今回は3年間武田塾に通って、憧れだった慶應義塾大学文学部に見事合格した戸塚さんを紹介します。
小学生から中学生の頃までは集団授業の塾に通っていた戸塚さん。
しかし勉強習慣が身につかずなかなか成績が上がらなかったそうです。
高校こそはと意気込み武田塾に入塾しましたが、直前の模試ではE判定…。
ではそんな戸塚さんはどのようにして逆転合格を掴み取ったのでしょうか。
慶應義塾大学文学部合格までの軌跡をご紹介します。
慶應義塾大学文学部に合格!
慶應義塾大学は1858年に創立された名門私立大学で、早稲田大学と併せて“早慶”とも呼ばれています。
卒業した多くの人がさまざまな分野で活躍しており、日本をリードする存在を輩出しています。
また難関大としても知られ、合格には慶應義塾大学に特化した対策が必要です。
高1の4月から入塾!武田塾に入った理由は?
中学生時代は部活と勉強のバランスが難しく、どちらも中途半端になっていたという戸塚さん。
高校では何かに熱心に取り組みたいと思い大学受験に力を入れると決心します。
またそのときからすでに、学歴系YouTuberの動画を見た影響で、慶應義塾大学文学部への強い憧れがあったそうです。
武田塾を選んだのは、逆転合格にフォーカスした勉強法が自分に合っていると思ったから。
戸塚さんはもともと集団授業の塾に通っていましたが、成績が伸びなかったため個別指導の塾に入ろうと考えていたそうです。
また高校も偏差値53とそこまでの進学校ではなかったため、逆転合格ができる武田塾に魅力を感じ入塾しました。
勉強習慣をつけるところからスタート!入塾後の勉強法
もともと塾に通っていたものの勉強の習慣がまったくなかった戸塚さんは、まずは少しずつ英単語を覚えることから始めました。
『ターゲット1900』の英単語を1日50個ずつです。
武田塾では『ターゲット1900』の英単語を1日100個ずつ暗記するのが基本ですが、戸塚さんに合わせて量を調整していたようですね。
自分に合った量と範囲で少しずつ勉強していくことで自信がつき、だんだん楽しいと思えるようになったという戸塚さん。
こうして毎日学校帰りに2〜3時間勉強し続けられるようになりました。
高校1年生のうちにしっかり勉強する習慣が身についたのは武田塾のおかげだと振り返っています。
高2の11月から受験本気モードへ
高校2年生になってもとくに大きな変化はなく、同じように勉強を続けていました。
しかし修学旅行が終わった11月頃から、徐々に受験に向けて焦りの気持ちが出始めたそうです。
そのため塾に行く前に飲食店で勉強をしたりして、休日でも1日14時間は机に向かい、12時間は集中していたんだとか!
周りの友だちにも慶應義塾大学に行きたいと話していたため、勉強しないわけにはいかなかったようです。
落ちたら恥ずかしいという気持ちが勉強のモチベーションにつながっていたと語っています。
では具体的にどのような勉強法をしていたのか紹介していきます。
英語の勉強法
英語は先述した通り、『ターゲット1900』に取り組みました。
見出し語の暗記はもちろん、見出し語の2つ目の意味や派生語までしっかり覚えたそうです。
『ターゲット1900』に関しては完璧な自信しかなかったと話しています。
それに加えて『速読英単語上級編』も使って語彙力を高めたため、単語が原因で解けないということはなかったんだとか。
わからない単語が出てきても推測できる力が身についていたため、本文を読むのには困らなかったと語っています。
早慶を目指すには英単語長は2冊やりこむことが大切だということですね。
世界史の勉強法
戸塚さんは世界史の用語集を単語帳のように使って勉強していました。
ただ単に単語を覚えるだけでなく、論述対策のため説明できるように意識しながら暗記していったそうです。
キーワードの説明ができるようになれば、必然的に文章としてアウトプットできるようになります。
慶應義塾大学の論述問題対策にとても有効的な勉強法ですね。
この勉強法の成果で選択式の問題は余裕を持って解けるようになり、MARCHレベルでは9割も得点を取れていたそうです。
小論文の対策
小論文はとくに苦手で初めは全然書けなかったと語っています。
直前期の早慶レベル模試では200点満点中72点と、半分以下しか取れなかったため焦りを感じていたんだとか。
対策としてひたすら書いて添削をしてもらうことを繰り返しました。
するとだんだん書けるようになってきたのを実感したようです。
武田塾では志望校に合わせた小論文の書き方を指導してくれるため、戸塚さんもコツを掴めてきたのかもしれませんね。
入試直前までE判定?高3の流れ
高校3年生になってからも同じように勉強を続け、武田塾の自習室を最大限活用していました。
塾の開校から閉校まで1日中自習室にこもっていたと、当時戸塚さんを見ていた先生も感心しています。
そして迎えた高3夏の全統記述模試。
大事な時期ですが結果は…E判定!
成績が伸びている実感はあるものの、判定結果はまだまだということで慶應義塾大学文学部への壁を感じたようです。
これには落胆してしまいそうですが、判定結果を気にしないほうがいいというアドバイスを信じてひたすら復習をした戸塚さん。
ここでくよくよせずに勉強に切り替えられたのは良いことですね!
しかしその後11月頃に慶大入試プレを受けますがここでもE判定…!
この判定結果にはさすがに焦りを感じたそうです。
そのため11月からは毎日過去問を解き、先生から英文の読み方のポイントを教わったりしながら慶應義塾大学文学部への対策を強化しました。
その結果12月には過去問を解くレベルが上がり、経済学部の足切りラインを突破できたりと、力がついてきたそうです。
11月からたった1ヶ月の間で大きく成長を感じられるようになったと話しています。
入試本番の手応えは?
入試直前は緊張していた戸塚さんですが、3年間の努力を信じて本番に挑みました。
しかし当日は英作文の問題形式が変わっていることに気付かず、絶望的な気持ちになってしまったそうです。
そのことを別学部の試験でも引きずり、頭が真っ白になっていたんだとか!
それでも翌日には3年間の努力を思い出して気持ちを切り替え、落ち着いて入試問題に臨めたと振り返っています。
その結果手応えも感じられるほどしっかり解答ができたそうです。
試験中のミスを引きずらず流れを変えられたことが、戸塚さんの合格の要因の一つだといえるでしょう。
そして慶應義塾大学文学部の合格がわかったときには、お母さんは泣いて喜んでくれ、応援してくれた友だちもお祝いの言葉をかけてくれました。
戸塚さんから受験生へメッセージ
そんな戸塚さんから受験生へメッセージをいただきました。
「本当に努力は裏切らないということを実感しました。
今勉強したことが自信になって、それが合格に繋がると思うので勉強を頑張ってください。」
直前までなかなか良い判定結果がでなかった戸塚さんですが、それまでやってきた勉強があったからこそ最終的に合格を掴み取ることができました。
またその努力の日々は自分の自信となって背中を押してくれるものとなります。
受験生のみなさんも自信をもって入試に臨めるよう、今できることを頑張ってくださいね!
直前期E判定から慶應義塾大学文学部に合格!まとめ
慶應義塾大学への強い憧れで、高校1年生の頃から3年間武田塾で勉強をしてきた戸塚さん。
見事、偏差値53の高校から慶應義塾大学文学部合格という偉業を成し遂げました!
しかし合格までの道のりは決して簡単なものではなく、入試直前でもさまざまな課題がありました。
それでも戸塚さんが合格できたのは努力を継続したことと、自分を信じて突き進めたからです。
今回はそんな戸塚さんの慶應義塾大学文学部の合格までのストーリーを紹介しました。