高1・高2生のみなさんのなかには、「大学受験」や「共通テスト」と聞いても、まだまだ先のことと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、大学受験の共通テストで良い結果を出すためには、早いうちからしっかりと勉強することが大切です。
この記事では、共通テストを終えたばかりの受験生の失敗談と、それを防ぐための対策をご紹介します。
自分が受験生になって共通テストを受けたときに「ボロボロだった」「後悔が残る」「自己採点するのが怖い」とならないように、先輩たちの失敗談から学んでいきましょう。
失敗談1:模試で取れていた点数が共通テスト本番で取れなかった
高3の夏休みや秋から共通テストまでの間に、共通テストの過去問を解いたり、同じくらいのレベルの模試を受けたりする人がほとんどだと思います。
しかし、先輩たちの失敗談を聞いていると、模試や過去問で取れていた点数が本番では取れなかったというものがとても多く、「本番には魔物が住んでいる」ということがよく分かります。
必要なレベルに達していても共通テスト当日で点数が下がることもある
具体的な失敗談として、「共通テストの過去問や模試では合計8割を切ることがなかったけれど、本番では8割に全く届かず第一志望校の足切りが決定した」というものがあります。
足切りとは、「共通テストで一定の点数に届いていない場合、2次試験に進めなくなること」で、一部の国公立大学の受験で行われています。
この失敗談のように、共通テスト当日までに志望校合格に必要なレベルには達していたけれど、本番で思ったように点数が取れないという人は多いです。
ちなみに、2026年の共通テストでは、数学IA、物理、リスニング、情報Iの4教科で点数が下がっている受験生が多く見られ、国語でも模試よりも点数が取れなかったという声が上がっています。

このように、「模試よりも共通テスト当日の方が点数が下がってしまうことはよくある」ということを高1・高2生は意識しておくと良いですね。
共通テスト当日にベストが出せなくても目標点を達成できるように実力をつけておく
共通テスト当日は、緊張してしまったり集中できなかったりと、いろいろな理由で自分のベストが出せず、メンタルがボロボロになってしまうことがあります。

そのため、共通テスト当日にベストが出せなくても目標の点数を取れるように実力をつけておくことが大切です。
たとえば、共通テスト本番で7割点を取りたいと思ったら、当日までに8割点が取れるように対策しておく、といったイメージです。
目標とする点数の少し上まで取れるように対策しておくことで、共通テスト当日に力が出しきれなくても、目標の点数に近づくことができます。
また、1日目がうまくいかずボロボロでも、しっかりと切り替えて2日目も頑張れるように、メンタルを鍛えておくことも大切です。
失敗談2:高3の1年間で苦手を克服しようとしたが間に合わなかった
高1・高2生だと、大学受験はまだまだ先と思ってしまい、今から「受験モード」になることは難しいと思います。
しかし、高3の1年間は本当にあっという間に過ぎてしまい、苦手科目が苦手のまま終わってしまった、と後悔する受験生も多いです。
高3の1年間はやることが多い
具体的な失敗談として、「(自分が受験する)1年前の共通テストが終わった日から受験勉強を本格的に始めた。1年あれば苦手科目もどうにかなると思っていたが、あまり伸びなかった」という例があります。
高1・高2のみなさんが思っているよりも、1年は本当に短いのです。特に国公立大学を目指している場合、受験科目の数も多く、レベルも高いため1年間でやることがたくさんあります。

そのため、高1・高2生で「苦手科目がある」という人は、今すぐ「受験モード」になって、「絶対に苦手科目を克服するんだ!」という強い気持ちを持って対策を始めましょう。
共通テストで良い点数を取るには「2年くらいかけて勉強すること」がカギ
共通テストの全科目で良い得点を取りたいと思ったら、2年くらいかけて勉強するのがちょうどいいです。
そのため、高1生の場合、今から大学受験対策を始めてもきちんとやれば志望校合格に到達できるくらいのイメージを持っておいてください。
共通テストというと、「2次試験と比べて難しくない・基本的な問題ばかり出る」と思いがちですが、決してレベルが低いというわけではありません。

大学受験の対策を始めるのに早すぎるということはないので、高1生のみなさんも「これから2年かけて共通テストで高得点が取れるようになる」という気持ちで、ぜひ今から勉強をスタートさせましょう。
なお、高2生の皆さんは「えっ…もう遅いの?」と思ったかもしれませんが、「今始めるのが一番早い」と考えて効率重視の勉強を始めてください!
失敗談3:時間のかかる科目や今すぐできる勉強を後回しにした
特に国公立大学を目指す場合、共通テストの受験科目も多くなります。
マスターするまでに時間がかかる科目・あまりかからない科目がありますが、時間がかかる科目の勉強を後回しにして、結局共通テスト当日までに間に合わなかったという失敗談もあります。
数学・英語は時間がかかるので早めに対策を始める

