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【文系志望必見】日本史・世界史のどっちを選択すべき?向き不向きも解説

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大学受験を控える受験生のなかには、「歴史科目で日本史と世界史のどっちを選ぶか迷っている」という人も多いのではないでしょうか。

この記事では、文系志望の高校生が日本史と世界史どっちを選択すべきか、それぞれの科目の特徴や向き不向きなどもあわせてご紹介します。

科目選択で悩んでいる受験生はもちろん、大学受験対策を早めに始めたい高1・高2生もぜひ参考にしてみてください。

自分の好み・得意かどうかで選ぶ

大学受験において、文系志望の高校生が日本史と世界史どっちを選ぶか決める際、まずは「どちらが自分の好みか」を考えてみることが大切です。

シンプルな理由に思えますが、どうしてこの「好き嫌いで決める」という視点が重要なのか解説します。

興味を持って学べるかが重要

日本史と世界史で、どっちが「楽か」で考える文系受験生も多いかもしれません。

しかし、後ほど詳しくご紹介しますが、日本史も世界史もそれぞれ違った難しさがあり、一概にどっちが楽とは言い切れないのです。

日本史世界史どっち-1

日本史と世界史はどっちも難しいからこそ、まずは自分の好み・得意かどうかで選んでみましょう。

歴史科目を共通テストだけで使う受験生はもちろん、2次試験でも必要な受験生であれば特に長い期間歴史を勉強することになるため、モチベーションを維持できる・興味が持てる科目を選ぶと良いでしょう。

志望校のレベルや覚えるべき用語数はあくまでも目安

日本史と世界史のどっちを選択するか考えるときに、志望校のレベルや覚えるべき用語数で比較するケースも少なくありません。

例えば「同じ私立文系志望でも、MARCHまでなら日本史、早稲田・慶應志望なら世界史がおすすめ」「日本史の覚えるべき用語数は約3,000、世界史は約4,000」といった分析を目にしたことがある受験生もいるでしょう。

しかし、志望校のレベルや用語数による比較はあくまで目安であり絶対とは言い切れません。

特に、用語数については、世界史の方が約1,000語多いですが、用語の重要度は一律ではなく、覚える優先度が低いものもあります。

日本史世界史どっち-2

そのため、用語の「数」だけで日本史と世界史のどっちが楽かを決めるのはおすすめできません。

世界史の特徴と向き不向きの違い

日本史と世界史について、すでに自分の好みがはっきりしているという受験生ばかりではないでしょう。

ここからは、日本史も世界史も興味が同じくらいで、どっちにすべきか決めかねているという文系志望の受験生のために、それぞれの科目ごとの特徴や向き不向きをご紹介します。

まずは世界史の特徴と、世界史がおすすめの人・おすすめでない人を解説します。

世界史は様々な地域・時代を広く浅く学ぶ

日本史と比べた際の世界史の大きな特徴は、「広い範囲を浅く学んでいく科目」だということです。

日本という1つの国を掘り下げていく日本史とは異なり、世界史では様々な地域や時代について広く学んでいきます。

例えば、ヨーロッパの中世を学んだ後、次は中国に移っていくつかの時代を学び、次はまた別の地域に移り、一通りの地域を学習したらまたヨーロッパに戻る、といった学び方が求められます。

そのため、世界史では「今、どの時代を学んでいるのか」を自分の頭の中で整理していく点が難しいです。

日本史世界史どっち-4

また、日本史の場合は隋や唐などと言った近隣の国との関わりがほとんどですが、世界史の場合は世界中の国と国の関わりや関係性も重要になるため、各時代における地図の理解も欠かせません。

世界史選択が向いている人・向いていない人

世界史の向き不向きについては、「カタカナの用語に抵抗があるかどうか」「世界遺産など世界の文化に興味があるかどうか」などが主な判断材料となります。

日本史世界史どっち-5

世界史においては、中国史を除くと多くの用語がカタカナです。

ローマ皇帝の「マルクス・アウレリウス・アントニヌス」といった覚えにくい名前や、イギリス史に登場する「チャールズ1世・ジェームズ2世」など混同しがちな「○世」が多く出てくるため、カタカナ用語に抵抗感がない人に世界史は向いています。

また、学校の勉強とは別に、「世界遺産のテレビ番組を見るのが好き」「大学生になったらいろんな国に行ってみたい」など、世界の文化に興味がある人も世界史は楽しく勉強できるはずです。

