今回のインタビューでご紹介するのは、広島大学教育学部に合格された武田塾箕面校の村井さんです。
現役時は他の予備校に通っていたものの、思うように成績が伸びず浪人することに。武田塾箕面校に入塾し、基礎から勉強をやり直した結果共通テストは300点アップ!
私立・青山学院大学と関西学院大学に合格し、念願の広島大学教育学部への逆転合格を掴み取りました。そんな村井さんの合格までの軌跡をご紹介します。
広島大学教育学部に合格!
広島県東広島市にある広島大学は、12の学部を擁する国立大学です。
村井さんが合格された教育学部は5つの類と15のコースがあり、初等教育、特別支援教育、中学・高校の各教科、日本語教育、教育学、心理学と、教育における幅広い分野を学ぶことができます。
幼稚園、小学校、中学・高校、短大・大学とあらゆる教育段階の教員を養成しており、研究者や教育者の育成において、多くの実績を誇っています。
特色 | 広島大学 (hiroshima-u.ac.jp)
武田塾では教育学部以外にも、広島大学への合格実績が多数ございます。
ぜひチェックしてくださいね!
武田塾合格実績・合格速報 – 武田塾 (takeda.tv)
現役時共テ300点台…浪人後は武田塾で300点アップ!
教員志望だったため、教育大への進学を希望していた村井さん。
高校3年間は野球部に所属し、部活を引退した8~9月頃に近所の映像系の某予備校に入りました。
しかし部活が終わっても、友達とゲームをしてしまったり、勉強に身が入らなかったりで、とても国公立を目指せる状況ではありませんでした。
現役時の共通テストは合計900点中300点程で、広島大の受験は出願前に断念したのだそうです。
武田塾に入った理由は?
現役の時に通っていた予備校では、自分の実力に合った授業がとれなかったと話す村井さん。
武田塾を選んだのは、一人ひとりに合ったルートを立ててくれるということが決め手でした。
「基礎から勉強をやり直したい!」という強い気持ちがあったそうですよ。
武田塾で勉強後は共テ300点アップ!?
村井さんの成績の推移を見せていただきました。
現役時、部活をやっていた夏頃の模試は合計310点。現役時後半の模試では合計492点。浪人後は武田塾で勉強し、今年の共通テストは合計623点でした。
現役時と比べて約300点もアップし、得点は倍以上になっています。
村井さんがここまで成績を伸ばせた要因は何だったのでしょうか。
これが武田塾スタンダード!300点アップの教科別勉強法
武田塾に入塾して、春先から夏にかけては英国数をメインに勉強していた村井さん。
模試ではE判定が続き、成長を感じられず苦しんだそうです。
成績は伸びてはいるのに、期待するような大きな変化はない。
参考書で知識が増えてる感覚はあるのに、模試で点数が取れない。
誰しもが経験するもどかしい時期を、村井さんはどのように乗り越えたのでしょうか。
教科ごとの勉強方法や勉強習慣について、詳しく解説していきます!
特に国語は停滞期を乗り越え、大幅に点数アップ。
現代文・古文漢文とそれぞれ異なるアプローチで勉強し、飛躍的に点数を伸ばしています。
この合格者カレンダーでは多くの合格者の勉強法をご紹介していますが、村井さんのケースはいわば王道の武田塾らしい勉強スタイル。
参考になることが多いので、ぜひ真似してみてくださいね!
現代文の勉強法
現代文はボリュームもあり、点数を伸ばすのに苦労する方も多い教科。
村井さんの場合、ある程度形式が決まっている共テの現代文は、直前期の短期間で繰り返し演習を行うことでインプット。それをすぐに再現できるレベルに仕上げたそうです。
過去問は共通テストと、センター試験を数年分。東進と駿台の予想問題集も10年分くらい解いたそうですよ。
二次試験科目は英語と国語だったため、二次試験向けにも国語を勉強していた村井さん。
現役時は、国語はどちらかというと苦手科目で、勉強もしておらず、フィーリングと勢いで問題を解いていたそうです。
参考書は『現代文読解力の開発講座』『国公立標準問題集 CamPass現代文』をやりましたが、『現代文読解力の開発講座』が最初は全く解けなかったため、先生から、まずは黒字で解き、次に赤字で解説を読んで読み直し、次に青字で解答の根拠を探しながら再度精読するように言われました。
本文自体をロジカルに分解していくことで、選択肢云々の前に、そもそも何を問われているのか理解できるように、ということなのでしょうか。
村井さん自身『現代文読解力の開発講座』を終えても、「出来ている!」という感覚はなかったものの、その後の『国公立標準問題集 CamPass現代文』はとても読みやすく感じ、共通テスト本番では、「どのように読むか」を確立できていたそうです。
『現代文読解力の開発講座』は難しいですが、「やった後に共通テストが解きやすくなった!」という声が多いのも事実。
二次試験を意識して解くことで、自ずと共通テストの力もついてきます。
村井さんも国語はずっと120点前後でしたが、12月の全統プレ共通テストで初めて150点台を獲得!