共通テストの受験科目は人によって違いますが、数学と英語を受ける人は、この2科目は勉強に時間がかかることを覚えておいてください。
実際に、共通テストを受験した受験生からも「(私はボロボロだったので)後輩のみんなは数学と英語を今すぐ勉強してください!」といった失敗談・アドバイスが見られました。
共通テストの数学や英語は、「ちょっと勉強すればできるもの」ではありません。
たとえば、数学は参考書とまったく同じ問題は出ないですし、英語も単語や熟語の穴埋め問題だけでなく長文問題も出ます。

難しい問題も解けるよう、数学と英語は後回しにしないで、高1・高2のときからしっかりと基本を身につけておくことが大切です。
時間があまりかからない科目も「いつから勉強するか」を決めておく
数学や英語と比べると、理科・社会科目はどちらかというと勉強に時間がかからず、勉強したことが早めに点数に結びつきやすい科目です。

しかし、理科・社会科目もいつまでも後回しにはしないで、1年間の勉強スケジュールを考える時に「いつから対策を始めるか」を決めておくようにしましょう。
あらかじめ、「理科・社会はここから始める!」と決めておけば、勉強を始めるタイミングを逃さないので、大学受験対策が間に合わなかったという後悔をしなくて済みます。
ただし、社会科目のなかでも、日本史や世界史など歴史の勉強には時間がかかるので、受験予定の人は数学や英語と同じように早めに対策することをおすすめします。
英単語・英熟語は後回しにせず今すぐ覚える
「(自分は共通テストで大コケしてしまったので)英単語・英熟語は本当に早く対策を始めてほしい」という失敗談・アドバイスもありました。
高田先生も動画内で、「英単語や熟語はやればできることなのに、それを後回しにしている人が多すぎる」と話しています。
数学で習っていない範囲を自分一人で勉強するのはきついですが、英単語や英熟語の勉強はシンプルな暗記なので、高1・高2生のみなさんは今すぐ始めてみてください。
失敗談4:受験生としての覚悟が足りなかった
共通テストを受けてみて、思ったように点数が取れなかった・ボロボロだったという受験生もいます。
きつい言い方になってしまいますが、これは「受験生としての覚悟が足りていなかった」ことが原因ともいえます。
自分と同じ志望校のライバルを意識して勉強する
高1・高2生の場合、自分の周りの友だちもまだ「受験モード」にはなっていないという人もいるでしょう。
大学受験を意識していない高1・高2生は、世間知らずになっていることも多いです。
具体的にいうと、「進学校に通っている人や難関大を目指す人の努力の常識と、自分のなかでの努力の常識がズレている」ことがあります。
たとえば、「毎日1日1時間勉強していて頑張っています!」という人と「1日8時間勉強する!余っている時間やすきま時間があればすべて勉強に使うよ」という人がいたとします。
2人が同じ大学を目指す生徒だった場合、この2人は「努力の常識」が大きく違うことがわかります。

自分が通う学校では大学を受験する人が少ないという高1・高2生も、周りの友だちと比べて「自分は努力している」と思うのではなく、同じ大学を目指すライバルと同じくらい、またはそれ以上の努力をすることを意識しましょう。
また、勉強の「時間」だけでなく、そのなかでいかに1問でも多く問題を解くか、いかに1つでも多く英単語を覚えるかなど、勉強の「質」も大切にしてみてください。
本気で受験を意識し早めに勉強をスタートする
共通テスト後の失敗談として「もっと早く対策を始めればよかった」「時間が足りなかった」などの後悔が多いです。

大学受験に向けて勉強をスタートするのに早すぎるということはないので、共通テスト本番で後悔しないためにも、高1・高2生のみなさんはぜひ今から本気で対策を始めましょう。
「この大学に行きたい!」と志望校が決まると、気持ちも受験モードになり、実際に過去問を解いてみる・苦手な部分を教科書で復習するなど、具体的なアクションにもつながるはずです。
共通テストの失敗談4つ|後悔しないために高1・高2からできる大学受験対策|まとめ
「模試では点数が取れていたのに本番はボロボロだった」「1年間で苦手を克服しようとしたけれど無理だった」など、共通テストを受けた先輩たちの失敗談は、高1・高2生にとってとてもリアルに感じられたのではないでしょうか。
失敗談を読むと「共通テストが怖い」と思ってしまうと思いますが、夢をあきらめる必要はありません。
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「大学受験を始めるなら今が一番早いんだ!」という強い気持ちで、今すぐ行動を起こしてみましょう!








