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【53冊の数学ノート使用】一橋大学商学部に合格!佐野さん編【合格者カレンダー】

逆転合格.com|大学受験勉強法,参考書,大学別攻略情報合格者カレンダー【53冊の数学ノート使用】一橋大学商学部に合格!佐野さん編【合格者カレンダー】

今回は高校2年生の10月に武田塾に入塾し、一橋大学商学部に合格した佐野さんを紹介します。

もともとは偏差値60ほどで一橋大学商学部の合格は厳しい状況でした。一般的には一橋大学の合格には偏差値70〜75が必要だと言われています。

そこから約1年間、とくに数学の勉強に力を入れ、成績を大幅にアップさせます。その過程で使ったノートはなんと53冊!

そんな努力家な佐野さんの合格までの軌跡を紹介していきます。

一橋大学商学部に合格!

一橋大学は1875年に福沢諭吉や渋沢栄一らの援助を受けて創立された大学です。

もともとは商法講習所だったという流れから、長年に渡り産業界を牽引する人材を多数輩出してきました。

佐野さんが合格した商学部は国立大学で唯一商学が学べるところとしても知られています。

入塾したきっかけ・高校について

武田塾に入塾した高校2年生の10月時点では、偏差値は60ほどしかありませんでした。

高校はそこまでの進学校ではなく、一橋大学や東大・京大レベルに合格するのは年に1人〜2人しかいないそうです。

そんな状況から一橋大学商学部の合格を目指すため、お兄さんが通っていた武田塾に佐野さんも入ることにしました。

入塾した理由について、他の予備校にはない先鋭的な考え方に共感したからだと語っています。

武田塾独自の勉強法や受験へのアプローチの仕方が面白そうだと感じたんだそうです。

1年で偏差値+15を目指す!部活はどうしてた?

一橋大学を目指すような学生は、進研模試の偏差値で75くらい必要だと言われるなか、佐野さんの偏差値は60。

それでも当時の先生は、頑張れば合格できる可能性はあると言ってサポートをしてくれたそうです。

でも実際1年で偏差値を15も上げるには時間がかかりますが、部活はどうしていたのでしょうか?

佐野さんは写真部で部長をしていてかなり忙しかったようです。

しかも高校3年生の夏には全国大会に出場したため、その間の1週間ほどは勉強ができなかったと振り返っています。

しかしそれ以外の日は毎日5〜6時間ほどしっかり勉強をしていたそうです。

数学の勉強法

では具体的にどのようにして成績をアップさせたのか、佐野さんがやってきた勉強法を紹介していきます。

数学は青チャートのⅠ・AとⅡ・Bをだいたい高校3年生の4月頃まで取り組み、そのあとは『文系の数学 重要事項完全取得編』を2週間ほどで終わらせます。

次に『文系の数学 実戦力向上編』、『文系数学の良問プラチカ』と進めていき、6月頃まで参考書を使った勉強を続けました。

しっかり参考書のルートを通っているにも関わらず、かなり早いペースで進められていますね!

その理由は間違えた問題には印をつけて、週に2日設けてある復習日にまとめて時間を充てていたからです。

まずはできるところをとにかく先に進めていったと語っています。

学年で1位に!数学で成長を感じた時期

『文系の数学 実戦力向上編』を終わらせた5月~6月頃には、学年の順位が大幅に上がり、それまで20位だったのが1位になりました。

順位として結果に出たことで、成長しているのを実感できたそうです。

効果的だった勉強法

佐野さんがしてきて良かったと思う勉強法は、間違えた問題を繰り返し解くことだそうです。

基本的なことかもしれませんが、やはりとても大事なことだと語っています。

間違えたところを赤ペンで直すのはほとんどの学生がしていることですが、それだけで終わってしまう子も案外少なくありません。

間違えた箇所を覚えるまで何度も徹底的に解いたのが、佐野さんの素晴らしいところですね。

できる問題とできない問題にかける時間にメリハリを出していくことが大切です。

英語の勉強法

英語は『ターゲット1900』で単語を暗記し、次に『関正生の英文法ポラリス』で英文法に取り組みます。

そのあとは『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編』を使って英文解釈を進めました。

『ターゲット1900』は入塾する前から自分で使っていたそうですが、200単語ほどしか身についていなかったんだとか。

しかし武田塾に入ると、最初の1週間で200〜300単語も暗記するペースで進めていったので、単語力がどんどん身につきました。

単語が頭に入ってからは長文を読むのが苦ではなくなり、徐々に手応えを感じられたそうです。

冠模試はE判定…!一橋大学商学部の壁をどう乗り越えた?

