今回は浪人して早稲田大学文化構想学部に合格した坪谷さんにお話を聞いていきます。
現役時代は法政大学や立命館大学、武蔵大学を受験しすべて不合格だった坪谷さん。
しかし浪人してからは勉強法を変え、毎日必ず11時間勉強したことで成績を伸ばし、早稲田大学文化構想学部に逆転合格できました。
そんな坪谷さんの合格までのストーリーをご紹介します。
早稲田大学文化構想学部に合格!
早稲田大学は私立トップクラスの難関大学で、慶應義塾大学と併せて”早慶”と呼ばれることもあります。
もともとは武蔵大学も不合格だった坪谷さんですが、どのようにして難関大の早稲田大学への合格を掴み取ったのでしょうか。
同級生の半分は専門学校か就職!高校生時代の成績は?
坪谷さんの出身高校は新潟県の三条東高等学校。
偏差値は57くらいで、早稲田大学への進学は5年振りのことだったそうです。
地方の高校ということもあり、卒業後の進路は約半分が専門学校か就職だったんだとか。
そのため現役時代は受験勉強へのモチベーションが保ちづらい環境だったようです。
当時の成績は英語が偏差値52.8、国語は偏差値53.6、地歴(日本史)が偏差値62.6で、合計は偏差値56.3でした。
そして法政大学、立命館大学、武蔵大学を受験しすべて不合格。
そこから武田塾で1年浪人した結果、滑り止めで法政大学と明治大学に合格し、念願の早稲田大学にも見事合格できました。
武田塾に入ったきっかけ
もともとは別の予備校の春期講習を受けていた坪谷さん。
しかし飲み込みがゆっくりなタイプだという坪谷さんには、集団授業の予備校が合っていなかったそうです。
そのため自分のペースで勉強を管理できる武田塾に魅力を感じ入塾を決めました。
実際武田塾に入ってからは、現役時代にあまりできていなかった復習にもしっかり取り組みつつ、無理のないペースで進められたと語っています。
どうやって成績を伸ばした?具体的な勉強法
では次に坪谷さんが実際にやっていた参考書や勉強法を紹介します。
英語の勉強法
英語はまず『関正生の英文法ポラリス』、『動画でわかる英文法[読解入門編]』に取り組みました。
また『ターゲット1900』と『速読英熟語』を使って単語と熟語を固めたそうです。
ここまでを5月に終わらせ、6月には『関正生のTheRules 英語長文問題集1・2』に入ります。
そして夏にはMARCHレベルの『関正生のTheRules 英語長文問題集3』に取り組んだそうです。
その結果8月の終わりごろに伸びを実感し始めます。
この頃にはすでにMARCHレベルの段階突破テストを受け終わっていました。
坪谷さんは自分のことを飲み込みが遅いと話していましたが、かなりペースが早そうです!
これには坪谷さんの努力が関係していました。
1日11時間は必ず勉強をしていて、10時間を切った日は1年で5日ほどしかないんだそうです。
浪人すると時間がある分つい怠けてしまいそうですが、坪谷さんはストイックに勉強をし続けていました。
こうして苦手な英語を早めに克服していくことに成功したようです。
国語の勉強法
国語の参考書では『船口の最強の現代文記述トレーニング』が良かったそうです。
私立文系なのに記述?と思うかもしれませんが、武田塾ではあえてこの参考書を採用しています。
というのも記述で解答できるレベルまで実力を付けておけば、選択肢の中から正しい解答を見つけやすくなるからです。
坪谷さんも現役時代は消去法を使っていたので、紛らわしい選択肢があると正解を選べませんでした。
それが『船口の最強の現代文記述トレーニング』に取り組んでからは、選択肢を見る前に解答のイメージができたため、正解の選択肢を選べるようになったそうです。
武田塾の狙い通りに参考書をうまく活用して、国語の成績を安定させることができました。
またもともとは文章を読むこと自体が苦手だったという坪谷さん。
『現代文読解力の開発講座』や『現代文キーワード読解』の内容を要約することで文章力が付き克服できたそうです。
日本史の勉強法
日本史はもともと得意だった坪谷さんですが、自分なりに工夫して勉強していたんだとか。
まずは教科書を毎日決まったページ数ずつ読んでいき、さらに資料集も使いながら文化史の理解も深めました。
またその過程で、過去問に出てきた知識を教科書に書き込み情報をまとめていました。
まとめたこの1冊をしっかりやり込むことで、成績を伸ばすことができたようです。
過去問ができなさすぎて覚悟が決まった!武田塾での浪人生活
浪人が始まってすぐの4月〜5月が一番メンタルがつらかったと話す坪谷さん。
同級生は浪人生が少なかったため、SNSなどで目に入る新生活の様子に落ち込んでいたそうです。
そんな坪谷さんが、浪人生として覚悟が決まったのが6月頃。
試しに早稲田大学の過去問を解いてみたところまったく解けず焦ったんだとか。
そのときに本気にならないと受からないと実感し、早稲田大学合格に向けて心が固まったと語っています。
早稲田大学受験の対策
早稲田大学受験に向けた勉強では、特に英語に苦戦したと坪谷さんは語っています。
難しい単語や文の構造が多く、また文化構想学部の英語特有のクセに悩まされたようです。
文化構想学部のクセは担当の先生から考え方や解き方のヒントを教わり、しっかりメモしていました。
本番前にこのメモ帳を見返して入試問題に挑んでいたそうです。
他にもこのメモ帳には知らなかった英語表現などがメモしてあり、少しでも多くの知識を蓄えようという合格への貪欲さが感じられます!
坪谷さんから逆転合格のためのアドバイス
1年の浪人を経て早稲田大学文化構想学部に合格した坪谷さん。
そんな坪谷さんが大事にしていたのが「メリハリをつけること」です。
浪人生は時間がたくさんある分、どうしてもダラダラしてしまったり、無駄に時間を過ごしてしまったりしますよね。
しかし坪谷さんは、毎日7時半に起きて1時間自宅で勉強し、朝食を食べたあとは図書館や武田塾の自習室で勉強をしていました。
そして夜の10時までは絶対に集中すると決めていたので、ところどころ休みを取りながら勉強を続けていたそうです。
ここまでストイックに継続できたのは、去年に全落ちしてしまった分今年こそは頑張りたいという思いと、早稲田大学への強い憧れがあったから。
一時期は早稲田大学の画像をスマホのロック画面に設定するほど、絶対に早稲田大学に行きたいという強い思いがあったそうです。
受験生のみなさんも憧れのキャンパスライフをイメージしてモチベーションを保ってくださいね。
坪谷さんのようにストイックに逆転合格を目指しましょう!
【浪人を経て】早稲田大学文化構想学部に合格!まとめ
現役時代はすべて不合格だった坪谷さんですが、浪人してからは武田塾で勉強法を変えて、早稲田大学の合格を掴み取ることができました。
そんな逆転合格ができたのは、早稲田大学への憧れを忘れずにストイックに努力をし続けたからですね。
合格へアグレッシブな坪谷さんの早稲田大学合格までの軌跡を紹介しました!