出来ない受験生こそ“やってほしい”問題集の使い方

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出来ない受験生こそ“やってほしい”問題集の使い方

問題集の使い方について説明していきます。

1、間違える問題が10問~20問ぐらいの問題数を一回に解く。間違えた問題に「/」を。

一気に広い範囲を解こうと無理をしてはいけません!
文法が得意な人はネクステージを40問解いても10問ぐらいしか間違えないので、
一回に解くペースは40問いいですが、文法が苦手な人が一回に40問解いてしまうと40問のうちほとんどを間違え、
覚えるのが大変になりますので、10問ずつや見開き一ページごとを解き、一回に覚えられるだけを解きます。
理由は一回に覚えられる知識は10個~20個ずつのほうが頭に入るからです。
間違えた問題はその場で完璧にしないといけないのが武田の方法論の原則なので、
「間違えた問題=その場で覚えなければいけない問題・知識」となるわけです。
英単語の覚え方を思い出してほしいのですが、英単語の覚え方は「まずは10個ずつ覚える」というやり方でしたよね。
覚えやすい個数ずつ覚えるのが暗記の鉄則です。
そのため、覚えるべき問題がいっきに増えないように、無理せず、10~20個の知識を覚えるごとに問題集を解くのは止めましょう。

2、間違えた問題の解答解説を読み、必要とあれば覚えなおす。

間違えた問題(/のついた問題)の解答解説を読み、理解してください。
そして、読んだだけでは次もまた間違えるだろうなと思う解説は、元となる知識の部分を別紙にまとめるなどして覚えなおしてください。
具体的には?

3、間違えた問題を解きなおし、できるようになるまでやる。

「/」のついた問題を解きなおす。
解説を見ただけで勉強を終わりにする人が多すぎるので、ここの作業が非常に重要。
すべて正解したら先に進んでいいが、また間違えた場合、「/」にもうひとつ「\」を加えて「×」にする。
そしてまた「×」の問題だけを解き直し、できるまでやる。
ここからは単語の覚え方と同じです。つまり、すべて「一回正解するまで」やるのが重要です。

4、 この作業を5セットし、覚えた問題数が50題~100題になったところで、総復習をする。

ここも単語の覚え方と同じです。
一度に10題~20題ずつ覚え、一回は正解にし、さらにそれが5セット進んだところで総復習をし、
またそこで間違えた問題をできるようにします。

5、 この作業を3セットし、150題~300題で総復習する。

個人差がありますが、ここでももう一度戻って完璧にします。やり方は単語の覚え方と同じです。

6、 だんだんとこのくくりを大きくしていき、一冊を完璧にする。

ここも単語の覚え方と同じようにしてください。

長文勉強方法まとめ

間違えた問題数が覚えられる分ぐらいに達するまで問題を解く。
10問ずつしか覚えられない人は10問ぐらい間違えるページ数、問題数を解く。
一気に20問ぐらい覚えられそうな人は20問ぐらい間違えるぐらいまで問題を解く。
それを5セットぐらいやったら、総復習をし、その問題の中で忘れていたものをまた完璧にする。
そうすればさっきよりも広い範囲が完璧になったことになる。
5セットと言うのは目安で、「そろそろ忘れてきたかな・・・」と思う頃に戻る。
適度に間違えるころに戻りましょう。そのため、人によっては3セットかもしれませんし、10セットかもしれません。
とにかく2週目なのであまり間違えないため、さっきよりも広い範囲で完璧にできる。
ここまでの作業を3セットぐらいする。(これもそろそろ忘れたかな…と思うセット数で戻ること。)
さすがに3週目なので、結構広い範囲(例えば150題とか300題とか)でも、総復習してみると大した数を間違えないので、その間違えた部分だけを覚えなおすことは可能。
その範囲を完璧にして、その日の勉強は終了。
翌日、次の範囲をし、翌々日に1日目と2日目にやった全範囲を確認し、忘れていそうな問題だけをまた完璧にすれば、2日間の範囲を完璧にできる。→この要領でだんだんと完璧な範囲を増やし、「一冊を、完璧に。」する。

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