一方、「カタカナ用語はどうしても頭に入ってこない」「海外にはあまり興味がない」という受験生は、世界史は不向きと言えるでしょう。

日本史の特徴と向き不向きの違い

続いて、日本史の科目の特徴と向き不向きの違いをご紹介します。

日本史は地域が日本に限られるから楽、と思いがちですが、日本史ならではの大変さや難しさがあります。

日本史は日本を軸に深く学ぶ

世界史と異なり、日本史は日本について深く歴史を学んでいきます。

日本史世界史どっち-7

中国や朝鮮半島との関わり、鎖国していた際のオランダとの関わり、近代以降の諸外国との関わりなどはありますが、基本的には日本という1つの国を軸に歴史を学ぶことが特徴です。

時代についても、世界史は「今、自分がどの地域のどの時代を学んでいるのか」を整理する必要がありますが、日本史は基本的に古代から中世、近世、近代と時系列で学んでいくため、混乱しにくいという特徴もあります。

日本史選択が向いている人・向いていない人

日本という1つの国だけだから日本史は楽、と思う受験生も多いかも知れません。

日本史世界史どっち-8

しかし、世界史ではカタカナ語が中心だったことに対し、日本史では「藤原〇〇」「源〇〇」など、同じ名字の人物が多く出てきたり、難しい漢字が多く使われている用語があったりと、日本史ならではの難しさもあります。

さらに、日本史では同じ氏の場合は漢字一文字を代々引き継いでいることが多いので、徳川家歴代将軍のように「名前がほとんど一緒」というややこしい部分もあります。

そのため、同じような名前の人物が同時代に多く出てきても抵抗がない、難しい漢字の読み書きは苦にならないという受験生には、日本史が向いていると言えるでしょう。

また、中学校で習う歴史は日本史が中心であり、高校での日本史もそれをベースとしてさらに深く学んでいくため、中学生のときに歴史が得意だった、という人は日本史選択の方がスムーズに勉強できる可能性も高いです。

一方、似たような名前を覚えるのが苦手、世界の色々な地域の歴史を学んでみたいという受験生は、日本史は不向きと言えるでしょう。

2次試験が社会選択かどうかによる違い

文系志望の受験生の場合、共通テストだけでなく、2次試験の科目に注目して日本史と世界史のどっちを選ぶかという視点も重要です。

特に、国公立大学志望の受験生の場合、2次試験の配点が高い大学も多いため、社会選択かどうか、そして日本史と世界史どっちを選択するかを慎重に選ぶ必要があります。

2次試験で社会科目が不要なら日本史がおすすめ

以下のような受験生は、共通テストで日本史を選択することをおすすめします。

  • 国公立大学を志望している
  • 2次試験の受験に社会科目が不要(英語・国語のみなど)
  • 日本史と世界史に対する興味が同じくらい

日本史と比べて、世界史は覚える時代・地域の範囲が広く、共通テストのためだけに勉強するには負担が大きい科目です。

また、多くの受験生が本格的に受験勉強をスタートさせるのは夏前と考えると、共通テストまで時間が限られており、そのなかで世界史の通史学習を終わらせることは難しいと言えます。

日本史世界史どっち-10

日本史は「共通テストに求められるレベル、MARCH合格に求められるレベル、早稲田・慶應合格に求められるレベル」のようにレベル分けが比較的明確なため、共通テストまでに必要な知識を得やすいというメリットもあります。

2次試験で社会科目が必要なら世界史がおすすめ(ただし大学ごとの入試問題の特徴も考慮すべき)

以下のような受験生は、共通テストで世界史を選択することをおすすめします。

  • 国公立大学を志望している
  • 2次試験の受験に社会科目が必要

2次試験で社会科目がある受験生に世界史選択をすすめるのは、東京大学のように、クセのある日本史の入試問題を出す大学が多く見られるためです。

世界史は、日本史に比べて論述問題の文字数が多い傾向にありますが、一般的に2次試験の点数が安定しているのは世界史と言えます。

世界史の論述問題は、難しそうに思えてもポイントを押さえれば書ける、という大学も多いです。

日本史世界史どっち-12

「〇〇についてまとめなさい」のように、シンプルな問題が多く、広範な情報・知識をいかに時系列に沿ってまとめられるかがポイントとなります。

ただし、大学によって入試問題の傾向が異なるため、「絶対に世界史を選択すべき」とは言い切れません。

国公立大学・私立大学を問わず、まずは自分の志望校の過去問を見て、どのような出題傾向なのかをしっかり分析してみましょう。

【文系志望必見】日本史・世界史のどっちを選択すべき?向き不向きも解説|まとめ

文系志望の受験生に向けて、日本史と世界史のどっちを選択すべきか、それぞれの科目の特徴や向き不向きな人について解説しました。

国公立大学志望であっても私立大学志望であっても、日本史・世界史はどちらも楽な科目ではないため、まずは自分がどっちにより興味を持てるか、そしてそれぞれの難しさを把握した上で大学受験の科目を決めると良いでしょう。

受験生のみなさんが、納得のできる科目選択ができることを願っています。

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