現代文の手応えを感じ始め、そこから急激に点数をのばしていったそうですよ。
古文漢文の勉強法
古文漢文は現代文よりもさらに大きく伸びました。
現代文はフィーリングで解ける人もいますが、古文漢文はテクニックが重要。勉強した分だけ点数に反映されますよ。
入塾後は古文単語や文法を一から勉強し、基礎固めをした村井さんですが、参考書『岡本梨奈の古文ポラリス』シリーズ3を終え、過去問演習に入ったばかりの頃は2割程度しか点数がとれなかったそうです。
武田塾の先生に「今は点数にはこだわらなくていい」「勉強方法は正しいから、信じてやっていこう」と励まされ、なんとかメンタルを保っていました。
努力が点数に現れない時期は誰にでもありますから、それを理解したうえでの先生の声掛けだったのでしょう。
実際に古文の感覚がつかめたのは、共通テスト終了後でした。
二次試験までの残り40日間で、苦手だった記述もしっかり仕上げた結果、共通テスト国語は168点!現役時の105点から飛躍的に伸びていますね!
英語の勉強法
まずは『システム英単語』で、単語や文法も一から勉強し直し基礎固めを。二次試験対策は、『関正生のThe Rules 英語長文問題集1』を使いSVOCを本文に振って全文訳をしました。
当時の村井さんは意識していなかったそうですが、先生には二次試験の和訳を意識した勉強を基礎の段階から進める、という意図があったのかもしれません。
SVOCの振り方を再確認して長文の感覚を掴む
『関正生のThe Rules 英語長文問題集1』は、解いた後にマル付けをして、解答の根拠を書き込み、再現したあとにSVOCを振って全訳、その後に音読、という手順で勉強していたそうです。
これは完璧な流れ!
課題の根拠を本文の中で厳密に特定し、解答構文に確実に答えられるようにSVOCが振れているのか、それを前提に和訳が出来ているのか。
ここまでしっかりやることで、圧倒的な成長に繋がります!
村井さん自身も、『関正生のThe Rules 英語長文問題集1』で、単語を繋げて訳してしまうせいで、雑な訳文になっていることに気付きました。
しっかり構文を把握し自分でSVOCが見つけられた時に、初めて長文の感覚が掴めたそうです。
音読を行いさらに理解を深める
武田塾の先生からは、「音読をしっかりやろう」と強く言われ、1~2ヶ月間は『関正生のThe Rules 英語長文問題集1』を音読し、その意味がとれるまで、1文につき4~5回音読を繰り返しました。
読んでいる際も表面上の単語を追っているだけではなく、SVOCを意識しながら、構造を確認しながら読むことが大切です。
『関正生のThe Rules 英語長文問題集2』からは、それを意識した音読ができるようになり、初見の英語長文が読めるようになったのは、『関正生のThe Rules 英語長文問題集2』が終わった頃。
その頃から共通テスト模試の点数が上がり始めたのだとか!
「雰囲気音読」から速読・精読になっていったきっかけやターニングポイントがあったわけではなく、気付いたら読めるようになっていたそうです。
英語長文はある日突然読めるようになるのではなく、日々の積み重ねや慣れで、いつの間にか読めるようになっていた、と話す受験生は少なくありません。
ここまで徹底することで、地方国公立ルートに入っても案外英語長文が読みやすく感じたりますので、ぜひ真似してほしい勉強法です。
数学の勉強法
村井さんは武田塾で、2人の先生に数学を教わりました。
1人目の先生には成績の上げ方ではなく、勉強とは何かを教わり、ノートを取る、マル付けをする、など勉強の基本を見直しました。
2人目の先生からは参考書『数学Ⅰ・A 入門問題精講』『数学Ⅰ・A 基礎問題精講』を使って問題の解説や解き方を教わったのだそうです。
問題の解き方をインストールし基礎を丁寧に身に付けた村井さん。
共通テストの演習でより細かい戦略を立てたことで、数学もレベルアップしたそうですよ!
