受験生にとって長期休み中の勉強時間は1日12時間が基準となります。
しかし、長時間勉強する際の効果的な勉強法を知っておかなければ、ダラダラと意味ない時間を過ごすことになり、思っていたような結果に繋がることはありません。
「勉強効率×勉強時間=成果」に繋がるので、集中力を切らさず効率よく毎日12時間勉強することで、長期休みが終わった時には各段に実力が上がって効果を実感するはずです。
今回紹介している4つの勉強法のポイントを参考に、覚悟を決めて長期休みは毎日12時間集中して取り組んでください。
①生活習慣を整える
1日12時間勉強法のポイント1つ目は「生活習慣を整える」ことです。
長期休みの期間中、生活習慣を整えることは12時間という長時間の勉強を進めるための大前提であり、最も重要なことだと言っても過言ではありません。
規則正しい生活は長時間勉強するためには不可欠であり、普段学校がある時と同じ生活習慣を保つことで、12時間という長時間の勉強に良い効果をもたらすのです。
朝早く起きて行動する
12時間という長時間の勉強の効果を高める勉強法は、午前中にどれくらい勉強時間を捻出できるのかが最大のコツになります。

長期休みに入ると朝起きるのが遅くなってしまう人がいますが、起床時間が遅いと毎日12時間の勉強はできなくなってしまうので、普段の学校がある時と同じ時間に起床しましょう。
受験生であれば7時までに起きることが目安となるので、朝起きる時間を固定化してずらさないようにしましょう。
そして、家の中ではなかなか集中力が持たない人が多いので、起きた後は一旦家を出て、自習室や学校、図書館、カフェなど勉強に集中できる場所へ早めに移動することが効果的です。
朝早く起きて行動すれば、午前中に4時間は勉強時間を取ることができるので、午前中にどれだけ勉強時間を確保できるかを意識しましょう。
睡眠時間をしっかり取る
朝早く起きるためには、睡眠時間をしっかり取ることも大事なポイントになります。
睡眠時間が足りないと、午後に眠くなって勉強が手に付かなくなってしまうため、机に向かっているだけの意味のない時間になってしまうからです。
「受験生なら夜遅くまで勉強した方がいい」と思うかもしれませんが、もし夜早く寝たとしても、24時間のうち8時間は睡眠時間、12時間は勉強時間、4時間は好きな時間に使えるはずです。
また、「自分は夜型だ」という人がしばしばいますが、体質が夜型であるのと生活習慣が崩れて夜型だというのは別問題なので、まずは朝の時間の活用を試してみることをおすすめします。
最初は辛いかもしれませんが、長期休みの間に1〜2週間試してみることで、意外と夜型ではなかったという人もいるので、ぜひ実践してみてください。
②勉強するしかない場所に身を置く
1日12時間勉強法のポイント2つ目は「勉強するしかない場所に身を置く」ことです。
勉強の質が下がってしまうような場所に身を置いていては、長時間勉強していても意味のない時間を過ごしているだけになってしまいます。
長時間集中して勉強できる環境を考えることも勉強法の1つであり、カフェよりも図書館や自習室が理想の場所と言えます。
周囲が勉強している場所で勉強しようとなるとサボりにくくなるので、勉強するしかないような環境に身を置くことが効果的です。
12時間という長時間勉強し続けるということは、限界まで集中するということなので、つい集中してしまう環境をいかに作ることができるかがポイントになります。
家で勉強しない
家のほうが集中できると考える人は多いかもしれませんが、家には緊張感がなく休憩できる場所がたくさんあるため、勉強にしっかり集中できないこと人が多い傾向です。

朝から自習室で勉強していると、疲れてしまい家に帰りたくなったり、周囲の人達も少しずつ帰り始めますが、最後まで自習室で勉強することを意識してください。
夜8時以降の勉強は、朝から勉強している人にとっては精神力の勝負となりますが、友達が頑張っているから自分も頑張るなど、何かしら頑張る材料を作りましょう。
家に帰りたくなった時には「最後まで覚悟を決めて頑張るのか、しんどいから帰るのか」という2択を考えることもおすすめです。
受験勉強を乗り越えるためには、辛い道を選択し続けるしかなく、2択で常に辛い方を選ぶことが志望校合格に繋がるのです。
③休憩の取り方
1日12時間勉強法のポイント3つ目は「休憩の取り方」です。
長時間勉強するために気分転換として取るはずの休憩時間ですが、休憩の取り方を間違えると、結果的に意味ない時間をダラダラと過ごすことになってしまいます。
休憩を長い時間取りすぎて、なかなか勉強に戻ることができない人も多い一方で、休憩を入れずに進めて自分の集中力が底を付いてしまう人もいます。
休憩後の勉強に良い効果をもたらすためにも、休憩の取り方は非常に大事なポイントなのです。
自分に合った休憩方法を知る
休憩の取り方は人によって異なるため、自分に合った最適な休憩方法を見つけることをおすすめします。
5〜6時間作業していても、休みが全くいらないという人もいるので、集中力を保つことができるのであれば無理に休憩を入れなくても良い場合もあります。
一方、短時間でグッと集中できるという人は、ポモドーロテクニック(25分勉強して5分休むサイクルを繰り返す休憩方法)などが合っていることもあるので、性格や勉強経験によって休憩の取り方は変わります。

