武田塾今福鶴見校の卒業生・斎藤さんは、進学校出身。
京大摸試でもA判定をとるなど、受験生としては順風満帆の生活を送っていましたが、さらに勉強の精度を上げるため、京大合格実績のある武田塾に入塾します。
しかしプレッシャーによるメンタル不調で体調を崩し、1日3時間しか勉強時間がとれない状態に。
大きなハンデを乗り越えた斎藤さんの、京都大学工学部合格までの軌跡をご紹介します!
京都大学工学部に合格!
「東の最難関」が東大ならば、「西の最難関」は京大であることは言わずもがな。
「京大」こと京都大学は、唯一東大と比較され、肩を並べる日本最高峰の国立大学です。
もちろん偏差値・入試難易度も日本最高峰であり、高い処理能力を求められる東大の入試問題に対して、京大の入試問題は深い思考力が問われることが多いと言われています。
東大が求めるのが「秀才」ならば、京大が求めるのは「天才」などと言われ、天才とは紙一重の個性豊かな人が集まる京都大学には、一風変わったサークル活動や独特な文化が根付いています。
秀才を求める東大と、天才を模索する京大 [大学受験] All About
成績優秀なのに武田塾に入った理由は?
斎藤さんは大阪京橋にある開明高校出身。斎藤さんの卒業年の京大合格者は17名という、かなりの進学校です。
もともと阪大志望だった斎藤さんですが、高2の学校面談で「京大なら電車で1本で行ける」と言われたことから、京都大学を目指すことに。
成績も悪くなかったそうで、全統摸試で偏差値70をとることも!
そんなポテンシャル高めの斎藤さんが武田塾への入塾を決めたのは、高2の終わり。
成績が伸びていても、自分の勉強に自信が持てなかった斎藤さんは、その不安を乗り越え勉強の質を極めるため、京大への合格実績がある武田塾へ入塾したのです。
好き嫌いで勉強量にムラ…武田塾で苦手教科の勉強量を確保!
武田塾に入って、確実に勉強のクオリティが上がったと言う斎藤さん。
武田塾へ入るまでは自分で計画を立てて勉強していたため、独学では忠実に計画を実行するのは難しかったそうです。
しかし入塾後は「勉強をやらなきゃ!」という気持ちになることで、勉強する習慣がつき、どんどん内容を進められるようになりました。
英語が苦手な斎藤さんですが、入塾までの2年間では『英文基礎解釈の技術100』を70までしか進められなかったものの、武田塾での1年では全て終わらせられるようになったのだそうです。
好きだった世界史では、『世界史図説タペストリー』をほとんど覚え切るなど、教科の好き嫌いによる勉強のムラがありましたが、苦手な教科の勉強量が増えたことで、全体の学習精度も上がっていったのでしょう。
高3の9月…メンタルを崩し大ピンチ!
順調な受験期を送っていた斎藤さんですが、高3の9月体調を崩してしまいます。
原因は受験への焦りから、睡眠時間を削って勉強を続けたことで、精神的に追い詰められてしまい、メンタルの不調から身体にも異常が出てしまったそうです。
高3夏の模試でも京大A判定が出ていた斎藤さんですが、それでも「本番でもこんな点数とれるんだろうか?」と考えてしまうほど、不安定になっていたのだとか。
以前は1日12時間近く勉強をしていましたが、体調を崩してからは勉強時間がガクッと減り、1日3時間が限界になってしまいました。
それ以上勉強しようとすると、しんどくなって頭が回らなくなってしまうのだそうです。
斎藤さんのように、受験でメンタルを崩してしまう生徒さんは少なくありません。
受験は想像以上に過酷で、人生を狂わせてしまうこともあります。
直前期に追い詰められ、「あんなに元気だったあの生徒さんがなぜ…?」と思ってしまうことを経験した塾講師も多いはず。
辛い時期を乗り越え合格を掴んだ斎藤さんの頑張りは、相当なものだったと思います。
武田塾が憩いの場に?斎藤君を支えた講師と校舎長
メンタル不調を乗り越え、だんだんと快方に向かっていった斎藤さんですが、勉強3時間の壁をなかなか破れずに苦しんでいました。
そんな時に斎藤さんを支えてくれたのが、武田塾今福鶴見校の校舎長と講師たち。
校舎長は精神面のサポートと睡眠時間の管理をしました。
不安で眠れなくなってしまう斎藤さんに、「寝られなくても良いから、布団に入って目をつぶろう」と、睡眠不足による悪いサイクルを改善するようアドバイスをしたそうです。
講師たちは斎藤さんの体調を考慮し、斎藤さんのやりたいことを優先した勉強内容の構築をしました。
科学が好きだった斎藤さんのために『化学の新演習』を少しずつ進めるなど、苦痛に感じるものを極力減らし、メンタル面の安定を最優先した内容に変更したのです。
「武田塾は憩いの場所だった」と話す斎藤さん。
学校にも休み休み行っていた状態でしたが、武田塾に行くのは楽しかったのだそうです。
校舎長や講師たちと話すことで救われたこともあったのだそうです。
斎藤さんに校舎長との思い出を訊ねるたところ、漫画の話をしたことだと教えてくれました。
校舎長は世界史が好きな斎藤さんに、漫画『キングダム』をおすすめしたのだとか。
『キングダム』、世界史好きにはたまらない内容ですよね!
武田塾では勉強のサポートはもちろん、受験生の「憩いの場」としてメンタルケアも出来る場所なのですね。
ついに京都大学合格!京大でやりたいことは…
受験のプレッシャーで精神的に追い詰められてしまい、メンタル不調を来した斎藤さんですが、武田塾講師たちの支えで勉強を続け、念願の京都大学工学部合格を果たします!
実は合格発表の際、受験番号を間違え、別の人の合格発表を見ていたのだそうです。
斎藤さんも自身も合格していたので良かったですが、それぐらい緊張していたということなのでしょうか。
自分の合格を知った時は、嬉しいというよりは安心した気持ちが大きかったそうです。
晴れて京大生となった斎藤さんは、ゲームが好きなので東方projectというゲームのサークルに入ることが楽しみだそうです。
京都大学には幅広いジャンルのサークルがあり、サークル活動で自分の趣味を深めることができるのも魅力のひとつですよね!
メンタル不調を乗り越え京都大学工学部に合格!|まとめ
受験のプレッシャーでメンタル的に追い詰められながらも、武田塾で勉強を続け京都大学工学部合格を果たした斎藤さん。
全統摸試で偏差値70をとるなど元々のポテンシャルが高いにも関わらず、自分に自信が持てなかったため、京都大学への合格実績のある武田塾へ入塾しました。
武田塾で苦手な教科の勉強時間を確保し、学習のクオリティを高めていきます。
高3の9月からはメンタル不調というハンデを抱えながらも、武田塾で勉強を続けた斎藤さんの、京都大学工学部合格までの軌跡をご紹介しました!