参考書を使って勉強しているのに成績が伸びないと悩んでいる高校生は多いのではないでしょうか。
実は、頑張っても勉強が伸びない原因の多くは、間違った復習のやり方にあります。
この記事では、武田塾で実践している「4日進んで2日復習」という勉強法をもとに、参考書を1冊ずつ完璧に仕上げるための正しい復習のやり方を紹介します。
大学受験に向けて勉強を始めた高校生にも、すでに勉強しているが成績に伸び悩んでいる高校生にも役立つ内容です。
武田塾式「4日2日」の復習法とは?勉強のやり方の基本を解説
武田塾の勉強法の基本は「4日進んで2日復習」という1週間のサイクルで参考書を仕上げていくやり方であり、大学受験で成果を出すための土台となる考え方です。
参考書のルートだけを真似している高校生は多いですが、この復習のやり方まで正しく実践できている高校生はごく一部だと言われています。
1週間の勉強スケジュール|4日進んで2日復習する計画の立て方
武田塾では1週間を「4日間の進む日」「2日間の復習する日」「1日のテストする日」の3つに分けて、勉強の計画を組み立てていきます。

たとえば参考書の問題を1日10問ずつ進める場合、月曜日に1〜10番、火曜日に11〜20番というペースで木曜日までに40問を進めるのが基本です。
そして金曜日と土曜日の2日間で1番から40番までをまとめて復習し、日曜日に確認テストを受けるのが1週間の基本的な流れです。
「1週間で7日あるなら70問進められるのでは」と考えてしまいがちですが、武田塾のやり方では進むのは4日間の40問だけにとどめます。
残りの2日間を復習に充てることで、参考書の内容を大学受験で通用する確かな知識として定着させることができるのです。
1日の勉強の正しいやり方|間違えた問題を完璧にする方法
4日2日の復習法で成果を出すためには、月曜日から木曜日までの「進む日」における1日ごとの勉強の質が最も重要になります。
毎日の勉強の中で間違えた問題を完璧にしておかなければ、復習日にいくら時間をかけても効果は薄くなってしまうからです。
間違えた問題を写して終わりにしない
参考書の問題を解いて間違えたとき、解答を赤ペンで写すだけで終わりにしてしまう高校生は非常に多いですが、この勉強のやり方では成績は伸びません。
正しい復習のやり方とは、解説を読んだ後にもう1回自力で解き直し、自分の力だけで正解できるかをその場で確認することです。
赤ペンで写すこと自体は構いませんが、大切なのはその後に手を動かして本当に自分で解けるかどうかを確かめる作業になります。
解説を読んだ直後であっても実際に解き直してみるとできないことはよくあり、式変形の理由や解法の選び方など理解が曖昧な部分が残っているからです。
1日の勉強の流れ|高校生がすぐ実践できる復習のやり方
ここでは具体的な1日の勉強の流れを紹介しますので、大学受験に向けて参考書を使っている高校生はぜひ今日から実践してみてください。
まずその日に割り当てられた10問を解いて採点し、正解した問題はそのまま次に進み、間違えた問題は解説を読んでからもう1回自力で解き直します。

解き直しても正解できない場合は正解できるまで繰り返し、1問ずつ確実に自力で解ける状態にしていくのがポイントです。
10問すべて終わったら、その日に間違えた問題だけをもう一度まとめて解き直し、全問正解できる状態にして1日の勉強を終わらせます。
たとえば2番・5番・7番を間違えたなら、最後にこの3問を改めて解き直して全問正解の状態にしてから終了するという流れです。
「今日やったことは今日のうちに完璧にする」が鉄則
武田塾の勉強法で最も大切な考え方は、今日やった10問を100%自力でできる状態にして1日を終えるということです。
間違えた問題をほったらかしにしたり、解説を読んで終わりにしたり、そもそも採点すらしていなかったりする高校生は少なくありません。
しかし、月曜日の10問を100%にし、火曜日も水曜日も木曜日もそれぞれ100%にするという積み重ねがなければ、復習日に効果的な復習はできません。
大学受験で使う参考書を確実に自分のものにしたい高校生は、まずこの「毎日100%」のやり方を徹底するところから始めてみてください。
復習日の勉強のやり方|5日目・6日目にやるべきこと
4日間で参考書の問題を進めた後の5日目と6日目は復習に集中する日であり、この2日間の過ごし方が大学受験に向けた勉強の定着度を大きく左右します。
ここで手を抜いてしまうと、せっかく4日間かけて完璧にした内容が定着しないまま次の週に進むことになってしまいます。
5日目は初見で間違えた問題を集中的に解き直す
5日目にやるべきことは明確で、4日間の勉強の中で初見で間違えた問題をピックアップし、もう1回手を動かして解き直すことです。

