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頭の良さは遺伝する?勉強しても成績が伸びない時の対処法

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いくら勉強していても成績が伸びなかったり、そもそも勉強に苦手意識があるという人は少なくないですよね。

頭の良さは遺伝するからと両親のせいにしていたり、元々頭が良くないから仕方ないと諦めてしまっていませんか?

この記事では、成績が悪かったり伸びないことと遺伝の関係性や、成績が伸びない時の対処法をご紹介します。

勉強に悩みを抱えている方はぜひ最後までご覧ください。

成績の悪さは遺伝のせい?

成績が伸びなかったり、自分のことを元から頭が良くないと感じていると、何かのせいにしたくなりますよね。

そんな時、「頭の良さは遺伝する」という言葉に安心していませんか?

確かに頭の良さと遺伝には全く関係がないわけではありませんが、遺伝で全てが決まっているわけではありません

特に学習という点においては、遺伝よりも大切な要素がたくさんあるのです。

頭の良さは親の遺伝?について徹底解説!

では、実際に頭の良さは遺伝するという噂について詳しくご説明します。

両親が勉強が不得意であるから自分もダメなんだと諦めるのではなく、どういった点で頭の良さと遺伝が関係していて、どのようにすれば遺伝と関係のない要素で頭をよくすることができるのかを知りましょう。

頭の良さは遺伝が5割!?

実は頭の良さは遺伝が5割だと言われています。

5割と聞くとほとんどが遺伝だと感じる人も多いかもしれませんが、それ以上に育った環境や個人の努力といった点も十分に学力に影響するのです。

たとえ同じ遺伝子を持っていたとしても、育ってきた環境によってその遺伝要素が発現しない場合もあります

つまり、頭の良さは遺伝よりも環境の方が影響を与えやすいということです。

「知能は母親から遺伝する」は本当?

また巷では、「知能は母親から遺伝する」という噂が広まっています。

知能に関わる遺伝子はX染色体に含まれているため、そのような噂が広まるようになりましたが、実際の研究では母親の知能と子供の知能の遺伝には関係がないと言われています。

しかし、賢い母親の子供は賢いというのはあながち間違いではありません。

先ほど、遺伝よりも環境の方が知能に与える影響があるというように説明しましたが、これまでの慣習では女性、つまり母親の方が子供と過ごす時間が長いのが当たり前でした。

そのため、母親の知能が高ければ、家庭での学習や本に囲まれた環境、親と話す内容など、共に過ごす環境が子供の能力を伸ばすことも考えられるため、このような噂が広まったとも考えられます。

脳の成長過程と遺伝の関係

最後に脳の成長過程と頭の良さの遺伝について解説します。

脳の中で最初に発達し始めるのが、視覚を担う後頭葉と聴覚を担う側頭葉と言われる部分です。

生まれてから数年で発達し、かなり早い段階で大人と同じレベルまで成長するため、視力や聴力といった部分は親から遺伝する要素が強いです。

次に、3歳ごろから本格的に発達を始める頭頂葉と言われる触感と体の動きを担う部分が成長し、最後に思考や感情・理性を担う前頭葉が発達します。

その中でも、勉強に直結すると言われているのは前頭前野と言われる部分です。

前頭前野は発達のピークが思春期〜20代頃と脳の中で最後に発達する部分で遺伝とはあまり関係なく、長い時間をかけて発達させていく部分になります。

ここからわかるのが単に親の知能や家庭環境といった部分ではなく、学校や習い事といった環境も学力の発達に十分影響を及ぼすということです。

成績が伸びない時の対処法

学力が遺伝でないのなら、長時間勉強しても成績が伸びないのはなぜなのでしょうか。

ここでは努力をしているのになかなか成績に結びつかないといった悩みを抱えている時の対処法をご紹介します。

対処法|①基礎を見直す

1つ目の対処法は基礎を見直してみるということです。

目の前の課題に囚われて基礎を疎かにしていませんか?

自分がどこでつまずいているのかをしっかりと把握し、改めて基礎的な部分を見直すことで、簡単に成績が上がることは珍しいことではありません。

もし基礎でつまずいているのなら、英語や古文・漢文であれば単語の意味や文法、数学であれば公式など基礎を固めることを重視しましょう。

対処法|②定着率に注目

成績が伸びない理由として考えられる原因の1つに定着率の悪さが挙げられます。

学校や塾で受けた授業を受けっぱなしで終わらせていませんか?

受けっぱなしで終わっていると、しっかりと理解した気になっていても数日後にテストしてみると理解度が低かったり、長期的な記憶として定着せず、成績にはつながりません。

受けた授業はしっかりと復習をして記憶に定着させることが大切です。

また、様々な参考書に手を出して全てが中途半端になっていませんか?

今使っている参考書の中から抜き打ちでテストされても正答率が半分以下というのであれば、1冊の参考書を完璧に仕上げるということに重点をおきましょう。

対処法|③基準を高める

3つ目は2つ目の定着率にも関わるのですが、やった基準を高めるということです。

勉強をしたといっても、実際にはただ問題のパターンや解答を暗記しただけになっていませんか?

実際に解いた問題数は少なくても、しっかりと解法を理解していたり、間違えたポイントを完璧にしているかどうかで同じ勉強時間でも成績は変わります。

参考書1冊を完璧にするのも単に同じ問題を解けるようにする、端から端までただの丸暗記ということではなく、問題が初見でも入試で解けるレベルにすることです。

問題を見た時にどの解法を使うのかがわかり、自分で式を作り解答を記述できたり、根拠を持って正しい選択肢を選べるというというのが完璧な状態であると言えます。

頭の良さは遺伝する?|まとめ

今回は頭の良さと遺伝の関係、成績が伸びない時の対処法についてご紹介しました。

頭の良さは完全に親から遺伝するわけではなく、努力次第でなんとでもなります

正しい方向性、正しい理解を軸に勉強をすることで、成績を上げることは可能です。

もし自分1人での勉強に難しさを感じているのであれば、武田塾の無料受験相談を利用してみませんか?

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