高校2年の時に武田塾に入塾し、自分のペースで勉強を続けていましたが、3年夏の模試では志望校の早稲田大学でE判定が出てしまい、現実を突きつけられました。
難関大学現役合格の厳しさを知ってから、武田塾の勉強法を着実に実践し続け、偏差値40から早稲田大学教育学部に逆転合格するまでの体験記を紹介します。
早稲田大学とは
「早大」「早稲田」の敬称で親しまれている早稲田大学は、私立大学最高難易度の大学です。
下記のように、多くの学部が偏差値65~70となっており、慶應義塾大学と並んで最難関私大の1つで、東京大学と併願で受ける受験生も数多くいます。
学部 | 学科 | 偏差値 |
政治経済学部 | 経済学科 | 70 |
国際教養学部 | 国際教養学科 | 70 |
文化構想学部 | 文化構想学科 | 70 |
文学部 | 文学科 | 70 |
法学部 | 法学科 | 67.5 |
商学部 | 商学科 | 67.5 |
社会科学部 | 社会科学学科 | 67.5 |
先進理工学部 | 物理学科 | 67.5 |
教育学部 | 教育学科 | 65 |
基幹理工学部 | 建築学科 | 65 |
創造理工学部 | 経営システム工学科 | 65 |
先進理工学部 | 応用物理学科 | 65 |
政治経済学部が早稲田大学の看板学部で、ほかの学部に比べて圧倒的人気があり毎年の入試では高倍率になります。近年人気の高い国際教養学部や社会学部・教育学部などの文系学部、先進理工学部などの理工系学部、スポーツ科学部など、多種多様な学部があるのも早稲田大学の特徴です。
国の重要文化財に指定された大隈講堂のある早稲田キャンパスの他、戸山キャンパス・西早稲田キャンパス・所沢キャンパスの4つのキャンパスがあります。
1年前の誓いを実現
実はちょうど1年前の「実際の校舎に行ってみた」シリーズの動画で、ひばりが丘校が特集され、川野先生にお会いしていました。この時に川野先生とお話して、「絶対に早稲田に合格する」と誓ったことを覚えています。
1年経って、この時の誓いを実現して、こうやって合格カレンダーの動画で再び川野先生とお会いできたのが本当にうれしいです。
高2の2学期に武田塾に入塾
高校2年の11月に武田塾に入塾しました。友達から武田塾のYouTubeチャンネルを紹介してもらい、動画の内容に共感したのがきっかけです。
最初の担当の先生は「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」など、参考書の使い方を丁寧に指導してくれました。それまでは受験用の勉強をしたことがなかったのですが、武田塾の先生たちの指導もあり、ゆっくりですが参考書ルートを順調に進めていくことができました。
1年前に川野先生にお会いした頃は、まだ余裕を持って考えていて、「早慶は大変だから勉強のペースをもっと上げた方がいい」と厳しめのトーンで言われたことを覚えています。
早稲田大学現役合格の厳しさを知る
早慶を目指す人は最低限、8月までにMARCHの段階突破すれば良いと言われていたので、なんとか夏休みまでにMARCHの段階突破をクリアしました。
しかし10月に受けた早稲田プレ模試はまさかのE判定で、早慶レベル模試でも最低のD判定と散々な結果となってしまいました。
自分の中では順調に学習を進めてきたつもりだったのに、やはり早慶合格は甘くないと思い知らされたそうです。
武田塾の塾長に模試の結果を報告すると、以前と比べたら学力は確実に伸びているから大丈夫と励まされ、勉強法自体は間違っていないのだから、このままペースアップして頑張ろうという気持ちになれました。
10月の模試でもE判定それからの心構え
模試で厳しい現実を突きつけられてからは、過去問演習に取り組みました。
最初はMARCHの過去問は6~7割解けたものの、早稲田の過去問は4割しか解けませんでした。
加藤さんの中では結構やってきたつもりだったのに4割しか解けないことに、最初はショックを受けましたが、武田塾のYouTubeを観て、「過去問は最初4割ぐらいしか解けないことはよくある」と言っていたので励まされたそうです。
過去問の得点率を上げた秘訣
初めは4割しか解けなかった過去問の得点率を上げた秘訣が、武田塾のYouTubeチャンネルでも紹介されていた「赤本ノート」です。
「赤本ノート」は始めは使い方がよく分からず、抽象的な分析しかできていませんでしたが、友達のやり方や武田塾のYouTubeチャンネルなどを参考にして、段々具体的に問題分析ができるようになりました。
早稲田の過去問では、11月頃から本番入試直前まで、この赤本ノートでなぜできなかったかを一問一問分析して課題を抽出する、ということをひたすらやり続けた結果、合格ラインの得点率までアップすることができたと思います。
受験生へのアドバイスとしては、英語は速読や音読が大切です。
「速読英熟語」や「関正生のThe Rules英語長文問題集」などで、音声を聴いて構文をしっかり読み込んだこと額手法は非常に効果がありました。
見事早稲田大学現役合格を勝ち取った
本番の早稲田の試験では、商学部は英語が難しくて苦戦しましたが、教育学部では過去問でやってきたことを生かして、いつも通りの力を発揮できたと思います。
早稲田大学教育学部の他、受験したGMARCH11校全て合格という結果を残すことができました。
武田塾の勉強法や先生たちの指導のお陰でここまで来れたので、今は頑張って良かった、ようやく報われた、という気持ちでいっぱいです。
受験生の皆さんへのメッセージ|まとめ
うまくいかないことは当たり前なので、それを乗り越えて自分がどうするかを考えてやり続ける、ということが大切だと思います。
これから受験勉強を進めていく中では、いろいろなフェーズで壁にぶち当たることがあると思いますが、逃げないで、自分がやれることを考え抜いて実行してください。