武田塾柏校の卒業生・齋田さんは、物理の授業もない偏差値40の高校を卒業し、現役時の志望校・近畿大の数学では点数一桁で不合格でした。
合格実績に強い武田塾柏校で、浪人の道を選んだ齋田さんは、「セルフレクチャー」なる解法説明ができるレベルまで、繰り返し書いて覚える勉強法で、理数系科目の実力を付けていきます。
偏差値40・物理の知識ゼロの状態から東京理科大学先進工学部合格を掴み取った齋田さんの、合格までの軌跡をご紹介します!
東京理科大学先進工学部に合格!
理系の私立大学として、名実ともにトップクラスの規模を誇る東京理科大学。
「理科大」の愛称で親しまれ、「早慶上理」(早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大)と括られる超難関私大のひとつです。
研究施設が充実していることや大学院進学者が多いこと、奨学金が充実していることからも、理系の勉強・研究に専念したい学生に人気の大学なのです。
東京理科大学の偏差値は55〜62ですが、武田塾では東京理科大学への合格実績が多数あり、毎年多くの生徒さんが合格を掴み取っています!
武田塾合格実績・合格速報 – 武田塾 (takeda.tv)
物理の先生もいない?偏差値40の高校での現役時代
武田塾柏校の卒業生・齋田さんは市立柏高校出身。
偏差値は40程度で、物理の授業も無く、教えられる先生もいない学校だったそうです。
物理の授業を受けていないにも関わらず理科大志望とは驚きですが、東京理科大学の野田キャンパスは齋田さんの地元から近く、昔から憧れの大学だったのだそうです。
現役時には近畿大学と京都産業大学を受け、近畿大学の得点開示で、数学の得点は一桁台。英語や物理の得点も3割前後という結果で、やむなく浪人することを決意します。
自分の成績では、大手予備校の授業には到底追いつけないと思った齋田さんは、自分のペースで勉強が進められ、高い合格実績のある武田塾に入塾します!
武田塾での数学勉強法!セルフレクチャーとは?
現役時代はずっと「書かない勉強」をしていたという齋田さん。参考書は問題と解答を見るだけで済ませていました。
しかし武田塾で「数学で書くのは当たり前!」と言われたことをきっかけに、書いて勉強することを習慣化していきます。
セルフレクチャーを大切にした学習法
その過程で、特に齋田さんが大切にしていたのは「セルフレクチャー」。
セルフレクチャーとは、問題文だけを見て自分の言葉で解法を説明できるようにすること。
このセルフレクチャーができるまで、繰り返し書いて勉強することを実践した結果、理科大レベルの過去問は解法をすぐに思いつくまでに至ったのだそうです!
理数系科目で苦しむ受験生は多いですが、齋田さんもそのひとり。
一問一問セルフレクチャーできるまでやり込んだ結果、1日12時間以上の勉強時間のうち数学に6時間以上もかかってしまったそうです。
武田塾でも頻繁に講師に質問をしに行ったそうですが、いつも快く教えてもらうことができました!
やり込みの鬼!『数学重要問題集』は100周以上の演習
入塾してからは『入門問題精講Ⅰ・A/Ⅱ・B』『基礎問題精講Ⅰ・A/Ⅱ・B』の順に取り組み、その後は講師に薦められた『数学重要問題集』一冊を完璧にすることにした斎田さん。
『数学重要問題集』はA・B・Cとレベルがありますが、Aまでの範囲をやり込み、隅々までセルフレクチャーができるまで、なんと100周は演習したそうです!
一般的には、理科大の問題と『数学重要問題集』のAでは、『数学重要問題集』のAのほうが易しいと考えられますが、斎田さんの場合は、『数学重要問題集』のAでしっかりと基礎力をつけたからこその理科大合格だったのでしょう!
『数学重要問題集』のAは多くの学校で配られますが、「武田塾柏校の齋田さんが、誰よりもやりこんだと言える?」という講師の質問に、「言えます!」と真っすぐ答えてくれた齋田さん。自分の取り組んでいる問題集ぐらいは、すぐに解法が言えるぐらいのレベルになるのが理想的ということですね!
武田塾での物理勉強法!知識ゼロからのスタート
そもそも齋田さんの卒業した高校には、物理の授業自体がなく、教えられる先生もいませんでした。
武田塾で物理をやると決めてからは、『宇宙一わかりやすい高校物理』を読みましたが、最初のうちは、さっぱり内容が理解できなかったそうです。
『宇宙一わかりやすい高校物理』では最低限の公式だけを覚えるまでに留め、『とっても優しい物理基礎』や『ひとりで学べる秘伝の物理 問題集』と『良問の風 物理』の問題に取りかかることに。
演習でつまずいている齋田さんに、武田塾講師が「どういう現象が起こってこの公式を使うのか、そのプロセスを考えよう!」とアドバイスします。
それをきっかけに、物理も数学と同じように何回も書いて覚える勉強法にシフトした斎田さん。
読むだけでは流れてしまう大事なキーワードも、書いてしっかり確認し、分からなかった問題は前の参考書に戻って確かめる。
これを『良問の風 物理』では10周以上繰り返し、少しずつ物理の感覚を掴んでいったのです!
やった問題は全て解説可能!20年分の過去問演習!
セルフレクチャーできるまで参考書を繰り返すことを「誰よりもやった!」と自負できるまでやり込んだ齋田さんは、着実に力をつけていきます。
過去問演習でも、できた・できない関係なく問題をノートに貼り、考え方のプロセスを書き込くことで、セルフレクチャーできるレベルになるまで繰り返しました。
過去問は参考書と違い、悪問や奇問も混ざっていますし、一度解いて満足してしまう人も多いもの。
しかし齋田さんは、試験時間100分の理科大過去問に対して約40時間ほど復習に費やし、それを他学部の過去問も含め過去20年分遡ったのだそうです。
解く時間に対して約30倍の復習をした努力は、素晴らしいですね!
高い合格実績のある武田塾のサポートで理解度アップ
武田塾の自習室は、朝から晩まで12時間開室しており、自学自習がすすめやすい環境です。
齋田さんも「周りもみんな頑張っている」「競い合っている」という緊張感を持ちながら、努力を続け、ついに東京理科大学先進工学部合格を掴み取りました!
自分では気付けなかったポイントを武田塾の講師に指摘され、その対策をしてもらったことで成績が伸びた、と語る齋田さん。
理数系科目を独学で勉強するのは大変ですが、武田塾では高い合格実績のある講師たちが独学のサポートをしてくれます。
齋田さんのように一問一問に時間をかけて勉強し、徹底的に仕上げることで、偏差値40から東京理科大学に合格できる実力をつけることができるのですね!
齋田さんの「過去問が取れなくても諦めず、志望校を下げずに頑張ってほしい!」というメッセージには、かなりの説得力があります。
偏差値40から東京理科大学先進工学部に合格!|まとめ
物理の先生もいない偏差値40の高校を卒業した齋田さんは、合格実績に強い武田塾で浪人生活をスタート。数学では、問題文を見て自分の言葉で解説する「セルフレクチャー」ができるレベルまで、繰り返し書いて勉強したことで、徐々に実力をつけていきました。
知識ゼロからのスタートだった物理も、武田塾講師のアドバイスを受けながら、数学と同じように何度も書いて覚える勉強法を実践します。
過去20年分の過去問演習もセルフレクチャーできるレベルまで繰り返し、着実に力をつけてきた齋田さんの、東京理科大学先進工学部合格までの軌跡をご紹介しました!