【基礎問で偏差値10UP!】慶應義塾大学理工学部に合格!加地さん編 【合格者カレンダー】

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数学と英語の偏差値が50台だった加地さんは高2の冬、武田塾の無料受験相談会で自分の実力不足を痛感します。

武田塾の合格実績に基づいた指導方法で、まずは基礎問を繰り返し間違いと徹底的に向き合うようにし、偏差値を10上げることに成功。
1年後、慶應義塾大学理工学部へ合格することができました。

慶應義塾大学理工学部に合格!

慶應義塾大学は東京都に本部を置く超難関私立大学で、偏差値は67〜80という日本トップレベルの大学です。

1858年に福澤諭吉が前身の教育機関を創立したことで有名な慶應義塾大学は、その長い歴史と伝統から日本を牽引する人材を数々と輩出してきました。

2024年に発表された、大学の社会貢献度を国連のSDGsの達成度により順位付けした「THE Impact Rankings」のゴール16(平和と公正をすべての人に)では日本の大学で2年連続1位を獲得するなどの功績を残しています。

今回は、慶應義塾大学理工学部に合格した加地さんの合格者カレンダーです。

高2の冬に武田塾無料相談会へ。そこから始めた基礎問対策が合格につながる

入塾当初の加地さんは化学の偏差値が70を超えていたものの、主要教科である数学と英語が50台と伸び悩んでいる状態でした。
特に数学は『基礎問題精講』でつまずいていたことから現状のやり方に限界を感じ、武田塾の無料受験相談会に参加します。

そこで校舎長から「一度解いた問題は絶対に間違えないようにしていた」という言葉を聞いて、自分の実力不足を痛感しました。
復習を疎かにしていたことに気づき、そこからは一度解いた問題を間違えたときはその場で解き直し、要約を書く勉強法を取り入れることにします。

この基礎問を復習する方法が、慶應義塾大学理工学部合格の糸口となるのです。

基礎でつまずいていた数学も基礎問10周で偏差値10UP

もともと『基礎問題精講』でつまずいていた数学を新たな勉強法で解き直しますが、さらに基礎問を10周するという量をこなします。

ただ10周するのではなく1周目は問題を普通に解き、2周目以降は問題を見た瞬間に解法を思い浮かべる練習を繰り返すことでより理解度を深めるようにしました。

高3の始めに『基礎問題精講』を解き終わり、模試では偏差値10UPという結果をだすことに成功します。
基礎力がついたことで一気に数学の実力を伸ばしたのです。

基礎でMARCHを突破

次に取り組んだのは『文系の数学 重要事項完全習得編』と『数学Ⅲ 重要事項完全習得編』、つづけて『理系数学 入試の核心 標準編』を高3の夏頃に実施します。
ここでも基礎力のおかげで順調に解くことができました。

その後一度実力を測るために臨んだ中央大学の理工学部の過去問では7割解け、MARCHレベルに合格する力がついてきたことを実感します。

解けない上級問題にも向き合いレベルアップ

MARCH合格の実力が確認できたところでもうひとつ試した東京理科大学の過去問ですが、こちらはあまり解けなかったという結果に。
さらなるレベルアップを目指して高3の夏から秋まで『上級問題精講』に取り掛かります。

途中『数学Ⅲ+C』の積分に苦労して、その難しさに一度投げ出してしまうこともありました。

しかし講師から「難しい問題に向き合って咀嚼したほうが絶対に力がつく」と声を掛けられたことで諦めずにもう一度挑戦し、壁を乗り越えることができました。

長文ができなかった英語は復習と添削で慶應レベルに到達

数学と同様苦手だった英語は、入塾後に単語帳と英文法を2冊ずつこなしますがその後の長文が全く読めないというつまずきを感じます。
主題すらわからない状況に焦り、原因を見つけ出すために武田塾の講師に相談することにします。

長文ができなかった原因

講師に相談したことで自分の勉強法の穴に気づきました。
加地さんは音読に力を入れており読めるようにはなっていましたが、そこに焦点を当てすぎていたため内容の理解を疎かにしていていたのです。

添削することで内容理解ができる

自分の足りていない箇所がわかったことで、音読重視のやり方から要約と精読中心に変えることから始めます。
まずは『関正生のThe Rules 英語長文問題集3』でパラグラフごとに紙を用意して内容を細かく書くようにし、その内容を講師に添削してもらうようにしました。

初めは自分で要約したものが全くできていないという状態でしたが、講師が実際に書いた長文の要約をもとに内容をひとつずつ確認します。
その書き方を真似しながら要約することで少しずつ長文の内容理解の方法を把握していきました。

正しい要約のポイントは解釈の復習

要約の仕方を理解していく過程で英語を一文ずつ正確に和訳できていないことが明らかになります。

そこで解釈の復習を行うことにしたのです。

一度は終えた英文の『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編』や『基礎英文解釈の技術100』を復習し、和訳の理解度を深めたことで長文の正しい要約につなげることができました。

1年で過去問50年分を実践。本番のミスを防ぎ慶應義塾大学理工学部に合格

大学受験に向け慶應義塾大学理工学部の過去問のほかにSFC(総合政策学部・環境情報学部)・早稲田大学・旧帝大の過去問に取り掛かります。

加地さんは1年でなんと、合計50年分の過去問を解き、その成果は慶應義塾大学理工学部の合格につながりました。

1日平均12時間で50年分を解く

過去問は理工学部10年分、SFC15年分の量を解いていきました。
SFCは受ける対象ではありませんでしたが「良問だった」と加地さんは語っています。
復習の重要さを理解した経験から1日約12時間の勉強時間を徹底的に過去問練習に費やしていたのです。

他にも旧帝大の過去問は約30年分解くなど時間のある限り勉強していきますが、ただ解くだけではなく間違えた問題は紙に書いて、その原因を分析して振り返る癖を身につけていきます。

本番はミスを防ぐことが重要

かなりの量の過去問を1つずつ向き合い対策して臨んだ受験本番では、見直す習慣のおかげで自分のミスの傾向を知っていたため、注意しながら解くことでケアレスミスを防ぎました。

振り返る癖は基礎力に限らず本番の対応力にもつながっていることがわかります。

そして、慶應義塾大学理工学部の合格を成し遂げるのです。

偏差値50台からの逆転劇。つまずいている科目には基礎問を繰り返し克服する|まとめ

高3の冬に入塾した加地さんは、まずは基礎問の要点を書き出して理解を深めることにします。

苦手な問題も一人で解決するのではなく講師に相談することで原因を見つけ出し、自分に合った対処法に取り組むことができました。

こういった生徒一人ひとりに合わせた大学受験対策が武田塾の合格実績につながっています。

残された時間を自分の課題に合わせた勉強法に使うことで、わずか1年の間に慶應義塾大学理工学部に合格するほどの成長を成し遂げることができました。

武田塾の合格実績は生徒たちの努力と、講師のサポートによって築かれています。

加地さんのようにつまずいている科目がある人は、基礎に取り組むことが解決の第一歩となるのかもしれません。

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