復習というと参考書をパラパラ見返すだけで済ませてしまう高校生もいますが、武田塾式の復習のやり方では必ず実際に問題を解いて定着を確認します。
たとえば4日間で1日あたり3問ずつ間違えていた場合、合計12問が解き直しの対象となりますが、実際に解いてみると半分程度しか正解できないことも珍しくありません。
間違えた問題は再度解説を読み直して自力で正解できるまで繰り返し、5日目が終わる時点で1番から40番まで全問解ける状態にすることが目標です。
6日目は定着の仕上げ|参考書の内容を完璧にする日
5日目に完璧にしたつもりでも、うっかり忘れてしまう問題や理解が甘い部分は残っており、6日目の時点での正答率は8割程度になることが多いです。

ここでも間違えた問題はその場ですぐに解き直し、完璧な状態に仕上げることで参考書の内容を確実に定着させていきましょう。
5日目に比べると6日目は負担が軽くなるため、余裕があれば初見で正解したものの時間がかかった問題にも取り組むのがおすすめです。
このように武田塾式の勉強法では、4日間で1周目、5日目に2周目、6日目に3周目と1週間で同じ範囲を3周する復習のやり方で参考書を仕上げます。
7日目は確認テストで仕上がりをチェック
1週間の最後となる7日目は、その週に勉強した範囲の確認テストを行い、参考書の内容がどれだけ定着しているかをチェックします。

武田塾では実際に教室でテストを受ける形式をとっており、正しいやり方で復習を重ねてきた高校生であればほぼ満点を取れる状態になっているはずです。
確認テストの合格ラインは8割ですが、大学受験を目指すなら参考書を完璧にする意識で満点を目指して勉強を仕上げてくることが求められます。
高校生が復習の効果を実感するには「しつこさ」が必要
「1週間で3回も同じ範囲を繰り返す必要があるのか」と疑問に感じる高校生もいるかもしれませんが、1回解いただけで参考書の内容をすべて覚えていられる人はほとんどいません。
エビングハウスの忘却曲線でも証明されているように人間の記憶は繰り返すことで定着するものであり、大学受験で伸び悩んでいる高校生の多くは復習の「しつこさ」が足りていないのです。
4日2日の復習法を徹底していても3ヶ月や半年が経てば抜けてしまう問題は出てくるため、しつこく繰り返す勉強のやり方が大学受験では欠かせません。

英単語の暗記でも同じことが言え、「自分は覚えられない」と思い込んでいる高校生ほどこの復習法を試せば着実に覚えていけることを実感できるでしょう。
武田塾で大学受験を経験した卒業生の中でも、この復習のやり方が最も効果的だったと語る人は多く、参考書を完璧にする勉強法の核となる部分です。
武田塾式の復習のやり方とは?参考書を完璧にする勉強方法を解説|まとめ
この記事では、武田塾式の「4日進んで2日復習」という勉強法をもとに、参考書を完璧にするための正しい復習のやり方を紹介しました。
1週間の計画の立て方から、間違えた問題を自力で解き直す日々の勉強法、5日目・6日目の復習日の過ごし方、7日目の確認テストまでが一連のサイクルです。
大学受験で成績が伸び悩んでいる高校生は、まず今日の勉強から「間違えた問題を自力で解き直す」というやり方を取り入れてみてください。
武田塾の無料受験相談では、一人ひとりに合った参考書の進め方や復習の計画についてプロの講師に相談することができます。






