高3生の皆さんに向けて、勝負の時期である5月に行うべき主要科目の勉強の進め方と未着手科目の勉強の始め方を解説していきます。
受験生である高3生にとって、特に5月の始めのゴールデンウィーク期間に勉強を頑張ることができないと、後々の長期休みで力が発揮できなくなってしまいます。
夏に向けた良いスタートを切ることができるように、納得のいく5月を過ごす参考にしてください。
5月で基礎を完璧にする
大学受験に向けた勝負が中盤戦に差し掛かっている高3生の5月は、主要科目の基礎を完璧に仕上げる時期にしましょう。
なぜなら、大学受験に向けた勉強はやるべきことの量が非常に多いので、覚悟を決めて本気で挑む必要があるからです。
ここでは、5月中に基礎を固めるために必要な主要科目の勉強の進め方について紹介していきます。
英語の勉強法
主要科目である英語の勉強の進め方として、基礎と呼ばれる単語・熟語・文法・解釈を5月末までに仕上げて、6月から長文を始めることを目標にしていきましょう。
逆転合格を目指して高3生の春から勉強している人は、3月、4月に英単語・英熟語・英文法を勉強してきて、5月から英文解釈を始めるという場合が多いでしょう。
英文解釈の勉強は本気で向き合えば1ヶ月で仕上げることが可能です。
武田塾が推奨している『動画でわかる英文法[読解入門編]』や『はじめの英文読解ドリル』を5月中にやり切るという進め方がおすすめなので、ぜひ試してみてください。

日大レベルの英文解釈は集中して取り組めば、短期間で『動画でわかる英文法[読解入門編]』に加えて『入門英文問題精講』『はじめの英文読解ドリル』のうちのどちらかは勉強できるぐらいのボリュームです。
高3生の5月中に主要科目である英語の基礎を仕上げることで、6月からスタートする長文の勉強につなげてください。
数学の勉強法
数学の勉強の進め方のポイントは、『数学Ⅱ・B基礎問題精講』を5月末に終わらせることです。
ただし、「5月末に終わる」といっても、スケジュールと完成度のバランスによって全く別物になるので注意が必要です。
なぜなら、志望大学に受からない人は「5月末までに基礎問題のⅡ・Bまで1周しました」と言いますが、受かる人は「Ⅱ・Bまでの基礎はどの問題も全部解ける状態に仕上げました」という表現をするからです。
受験はまだ先だという気持ちから、5月に全部解けなくても「また2周目、3周目をやればいいや」と言って、できない問題や難しい問題を後回しにする人がいます。

しかし、1周目から「目の前の1問に、もう二度と出会わない」つもりで臨み、「できない問題はその場で潰す」という覚悟で取り組まなければ、いつまで経っても基礎の勉強にとどめを刺せません。
1周目を完璧にすればするほど、2周目の勉強期間が短くて済み、トータルでかかる時間は短縮されるので、1周目から本気で取り組んでください。
時間の使い方を工夫する
高3生の5月は、まだ部活動をしていて忙しいと言う人もいますが、目標を達成するためには何としてでも勉強の時間を作ることが重要です。
「忙しい」というのは事実かもしれませんが、大学受験においてはほとんどの人が同じ状況なので言い訳にはなりません。
時間が足りない場合の勉強の進め方として、内職をすることや朝早く起きること、隙間時間を活用することを考え、人によっては「部活を辞める」という決断をすることも1つの選択肢です。
高3生の5月は非常に大事な時期です。「この大学に絶対合格したい」と決めたら、自分自身が納得のいく過ごし方で全力を尽くしていきましょう!
定期テストの重要度を見極める
高3生にとっての定期テストは、人によって重要度が変わってくるので、自分にとっての重要度を見極めることがポイントです。
武田塾生でも、定期テストの1週間前とテスト期間を含めた2週間は、生徒の宿題のペースが遅くなることはよくあります。
定期テストは年間で合計5回実施され、2学期を入れると定期テストのために割かれる時間は8週間となります。例えば、1日10時間勉強している人であれば、8週間×10時間で600時間にも及びます。
定期テストで良い点を目指すか目指さないかで、600時間を「定期テストの学校の勉強」に使うのか、「大学受験のための勉強」に使うのかが変わってくるのです。
もちろん、指定校推薦や国公立大学の総合型選抜など評定がいる場合は定期テスト対策を全力でやってください。

しかし、一般受験1本という人であれば、定期テストとは上手く付き合って卒業できる程度に手を抜くことも、大学受験に向けた勉強の進め方の一つとして考えましょう。
足踏みしない
高3生の4月は集中して勉強を進められていた人でも、5月に入ると進捗がピタッと止まってしまうこともしばしばあります。しかし、足踏みはしていられないというのが現実です。
参考書や問題集が進まなくなる理由は問題の難化です。日大レベルの中盤から終盤になると、どんどん問題の難易度が上がり、負担が大きく感じる分野の勉強が多くなっていきます。

「1問1問が苦しい」という感覚はあると思いますが、そういう時こそ伸びている証拠なので、時間を無駄にしないように着実に勉強を進めていきましょう。
未着手科目をスタートする
主要科目だけでなく、高3生の5月からは未着手科目を始めていきましょう。
二次試験の科目や私立大学の一般試験で使う科目など、まだ手をつけていない科目があれば、勉強をスタートしなければならない時期が高3生の5月です。
ここでは、未着手科目の勉強の進め方を理系と文系に分けて紹介していきます。
理系はまず理科1科目を始める
国公立大学理系を志望する人は、高3生の5月に理科2科目のうちの片方の科目に手を付け始めないと手遅れになってしまいます。
例えば、二次試験で英語・数学・物理・化学の4教科を使う場合、5月までは忙しいから英語と数学の主要科目を中心にやっていて、理科はあまり触れていないという場合が多いです。

しかし、夏はすぐそこです。そろそろ理科の勉強もスタートしておかないと間に合わなくなるので、土日を使うのは当然のことですが、隙間時間を活かしたり内職をするなどして、ありとあらゆる方法を使って進めていきましょう。
文系は暗記を始める
文系志望の人は、高3生の5月から主要科目以外の暗記を始めていくことをおすすめします。
例えば私立大学文系の人で、英語・国語・日本史で受験する場合、日本史はまだ勉強を進められていないということが多いでしょう。
歴史が必要な人は、5月から通史の勉強をスタートするだけでも、すぐに夏を迎えてしまいます。
MARCH・関関同立・早慶で日本史・世界史を使う人は、求められている知識が細かいので、学校の授業で通史の半分は終わっていても、残りの半分は自学自習になります。

参考書を1冊読むだけで覚えられるはずがないくらいに、入試で必要な知識の量が多いので、高3生の5月から本格的に覚え始めていきましょう。
【高3向け】5月に意識したい主要科目の勉強の進め方|まとめ
高3生にとって、ゴールデンウィークを含めた5月の勉強の進め方は重要であり、夏休みに実力を発揮するために非常に大事なポイントとなります。
高3生の5月中に基礎を完璧にするとともに、主要科目以外の未着手科目をスタートさせることをおすすめします。
定期テストや部活動で忙しくて手が回らないという人もいますが、大学受験に向けた勉強はすでに中盤に差し掛かっている時期です。
定期テストは適度に対策をする程度に留めるなど取捨選択をしながら、大学受験にむけた勉強時間を捻出して、焦りを持って取り組み、夏に向けて良いスタートを切ってください!







