今回の生徒さんは、進学校では無い偏差値48台の一般高校で部活に打ち込んでいた金井さんです。
大学受験を受けるも現役全落ちという挫折を経験し、一年の浪人生活を武田塾柏校に通いながら勉強していきました。
武田塾の勉強法を取り入れたことにより飛躍的に成績を伸ばし、母校の高校からは初めての合格者として、早稲田大学文学部に合格するという快挙を成し遂げました。
今回は早稲田大学合格を手にした金井さんの逆転ストーリーをご紹介します。浪人生活を送っている受験生の方は必見です!
早稲田大学
18882年に創設された早稲田大学は日本で最も古い歴史を持つ私立大学の一つで、東京専門学校が早稲田大学の前身であると言われています。
明治時代の政治家・大隈重信が早稲田大学創設者であることは有名で、大隈記念講堂の外観がテレビなどでも度々映ることがあるため見たことがある方もいるのではないでしょうか。
また、早稲田大学は歴史の深さもさることながら、偏差値は60.0~70.0台と日本屈指の難関大学としても知られており、国内の私立大学において、慶應義塾大学と双璧をなす大学として認知されています。
数々の著名人を輩出
歴史がある大学ですから卒業生も必然的に多いです。
下記をはじめとする、数々の著名人が早稲田大学の卒業生として色々な分野で活躍しています。
・タモリ(司会者・タレント)
・稲田朋美(政治家)
・羽生結弦(フィギュアスケーター)
・宇津井健(俳優)など
慶應義塾大学と比較されることが多い
日本屈指の難関私立大学であり、歴史の深い早稲田大学と共通点が多いのが慶應義塾大学です。
慶應義塾大学の偏差値は60.0~72.5と偏差値まで似通っています。
違いがあるとすれば学生の傾向や進路選択で、学生の傾向においては早稲田は自由な気質の学生が多く、慶應は堅実な気質の学生が多い印象です。
慶應生は年収が高い大手企業を選ぶ傾向にあり、「経済を回すんだ」という意識が強いようですが、早稲田の学生は自分のやりたいことを重視し、サークルなどに力を入れる自由なスタイルを好む傾向で、就職活動の動き出しも慶應に比べて遅いです。
大学野球の早慶戦や、メディアなどで比較されることが多いため、ライバル大学として認知されています。
参考:AERAdot
大学受験をするが志望大学に全落ち
金井さんは現役時代に大学受験に挑みましたが、受験を受けたすべての志望大学に落ちてしまいました。
なぜ金井さんが志望校に落ちてしまったのか、ここからはその原因と過程を紹介していきます。
進学高校ではない普通高校出身
全国屈指の吹奏楽部がある高校で、ひたすら部活に打ちこんでいた金井さん。
通っていた高校も偏差値48台の普通高校で、学年の半分は大学に進学していましたが、一般入試を受ける雰囲気はあまりなく、一般入試で進学する人は一握りだったそうです。
高校では吹奏楽部で部活に没頭
吹奏楽部で全国大会常連の強豪校に通っていた金井さんは、3年の10月に全国大会に出場し、部活の引退は12月下旬という受験面では非常にギリギリのスケジュールを送っていました。
当然、大学受験のための勉強時間が十分にとれず、共通テストすら受けていない状態です。
高校3年生当時、模試の偏差値は40台でしたが大学受験の勉強を全くしていなかったのです。
受験勉強をせずに大学受験を受ける
志望大学の青山学院大学・法政大学・中央大学を受験しましたが、まったく受験勉強ができていなかった金井さんはすべての大学に落ちてしまいます。
さらに、滑り止めの大学も受けていなかったため、そのまま浪人生活が始まります。
武田塾に通い飛躍的に成績が上がる
浪人生活を送ることになってしまった金井さんは、家の近くにあった武田塾柏校に通い始めてから飛躍的に成績を上げていきました。
どのような過程を経て成績が伸びたのでしょうか。
ここでは金井さんが成績を上げていった軌跡を紹介します。
一浪して武田塾に通い始める
武田塾に通い始めた理由は、武田塾の学習スタイルがご自身に合っていたからだそうで、参考書を使った自学自習によって金井さんの勉強効率を上げることができました。
というのも、学校の授業ではノートをとることに集中してしまい、結局頭に入っていないということがあり、ノートにただ書き写しているだけで意味の無い作業になっていました。
武田塾の勉強法で勉強効率アップ
武田塾で習った勉強法で英単語の覚え方や英文の学習方法も変わり、英語の勉強方法が理解できるようになったことで、金井さんは楽しんで勉強できるようになっていきました。
勉強効率が上がったことで参考書を往復して学習することもできるようになり、英語の基礎を一から固めて難しい問題にも取り掛かれるようになっていきました。
参考書をフル活用
高校時代に使っていた参考書や大学入試の応用問題集を続けてこなしていった結果、難解な長文も理解できるようになっていきました。
SVOCが分からないほど英語の基礎が無かったのですが、参考書「肘井学の読解のための英文法が面白いほど分かる本」で基礎をはじめから勉強したことで英語の仕組みを理解し、勉強したことが頭に入るようになっていきました。
武田塾で一日12時間の勉強
武田塾に入塾してからの金井さんは武田塾でしか勉強時間をとりませんでした。
ここでは金井さんがなぜそうしたか、その理由と実際に行った取り組みについて紹介します。
武田塾でだけ勉強することでメリハリがつく
浪人期間中は武田塾でしか勉強をしなかった金井さんは、武田塾だけで勉強することによって、勉強時間のメリハリがつき学校で勉強しているような感覚を得ていたそうです。武田塾は午前10時から夜の22時まで開いていて、武田塾に居る時間だけは息抜きもせず勉強しようと決めていました。
もちろん早稲田大学に行きたいという強い想いもありますが、メリハリをつけることで長時間勉強を頑張れる原動力になっていたのです。
色々な勉強法を自分で研究
Youtubeで早稲田大学に合格した人の勉強法などを観て真似したり、毎日赤本の過去問を見たり音読するなど繰り返すことで慣らしていました。
過去問でつまずく所は解き方を工夫して必ずスラスラ解けるようにしていたそうで、整列問題は設問から見るように工夫したら、解くスピードも上がり、解答ミスも減りました。
講師に勉強法のアドバイスを受ける
自分の勉強法が合っているか武田塾の講師にアドバイスを求めたら、それはもうちょっと減らしてこれを増やした方が良いというようなアドバイスを受け、その通りに実践してみたら成績が急に伸びたそうです。
勉強でスランプになった時、どうしてできないのかアドバイスをもらい、細かい勉強法などを教えて頂きました。
勉強だけで無く生活の悩みも聞いてもらったので、勉強面でも生活面でも精神的に安定していられました。
一浪しても努力と勉強法で早稲田大学に合格|まとめ
「私も早稲田大学に合格するなんて絶対無理だと思っていましたが、頑張れば意外といけました。受験生の皆さんには最後まで諦めずに頑張って欲しい」と語る金井さん。
早稲田大学のことを調べるうちに「絶対に早稲田大学に行きたい」という強い想いに変わっていったそうです。早稲田大学への憧れがモチベーションになっていたんですね。
浪人中に一日12時間勉強するという努力は、誰もが真似できるものではありません。
難関大学受験を予定している皆さんにも希望が持てる話ですよね。
金井さん、早稲田大学文学部合格おめでとうございます!