【高2で東大レベル】東京大学文科二類に合格!井上さん編【合格者カレンダー】

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富山県から往復3時間かけて金沢の高校に通い、部活動のマネージャーを務めながら勉強に励んできた井上さん。
武田塾に通い、英語と数学2年生のうちに東大レベルの過去問を解けるように計画的に仕上げ、見事東京大学に合格したその道のりをご紹介します。

井上さんが合格を勝ち取った東京大学

東京大学は、日本を代表する国立大学で、1877年に創設されました。
通称「東大」として知られている東京大学は、国内外で高い評価を受けており、その研究・教育の質の高さから世界的に著名な大学です。

学部には、文学部、教育学部、法学部、経済学部、理学部、工学部、農学部、医学部、薬学部、教養学部があり、それぞれが専門性の高い教育プログラムを提供し特に、理学部や医学部は、世界でもトップクラスの研究成果を上げています。

また、15の大学院研究科を持ち、幅広い分野で高度な教育と最先端の研究が行われています。

東京大学文系二類は非常に競争が激しく、偏差値は75前後と全国でも極めて高い水準で、入試では数学や国語、英語などの基礎学力はもちろん、論理的思考力や問題解決能力も重要です。

東京大学の教育理念は「自由と進取の精神」に基づき、学問の自由を尊重し、学生に自律的な学びの場を提供すること。
国際化にも力を入れており、多くの留学生を受け入れるとともに、海外の大学と連携して教育・研究を推進している大学です。

東京大学合格実績に繋がる逆算学習計画

井上さんが武田塾金沢校に入塾したのは高二の春でした。
決め手は、自習室が長時間使えることと、学習計画を立ててくれるという点でした。

武田塾入塾後、井上さんは初めて参考書を使い、今まで分かったつもりになってたことがちゃんと理解できるようになったといいます。

学習計画により、今まで漠然と学校の授業を受けていただけだったのがゴールを見据えた効率的な勉強に変わっていきました。
井上さんを担当した武田塾の講師は、「2年生の1年間でどこまで進むか、うまくいかなかったら3年生で追い着くのは絶対無理だ」と判断し、 3年生の最後あたりまでを考慮して逆算し学習計画を立てていきました。

生徒の理解度や目標に合わせた学習計画が武田塾の合格実績につながっているのでしょう。

高2前半:武田塾で始めた合格への英語の基礎固め

井上さんは高2の春に武田塾金沢校に入塾し、英語を中心に勉強を始めました。

前半は『システム英単語』と『Vintage』で文法を強化し、『基礎英文解釈の技術100』で英文解釈を学びその後、『英語長文ハイパートレーニング レベル2』や『長文ポラリス1』、『共通テスト過去問』、『英語長文ハイパートレーニング3』、『英文解釈の透視図』、『関正生のThe Rules英語長文問題集4』を使い、高2の冬には『東京大学過去問』に取り組みました。

野球部のマネージャーもしていた井上さん。
忙しい時は19時前に終わり、そのあと塾の自習室で勉強、そして通学に片道1.5時間かけて帰るという中、なんとかやりくりして参考書をどんどん進めていきます。

そんな井上さんは『Vintage』が一番役立ったと感じており、この参考書を使って文法の基礎を固めたことで、英文を構造的に理解できるようになり、雰囲気で読むことがなくなったそうです。
SVOCや構文もこの時期に学び、基礎がしっかりしたことで長文読解に進んでも苦労しなかったと語っています。

合格に近づく!苦手意識を乗り越える方法

井上さんは、高校2年生の夏に学校で配られた『LEGENDⅠ+A』をメイン教材として数学の勉強を始め、その後『LEGENDⅡ+A』や『やさしい高校数学Ⅱ・B』でベクトルを先取り学習しました。

さらに、共通テスト対策として『文系数学の良問プラチカ』を高2の冬に取り組み、続けて『東京大学過去問』に挑戦しました。
『文系数学の良問プラチカ』は、最初の1周目は難解で何も分からなかったものの、何周も復習することで理解が深めていきます。

高3の秋には数学で挫折を経験しましたが、復習を大事にすることで、再び挑戦した際には多くの問題が解けるようになり、自信を取り戻していきました。
井上さんは数学の苦手意識を乗り越えるには「できる問題を解くことで安心感が増し、数をこなすことが自信に繋がる」と語っています。

部活と勉強の両立:高2時代のタイムマネジメント

井上さんは、高2の春から英語と数学を中心に早いペースで学習を進め、過去問に挑戦できる状態まで仕上げます。

勉強時間を捻出するために、毎朝5時に起きて学校に向かい、電車の中では数学の勉強。
学校には7時半に到着し、授業前の1時間を利用して勉強していました。

部活の野球部マネージャーとして忙しい日々を送りながらも、放課後には塾の自習室で勉強を続けました。
部活が終わるのは平均で18時半頃で、自習室に着くのは19時過ぎになるところですが、井上さんは家にはすぐに帰らず、20時過ぎまで勉強し、帰りの電車でも学習を続け、21時半頃に家に着くという生活をしていたといいます。

しかし、家ではメリハリをつけて勉強をしないというのが井上さん流。
平日で平均4時間、土日はさらに多くの時間を勉強に充てていたからこそ、東京大学の合格実績を作ることができたのでしょう。

早めのスタートで東大レベルの学力を築く

井上さんは高校2年生の終わりまでに英語と数学を東大レベルまで仕上げました。

高2の間は受験生並みに勉強を進め、過去問にも挑戦。
特に英語と数学は過去問のレベルに到達し、高3では国語と社会に集中する計画でした。

部活引退後は勉強時間をさらに増やし、東大合格に向けたラストスパートをかけます。

自宅での勉強が苦手だった井上さんは、武田塾金沢校での週1回の指導が大きな支えとなり、担任の先生と一緒に計画を立てることでモチベーションを維持しました。

「頑張っていれば成果は少しずつ現れる。自分のペースで続けることが大切」と井上さんは言います。
特に高1・高2生に対しては、早めに参考書ルートを進めることの重要性を強調していました。

井上さんのように早めに学習の貯金を作ることで、難関大学合格への第一歩を踏み出すことができるでしょう。

計画的に東大レベルの学力を身につける合格へ|まとめ

井上さんは、高2の春から武田塾金沢校に通い、英語と数学を中心に逆算学習法で計画を立て、東大合格レベルの学力を身につけました。

高2の終わりまでに英語と数学を過去問レベルに到達させ、高3では国語と社会に集中して学習し、忙しい部活と3時間の通学時間をやりくりしながら、塾の自習室での勉強時間を確保しました。
早めのスタートと計画的な学習が、難関大学合格への道を切り開く鍵となったのです。

忙しい中でも時間を割いて勉強し、学習計画を進め学習の貯金を作り、見事東京大学文科二類に合格。
井上さん、おめでとうございます!!

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