高3の7月まで部活をやり通し、受験までわずか半年という中で早稲田大学商学部・人間科学部のダブル合格を果たした、素晴らしい合格実績を持つ徳山さん。
しかし、当時は何を勉強すれば良いのかも分からず、武田塾に入った当初は偏差値50台後半の日大レベルで、模試での早稲田合格判定はE判定でした。
徳山さんが武田塾でどのように逆境をチャンスに変え、半年で早稲田大学ダブル合格という合格実績を出したのかを見ていきましょう。
高3夏から武田塾へ!半年で早稲田大学ダブル合格できた理由
早稲田大学といえば、“早慶戦”などでも知られており知名度抜群なのは言うまでもありません。
知名度だけでなく実力も兼ね備えており、偏差値は62.5〜70.0と超ハイレベルで、慶應義塾大学と並ぶ日本の私立最難関校としての地位も獲得しています。
徳山さんがたった半年で早稲田大学に合格できた大きな理由は“勉強法を知る”ことでした。
7月までは部活優先の日々
徳山さんは7月まで野球部に所属しており、毎日夜の7時まで練習がありました。
家に帰ると、もうクタクタで全く勉強できなかったようです。
徳山さんは部活を最後までやり切って7月に引退しましたが、当時の偏差値は58.7の日大レベルで、早稲田判定は当然E判定と合格は絶望的でした。
勉強法を知るために武田塾に
部活引退後、徳山さんはこのままではヤバいと自覚し、塾探しを始めます。
英語のSVOCが分からず古典・漢文の基礎も固まっていない、何を勉強すれば良いのかさえ分からないという状況の中、徳山さんは武田塾を選びます。
武田塾には参考書ルートというコースがあり、志望校に向けてどの参考書をいつまでにどのくらいやるべきかを全て明確にしてくれるので、勉強法が分からない徳山さんにとってピッタリの塾だったみたいですね。
早稲田大学ダブル合格を達成するために気をつけたこと!
武田塾の参考書ルートに入り自分がやるべき参考書が明確になりましたが、当時の徳山さんは参考書を読んでも何を言っているか分からないレベルでした。
しかし徳山さんは諦めず、たった半年でこの状態を克服し、早稲田大学商学部・人間科学部ダブル合格という素晴らしい実績をつくったのです。
徳山さんが何も分からない状況から早稲田大学合格を達成するために、勉強する時に気をつけたことが2つあります。
わからないところを特訓で隈なく潰していく
徳山さんは参考書を解く中で、“分からないところを隈なく潰す”ことを大切にしたと言っています。
参考書を解いていく中で分からないところが出てきたら先生に質問し、こんなふうに考えたらいいとアドバイスをもらって再度取り組み、わからない箇所を潰していきました。
『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本』は5周ほどやり込み、中には45周もやり込んだページもあるそうです。
参考書は1回で覚えるくらいの意気込みで解く
参考書を何回も繰り返し解いていた徳山さんですが、一回で覚えるつもりで深く読みこもうと徳山さんは決めました。
受験まで半年しかなく、「また次に読めばいい」はないので、この心づもりは効果的だったようです。
一回で覚える気持ちでやると、復習の回数も少なくすみ、残り時間の少ない受験生には多くのメリットがありますね。
0から早慶レベルの英語力へ!徳山さんが使った参考書
英語の基礎が曖昧だった徳山さんですが、半年で早慶レベルまで学力を上げることに成功しました。
ここからは、徳山さんが早稲田大学にダブル合格するために使った英語の参考書や、どのようなステップで進んでいったのかをご紹介していきます!
SVOCを理解するために
最初は英語のSVOCを理解していなかったと言う徳山さん。
SVOCを克服すべく使用した最初の参考書・問題集は「関正生の英文法ポラリス1」「肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本」、そして「英単語ターゲット1900」でした。
『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本』は読んでも全く分からなかったそうですが、何度もやりこみ理解していき、SVOCを完璧にしていきます。
SVOCを徹底的に固めたら長文演習へ!
