した渡部さんを紹介しました。

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