ここまで紹介してきた参考書のルートを9月に終わらせ、過去問演習に入っていた佐野さん。

しかしいざ一橋大学の冠模試を受けてみると結果はE判定でした。

レベルの高い参考書にも取り組んでいたにも関わらず、思うような結果が出なかったことで、一橋大学への壁を感じたそうです。

それでも担当の先生からの言葉が励みになりモチベーションを保つことができました。

先生からは、

「君はちゃんとできてるから大丈夫。まだ結果が現れる時期ではないけど、これから伸びてくるからあきらめずに頑張って」

という力強い言葉をかけてもらったそうです。

そしてその言葉通りに、終盤の記述模試は成績がどんどん良くなり、過去問も解けるようになりました。

ずっと近くで見てきた先生だからこそ、佐野さんの実力を一番にわかっていたのですね!

一橋大学の対策に役立った具体的な戦略

では冠模試でE判定だったところから、どのような勉強をして成績をアップさせたのでしょうか。

まず数学ですが、できるだけ多くの問題に触れることを意識しました。

というのも一橋大学の文系数学は難しいことで有名で、年度によっては東大よりも難しいことがあるんだとか!

そのため様々なパターンの問題を吸収して頭に入れていったそうです。

そして当日の入試では実際に、それまでに見たことがある形式の問題が出題されたんだとか。佐野さんの作戦が役に立ちましたね。

合格の希望が見えたのはいつ頃?

一橋大学の壁に当たった佐野さんでしたが、河合塾の一橋入試オープンが終わったころから、少しずつ合格へのチャンスが見え始めます。

数学の過去問を解いたところ、5問中2問が完答で一橋大学の合格ラインに届きました。

また英語は長文がしっかり読めるようになり、解答と同じ要点が掴めてきたことで、合格への自信がついてきたそうです。

そして見事、偏差値60から一橋大学商学部という難関大に合格することができました!

一橋大学への強い愛で掴んだ合格

たった1年間で偏差値+15アップと、大幅に成績を上げることができた佐野さん。

当初の佐野さんと同じように、高校2年生の時点で偏差値60だった子はたくさんいたはずです。

しかし実際にこれほど伸ばせるのはほんの一握りしかいないでしょう。

ではそんな佐野さんが他の高校生たちと違っていたのはどういった部分なのでしょうか?

聞いてみると、

「何が違うかはわからないですけど、ただ僕はめちゃくちゃ一橋大学に行きたかったんです!」

と答えてくれました。

また国公立大学で唯一、商学が学べる場所ということで、一橋大学への憧れが募っていったそうです。

そんな一橋大学商学部に絶対に受かりたいという強い愛で、モチベーションを保ち続けられました。

周りの目は気にしない!尖った勉強法

武田塾の尖った考え方に共感して入塾したという佐野さんでしたが、彼自身もなかなか珍しい方法で勉強していました。

移動中に電車の中でiPadやバインダーを使って数学を解いていたんだそうです。

車内はせいぜい単語帳を見るくらいしかできないイメージですが、そんなすきま時間でさえも数学の勉強に充てていたのですね。

少し目立ってしまいそうですが、人目はまったく気にしなかったという佐野さん。

そんな目標に向かって真っすぐに突き進む強い芯があったからこそ、逆転合格することができました。

受験生へのメッセージ

最後に佐野さんは受験生にこのようなメッセージを送ってくれました。

「やはり大学に受かるためには、その大学に行きたいという強い思いが大事だと思います。そのために先生にたくさん質問したりして、自分から力を身につける方法を探すことが肝心だと思います。」

大学への愛だけでなく、その大学に行くために必要な具体的な方法を、自分から吸収しようとする姿勢が大切だということですね。

数学の勉強にノートを53冊使ったり、移動時間にも問題を解いていた努力家な佐野さんが言うと説得力がありますね!

受験生のみなさんも佐野さんに続き、周りの目を気にせず合格に向かって勉強をしていきましょう!

今回は偏差値60から一橋大学商学部に合格した佐野さんの受験物語を紹介しました。

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