SVOCの振り分けが完璧にできるようになったので、徳山さんはいよいよ長文の演習に入っていきます。
取り組んだ参考書は『関正生のthe rules英語長文問題集1入試基礎』『関正生のthe rules英語長文問題集2入試標準』です。
学習レベルが1つ上がり内容も難しくなっていますが、SVOCを知ることで長文世界が変わり、一気に読みやすくなったと徳山さんは言っています。
修飾語句を理解することで、今まで単語の拾い読みで感覚的に読んでいた英文を精読できるようになっていました。
長文が読めるようになったらハイレベルな問題集
安定して長文が読めるようになり、GMARCHや関関同立レベルの長文読解演習をしたい人向けの『関正生の英語長文ポラリス2 (応用レベル)』や『関正生のthe rules英語長文問題集3入試難関』にとりかかりました。
続いて、早慶や難関国公立で出題される英文読解にも対応できるハイレベルな問題集『ポレポレ英文読解プロセス50』へと進んでいきます。
“ポレポレ”をやったのち、残された時間が少ないため、そこからはいよいよ早稲田の過去問へ突入します。
最後は早稲田過去問
早稲田の過去問演習に入ると、徳山さんは制限時間の壁にぶち当たってしまいます。
早稲田大学商学部の英語問題は量が多く、制限時間90分に対し15分オーバーの105分の時間がかかっていました。
徳山さんは制限時間内に問題を解き終えるために、ここでも復習と特訓を繰り返したと語っています。
一回解いたら復習し、それを特訓で講師から自分の傾向や躓きのポイントを指摘してもらい、同じミスをしないように意識することで、理解度と解く速度を上げていきました。
古典・漢文対策も基礎固めから!
徳山さんは国語は元々できる方でしたが、古文・漢文は基礎すら全く固まっていない状態でした。
そこで、『富井の古文読解をはじめからていねいに』『1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本』の2冊を何周もして、こちらも英語同様、基礎をしっかり固めていきました。
助動詞の意味がわからなければ読めるはずもないし、文法は得点源になると徳山さんは考え、とにかく、助動詞と文法を固めることに集中したそうです。
自習室もフル活用し、平日10〜14時間勉強!
徳山さんは武田塾に入塾後、平日1日あたり10~14時間勉強したと語っています。
大きな声では言えませんが、学校の授業中に行う“内職”と武田塾の自習室でずっと毎日自習していたそうです。
勉強するメンタルはどうやって保てたのか?
徳山さんが1日10時間以上の勉強をすることができたのは、武田塾の自習室で頑張っている他の生徒の存在でした。
自分ひとりだけでやっていると、妥協して自習室へ行かなかったり、だらけたりしてしまうことがあるものです。
自分の他にも頑張っている人がいることで“こいつも行くのだから俺も行かなきゃ!負けてられない!”という気持ちになりました。
仲間の存在は本当に大きく、彼らがいたからこそ、徳山さんのたった半年での早稲田大学ダブル合格実績が生まれたと言っても過言ではありません。
武田塾の良さはどこにあるの?
徳山さんが感じる武田塾の良さは、志望校合格に向けて勉強の方向・方法をしっかり示してくれることです。
先生たちが計画をはっきり示してくれ、自分が今何をやるかを知ることができ、その通りに進んでいくことで、無事合格実績へと繋げることができます。
また、先生の指導は間違ったところの答えを解説するのではなく、間違いの”原因”を提示し、その解決案を示すので、それを自分で考えることが他の問題解決へも発展することとなります。
まだ勉強法が確立しておらず、何をしたらいいか解っていない人におすすめの塾と言えますね。
半年で早稲田大学E判定を跳ね返し、見事逆転合格!|まとめ
徳山さんは高3の引退まで野球部で部活動をやり切り、受験勉強を開始したのは受験まであと半年に迫った7月で、当時の偏差値は日大レベルでした。
基礎ができておらず何を勉強すれば良いのかさえも分からなかったという徳山さんは、勉強法を明確にしてくれるという理由で武田塾に入ります。
武田塾には逆転合格ルートというものがあり、いつまでに何の参考書をどのようにやるべきかが示されていました。
先生の特訓の力も借りながら徹底的に基礎を固め、1日10~14時間の自習勉強もしっかりやり、最後は過去問のミスを徹底して振り返り修正していきます。
そして見事、日大レベルの偏差値からわずか半年で早稲田大学商学部・人間科学部のダブル逆転合格という素晴らしい合格実績をたたき出したのです!