今回ご紹介するのは一橋大学社会学部に合格した森田さんです。
森田さんは通っていた神奈川総合高校から12年ぶりに一橋大学への合格を果たします。
しかしもとから成績が良かったわけではなく、高校2年生の3月の時点で数学の偏差値はなんと34でした!
そこからどのようにして逆転合格を掴み取ったのでしょうか。
森田さんの合格までの軌跡をご紹介します。
一橋大学社会学部に合格
一橋大学は1875年創設の歴史ある国立大学で、社会科学系の大学では国内最古の伝統を誇ります。
高学歴なことで知られ偏差値は65以上と非常に高く、関東では東大に次ぐ難関大学です。
また就職率も高く、大企業への就職に加え国家公務員も多数輩出しています。
入塾前の成績は?
森田さんは高校2年生の3月の時点で、数学は偏差値34、日本史は偏差値45で、とても一橋大学に合格できるような成績ではありませんでした。
しかも一橋大学の2次試験は難しく、数学と日本史ともに難易度が高いことで有名です。
英語はもともと得意で偏差値70だったため、それを活かして上智大学や立教大学を目指すほうが得策に思われます。
しかしこのような状況から見事、一橋大学社会学部への逆転合格を掴み取ることができました。
高3の6月に武田塾に入塾
森田さんはもともと武田塾チャンネルを見ていて、動画の内容を参考にしながら一人で勉強を進めていました。
しかし長時間一人で勉強するのが難しく、一橋大学社会学部に合格するには勉強量が足りていなかったんだとか。
それに加えて、苦手な数学と他教科の勉強とのバランスも取れなかったため、自分の力だけで一橋大学に挑むのは難しいと感じたそうです。
そのため高校3年生の6月に武田塾に入塾しました。
数学の勉強法
苦手な数学はどのように学力を伸ばしていったのでしょうか。
参考書は本来なら『入門問題精講』などで基礎からじっくり固めるところ、いきなり『文系の数学 重要事項完全習得編』に取り組みました。150題くらいに全範囲がまとまっている参考書です。
というのも森田さんは武田塾に入る前に自主的に『FocusGold』を使って勉強していました。そのため基礎的な内容ならある程度力がついていたようです。
その次に『文系の数学 実戦力向上編』、『文系数学の良問プラチカ』と参考書を進めていきました。
そして夏休み明けの地方国公立の段階突破テストでは、かなり解けるようになり手応えを感じ始めます。
もともとは単元を一つずつ進めていたため、時間がたつと忘れてしまっていたという森田さんですが、この参考書のルートで一気に復習することができました。
その結果、頭の中が整理され解法が繋がっていくのを感じられたと語っています。
また数学が苦手な森田さんは自分なりに工夫して勉強をしていました。
解けなかった問題に対し、自分になかった発想や解き方をノートにまとめ見返していたようです。
具体的になぜわからなかったのかを記録しておくことは、その後の成長にとても大事ですね。
日本史の勉強法
日本史は入塾前から使っていた『時代と流れで覚える!』をそのまま使い、夏休み前まで取り組み続けます。
しかしこの頃受けた日大レベルの段階突破テストで、日本史は5割しか取れず、全然身についていなかったんだとか。
そのため夏休みに入ってからも引き続き『時代と流れで覚える!』を使っていきます。
ただ取り組み方を少し変えました。
赤字を覚えるだけでなく、赤字を説明する文章も覚えるように意識したそうです。
つまり逆一問一答ができるように暗記していったということですね。
最終的にはテーマだけ見て、そのページの文章が口で言えるようになるまで勉強を続けました。
そのあと9月からは入試問題を意識して論述対策に入ります。
『スタートアップ日本史論述問題集』に取り組み、9月末には過去問を解き始めました。
論述問題も最初はまったくわからなかったという森田さんですが、まずは答えを見て暗記することから始めました。
すると傾向や問われやすいテーマがわかるようになり、次第に自分で書けるようになったそうです。
そして11月の河合の冠模試では偏差値60で日本史が一番高かったと語っています。
一橋大学を目指す人の中で偏差値60ということなので、全国で考えると偏差値は75以上!
もともと全国偏差値で40だったことを考えると相当伸びていますね。
ちなみに論述対策の参考書は使ったものの、知識の面では『時代と流れで覚える!』1冊だけで入試問題に挑んだ森田さん。
しかし意外にも一橋大学社会学部の日本史ならこれ1冊分の知識で足りるんだとか!
逆に私立文系は細かい部分まで問われるので、他の参考書も使って知識を深める必要があります。
英語の勉強法
英語はもともと偏差値70と得意だった森田さんですが、なぜ武田塾で受けていたのでしょうか。
森田さんは帰国子女で英語が話せたため、最初はなんとかその力で乗り切ろうとしていたそうです。
しかし一橋大学ともなると話せるだけでは足りないと感じ、武田塾で英語を受けることにしました。
ではどんな参考書を使っていたのか紹介していきます。
帰国子女でも前置詞の使い方が苦手だったという森田さんは、『速読英熟語』が役に立ったと語っています。
ただ意味を覚えるだけでなく、それに関連する前置詞も一緒に覚えていったそうです。
この勉強法は一橋大学社会学部だけでなく、空欄補充の問題が頻出するMARCHの対策にも効果がありますね。
また森田さんは帰国子女だからこそ、英語の文法を体系的に学んできたわけではありませんでした。
そのため関係代名詞やbe動詞の意味がまったくわからなかったんだとか。
そのため武田塾チャンネルで紹介されていた『大岩のいちばんはじめの英文法』を使い、高校2年生の11月頃から勉強していたそうです。
一日の流れをすべて記録!勉強計画ノートで成績アップ
成績が上がった要因の一つに勉強計画ノートを書いていたことが挙げられます。
森田さんは自分で勉強計画ノートを作り、一日の流れや勉強時間などを丁寧に記録していました。
その日の自分の頑張りを客観的に見ることができるとても良い方法ですね!
このノートのおかげで目標に向けてやらなければいけないことを自分でしっかり管理できていたようです。
また森田さんの勉強計画ノートには、2次試験の前に担当の先生からもらった熱いメッセージがしっかりファイリングしてありました。
試験の直前に読み返し自信をつけてから本番に挑んだと語っています。
先生との良い関係性がうかがえますね。
合格できたのは粘り強さのおかげ
森田さんは受験を振り返りこう語っています。
「直前まで模試で良い結果が出ず、勉強が嫌になるときもたくさんありました。それでも自分は勉強が好きなんだと思い込ませて、なんとか最後まで粘り強く続けられました。」
怠けてしまいたくなるときも当然あるはずですが、森田さんは自分を律して一橋大学社会学部への合格に向けてひたすら努力をすることができました。
また森田さんは自分と同じように自学自習では成績が伸びないという人に、武田塾で合格を掴み取ってほしいと語っています。
とくに一人ではモチベーションを保てない人や、自分に合った納得のいくプランで進めたい人におすすめだそうです。
12年ぶりに一橋大学社会学部に合格!まとめ
武田塾に入る前から自分なりに勉強をしていた森田さんは、それを活かして入塾後の成績アップに繋げられました。
一橋大学社会学部への逆転合格ができたのも、彼女自身の努力や工夫と、武田塾が持つノウハウが合わさった結果だと言えるでしょう。
森田さんのように当初は高すぎる目標だったとしても、合格への思いと努力する姿勢があれば武田塾は全力でサポートします!
自学自習に不安を抱えている方はぜひ一度無料受験相談にお越しください。
今回は通っていた高校から12年ぶりに一橋大学社会学部への合格を果たした森田さんを紹介しました。