社会の勉強法
武田塾で勉強法や勉強習慣が大きく変わったという村井さん。
部活引退後はなぁなぁで勉強を始め、現役時は1日6時間しか勉強できませんでしたが、浪人時は1日13時間の勉強時間を割ったことはないそうです。
塾の前にマクドナルドで勉強したり、夏頃に日本史が追いついていないと気付いた時は塾の後もマクドナルドに行き日本史を勉強したそうですよ。
私立入試でも、日本史で他の受験生に負けないように頑張りました。
共通テストの日本史対策はもちろん、青山学院大学や関西学院大学の私立対策もやらなければいけないのは大変だったことでしょう。
武田塾で勉強習慣がつき、自習時間以外にも勉強量が確保できたからこそ、難関私大にも合格する実力がついたのだと思います。
理科の勉強法
村井さんは武田塾チャンネルを参考に、1日理科基礎DAYを設定し、理科だけを勉強する日を作ったそうです。
参考書は『きめる!共通テスト』」シリーズを使い、校舎長の先生に解き方を教えてもらいました。
理科基礎DAYを経たことで、成績にも大きな変化が!
現役生の場合は学校があるので、特訓日は特訓だけになってしまいますが、浪人生の村井さんは午前中も時間があるので、そこを復習日に充てていました。
特訓日とは別に3週連続で理科基礎DAYを作ったことで、週を追うごとに生物基礎が仕上がっていき、理社で点数を稼げるようになりました。
河合塾の摸試では、生物基礎で満点をとれたこともあるそうです!
国公立文系志望の方は共通テストの理科基礎を後回しにしがち。
時間が無くても、理科基礎DAYのように「この日にやる!」と決めて勉強することでメリハリが付きます。
結果として、ぐっと成績が上がることもありますよ。
『赤本ノート』の活用法
村井さんは、武田塾チャンネルを参考に、『赤本ノート』を使っていたそうです。
『赤本ノート』は、赤本を出版している教学社から出ている専用ノートで、赤本演習に特化した教材。詳しくは武田塾ブログをご覧くださいね。
赤本ノートで超効率化!合格するため (takeda.tv)
村井さんは英語の二次対策で『赤本ノート』に『関正生のThe Rules 英語長文問題集1』をやって提出したり、併願した青山学院大学と関西学院大学の『赤本ノート』に過去問の傾向についてまとめていたそうです。
知識に漏れがあった時に「こういう時はここに戻ろう」「ここに気を付けよう」ということを書いておき、本番前に読んでいました。
『赤本ノート』の上手な活用も、村井さんの成功要因のひとつと言えそうですね。
浪人生も孤独じゃない!メンタルサポートも武田塾におまかせ
村井さんの通った武田塾箕面校は浪人生が少ない校舎で、1人で勉強を頑張っている村井さんに、先生たちは毎日声をかけてくれたそうです。
私大の入試を終え青山学院大学に合格した村井さんは、少しばかり浮かれモードになってしまったものの、武田塾の先生に「気を引き締めよう!」と言われ、二次試験の前には気持ちを切り替えることができました。
「自学自習」を謳っていますが、武田塾には悩みを気軽に相談できる環境があり、高い合格実績のある先生や講師陣に勉強のアドバイスを貰うことができます。
もちろん現状に甘んじることなく、さらに高い目標を目指すためのメンタルサポートも徹底していますよ!
不安なことがあれば、まずは武田塾の無料受験相談へご連絡くださいね。
【受験相談Q&A】武田塾の無料受験相談って何をするの?全て教えます! (takeda.tv)
国公立を目指す受験生の皆さんへ
念願の広島大学教育学部に合格した村井さんから「自分の生きたい大学を思い描きながら頑張れば、きっと良い結果が出ると思う。頑張ってください!」というメッセージをいただきました。
武田塾の王道とも言える勉強法を再現し、逆転合格を勝ち取った村井さんだからこそ言える説得力のある言葉ですよね!
武田塾では広島大学以外にも、国公立大学の合格実績が多数ございます。
次は皆さんが武田塾で合格を掴む番ですよ!
武田塾合格実績・合格速報 – 武田塾 (takeda.tv)
武田塾王道の勉強法で広島大学に逆転合格!|まとめ
教員志望の村井さんは、現役時、映像系の某予備校に通ったものの共通テストは900点中300点台で、浪人を決意。武田塾箕面校で一から基礎からやり直し、徹底的に勉強に向き合いました。
コツコツと努力を積み重ね、しっかりと成績を伸ばした村井さんの姿勢は、まさに武田塾の王道スタイル。その結果、共通テスト本番では合計623点を獲得!
共テ300点アップという逆転合格を成し遂げた村井さんの、広島大学教育学部合格までの軌跡をご紹介しました!