共通テストの物理基礎はどのように勉強していけばいいのでしょうか。
そこで、今回は共通テスト物理基礎の特徴や勉強法、おすすめ参考書等をご紹介します。
共通テストの物理基礎を選択する人は参考にしてみてください。
共通テスト物理基礎の特徴
共通テスト物理基礎にはどのような特徴があるのでしょうか。
ここからは、共通テスト物理基礎の特徴を3つ紹介します。
共通テストの対策を始めようとしている方はぜひ参考にしてみてください。
資料問題や図版問題が多い
共通テスト物理基礎の特徴1つ目は、資料問題や図版問題が多いという点です。
資料や図をみて答える問題が多いので、単に知識をそのまま問われるということが少ないです。
そのため、問題形式に慣れるためにもたくさん過去問演習をすることが求められるでしょう。
問題文が長い
共通テスト物理基礎の特徴2つ目は問題文が長いという点です。
物理基礎は他の理科基礎科目と合わせて60分以内に解かなければいけません。
そのため、長い問題文の中から短い時間で必要な情報を拾う読解力が必要となるでしょう。
思考力を問われる
共通テスト物理基礎の特徴3つ目は思考力を問われる問題が多いという点です。
純粋に暗記して答えられる問題が少なくなってきているので、十分な対策が求められます。
文章を読んで知識を応用する力を日頃から養うようにしましょう。
共通テスト物理基礎の勉強法
共通テスト物理基礎の勉強をしようと思っているけれど何から手を付けていいかわからないという方もいるのではないでしょうか。
そこで、ここからは共通テスト物理基礎の勉強法を3つご紹介します。
物理基礎の勉強方法が知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
1冊の参考書を完璧にする
共通テスト物理基礎の勉強法1つ目は1冊の参考書を完璧にするという点です。
この参考書は自分で買ったものでも学校で配布されたものでもどちらでも構いません。
「この1冊を完璧にする」と1冊を決めてそれを繰り返して取り組むことで完璧にすることが重要です。
実験の方法を覚える
共通テスト物理基礎の勉強法2つ目は実験の方法を覚えるという点です。
物理基礎の難易度はそこまで高くないので、実際に実験できなくても実験の方法を覚えるだけで十分です。
入試に出てきたときに備えて実験器具や実験データの取り扱いなど実験の方法を覚えておきましょう。
公式や法則を覚える
共通テスト物理基礎の勉強法3つ目は、公式や法則を覚えるという点です。
物理基礎は教科書レベルの基本的な公式や法則が理解できていれば十分に解くことができます。
そのため、基本的な部分を疎かにせず、地道に高力也法則を覚えていきましょう。
共通テスト物理基礎はいつから勉強し始めればいい?
共通テスト物理基礎は、遅くても高校3年生の10月頃から勉強し始めましょう。
共通テストの物理基礎は教科書の基本的な部分を網羅できれば解くことができます。
細かい部分を覚えすぎないことに気を付けて、効率的に勉強時始めましょう。
共通テスト物理基礎のおすすめ参考書
共通テスト物理基礎を勉強していくには参考書を使って学習が有効的です。
ここからは共通テスト物理基礎の対策に最適な参考書を5冊ご紹介します。
何から手を付けていいかわからない人はぜひ参考にしてみてください。
高校これでわかる物理基礎

【特徴】
教科書に近い形で説明がされている参考書です。
図やイラストも多くわかりやすいです。
章末問題がついているので、こちらを他の問題集とセットで解いておきましょう。
【使い方】
講義部分を重要語句に注意しながら読み進めていきましょう。
重要なのは一度で全て覚えようとするのではなく、何度も読んで完璧にしていくことです。
各章末に付いている「定期テスト予想問題」を利用してアウトプットし、知識の確認を行いましょう。
短期攻略大学入学共通テスト物理基礎

【特徴】
共通テスト形式の問題を集めた問題集。
問題ごとの難易度はかなり高いため、共通テストに挑めるレベルの実力が必要です。
一通り知識を身に着けたうえで、共通テスト向けに調整するために解くのがよいでしょう。
【使い方】
全部で99題収録されているので、1日3題ずつ解いていくと1ヶ月で終了することができます。
問題ごとに所要時間が書いてあるのでその時間内に解けるように測りながら解いていきましょう。
間違えた問題は解説を読みながらどのように考えれば正解できたかを確認しながら進めることをおすすめします。
マーク式基礎問題集 物理基礎

【特徴】
難易度は共通テストの標準的な難易度に近いため、過去問が一通り終わったらまず最初に解いておきましょう。
過去問をそのまま使うことやりにくいうえ、新課程の問題集がまだ充実していない分、これらの実戦問題集のやりこみが非常に重要です。
どういった出題形式が予測されているのかも実戦問題集を通して学んでおきましょう。
【使い方】
まずは前から順番に解いていきましょう。
解いている時は時間を測りながら本番を想定した環境で解くことをおすすめします。
間違えた問題は解説をよく読み、間違えた原因を探るように復習しましょう。
きめる!共通テスト物理基礎

【特徴】
「きめる!共通テスト物理基礎」は共通テストレベルの物理基礎を攻略することができる講義系参考書です。
講義部分は必要最低限に絞り込まれているので効率的に学んでいくことができます。
章末には共通テスト対策問題が付いているので知識のアウトプットもすることができるでしょう。
【使い方】
まずは巻頭についている共通テストの特徴と対策を読みましょう。
続いて講義部分を読み、物理基礎の問題を解くコツを身につけます。
章末についている共通テスト対策問題を解いてみて、自分の実力を把握しながら進めましょう。
共通テスト過去問研究 物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎

【特徴】
理科の基礎科目における共通テストの本試験の過去問を各5回分ずつ収録している問題集です。
実際の過去問を収録しているので限りなく本番に近い環境で解くことをおすすめします。
解説が充実しているので間違えても安心です。
【使い方】
まずは自分の使用する科目を解いてみましょう。
過去問なので実際の試験日と同じ時間に解いたり、制限時間を設けたりして解くと良いです。
完璧になるまで何度も繰り返し解いて、本番に向けて準備していきましょう。
共通テスト物理基礎の注意点
共通テスト物理基礎には注意するべき点があります。
それは、暗記問題が減ってきているという点と時間配分に気を付けるという点です。
ここからは、それらの注意点についてそれぞれ解説していくのでぜひ参考にしてみてください。
暗記問題が減ってきている
共通テスト物理基礎の注意点1つ目は暗記問題が減ってきているという点です。
共通テスト物理基礎では資料問題や図版問題などが多く出題され、思考力が問われます。
そのため、知識をただ暗記しただけで解ける問題が非常に少なくなっています。
演習量を増やして知識を応用させる力をつける必要があるでしょう。
時間配分に気を付ける
共通テスト物理基礎の注意点2つ目は時間配分に気を付けるという点です。
共通テストの物理基礎は他の理科基礎科目と2つ合わせて60分以内で解かなければなりません。
そのため、時間配分を間違えると全ての問題を解ききることができないという事態になってしまう可能性があります。
時間配分する練習も日頃から行っておきましょう。
共通テスト物理基礎の参考書と大まかな勉強法|まとめ
今回、共通テスト物理基礎の特徴や勉強法、おすすめ参考書についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
共通テスト物理基礎には資料問題や図版問題が多い、問題文が長い、思考力が問われるという点が特徴として挙げられます。
そして、勉強法としては1冊の参考書を完璧にすること、実験の方法を覚えること、公式や法則を覚えることをすると良いでしょう。
共通テスト物理基礎の対策をして、点数を上げていきましょう。