長時間休憩を挟まない場合、短時間で休憩を挟む場合など、人によって休憩を取るタイミングは様々ですが、疲れすぎてしまうと勉強の質も落ちてしまいます。
様々なやり方を実践してみて、集中力を持続できた場合、できなかった場合を検証することで、自分のパターンを見つけていきましょう。
休憩と娯楽は違う
休憩時間にお昼ご飯に行ってきます、と言ったまま全然戻って来ない受験生がいますが、休憩と娯楽は違うということを意識しておいてください。
お昼休憩というのは、午後から再び勉強に集中するための準備に過ぎません。
食事の取り方一つとっても、無理にたくさん食べるとその後眠くなってしまい、午後からの集中力が途切れてしまうので、意味ない時間になってしまうこともあります。
休憩は気分転換が目的なので、休憩後に長時間の勉強に取り組むための正しい休憩方法を考えることが大事です。

1日のノルマを自分で設定して、ただ勉強をしているふりをすれば良いわけではなく、合格というミッションがあり、タスクを1日1日こなしていかないといけないという意識を持ちましょう。
休憩の終わりを決める
ダラダラと休憩することを防ぐために、休憩時間は30分以内にするなどという自分のルールを作って、休憩の終わりを最初に決めることをおすすめします。

何時から何時まではこの科目に集中するというのをあらかじめ24時間単位で決めておくと、スケジュール通りに進めようという意識が働くため、休憩時間の終わりも決めやすくなるでしょう。
また、1日の中で疲れが出てくる時間帯がありますが、その場合も休憩する時間を決めてコンビニなどで好きな軽食を購入して食べるなど、気分転換することで頑張ることができるはずです。
④集中力が切れた時の対処法
1日12時間勉強法のポイント4つ目は「集中力が切れた時の対処法」を考えることです。
1日12時間勉強していると、夕方から夜の時間帯など集中力が切れやすいタイミングがありますが、疲れた時の対処法を知っておくことが大事なポイントとなります。
眠くなったら顔を洗う、テンションが上がる音楽を聴くなど、物理的なもので集中力を上げることも必要ですが、ここでは事前にできる対処法を紹介していきます。
科目の順番を決める
1日の中で勉強する科目の順番を事前に決めておくことは効率を上げる勉強法の一つであり、一番集中できる午前中の時間に絶対にやらないといけない苦手科目を入れておくことをおすすめします。
夕方以降の夜の時間帯は疲れてきて、勉強がつらくなりやすい人が多いので、夕方からは得意科目や好きな科目、頭を使わなくて良いような単純作業の勉強を配置しましょう。

例えば、午前中は読解系など頭を使うものを配置して、英単語や英熟語などの暗記系を夕方以降に配置するなど時間によって上手く配分するという勉強法がおすすめです。
ただし、集中力が切れそうなタイミングで暗記系を勉強する場合は、ダラダラ眺めているだけの勉強では意味ないので、時間を測りながら進めましょう。
まずは、長期休みの最初の3〜4日間で、1日の科目の配置を色々実践してみて効果が維持できる自分に合った勉強法を見つけてください。
『【すぐできる】集中力を回復させるおすすめの方法10選』という武田塾の動画でも、集中力が切れた時の対策を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
解く時間と復習する時間を分ける
問題演習を解く時間と復習する時間を分けて考えて、復習は翌日の午前中に回すことで長時間の勉強を効果的に進めることができます。
夕方から夜の集中力が切れる時間帯であっても、受験生の心理として低い点数は出したくないはずなので、ゲーム感覚で過去問を解くスイッチが入りやすいでしょう。

しかし、解説を確認するなどの作業は集中力がないと難しいため、問題演習を前日の夜に進めておいて、翌日に丁寧に復習するというスケジュールを立てることがおすすめです。
復習をしない演習は意味ない勉強になってしまうので、翌日の午前中に復習を取り入れるという効率的な勉強法をぜひ習慣化してください。
まとめ
1日12時間勉強するためには、午前中の使い方が重要であり、朝早く起きるために早く寝るという効果的なサイクルを上手く作って勉強を進めましょう。
また、誰かが頑張っている場所で一緒に勉強できる環境に身を置きながら、計画的に休憩を取り、集中力を途切れさせないような工夫をすることも大事な勉強法です。
1日の中で疲れてくるタイミングもありますが、意味ない時間をダラダラ過ごすことにならないよう、日々軌道修正しながら自分に合った勉強法を見つけていってください。
12時間勉強法を40日間続けることは辛いかもしれませんが、長期休みが終わった時には驚くほど実力がついているはずです。常につらい選択肢を選んで第一志望校合格を掴み取りましょう!







